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北海道駒ヶ岳(2003年4月27日放送)

北海道の南部、渡島半島は本州に近く北海道でも独特の自然が広がっています。とりわけ駒ヶ岳(1131m)は、いち早く春が訪れる場所です。4月、まだ雪解け前の駒ヶ岳山麓では、木の根本から雪解けが始まりエゾリスなど動物たちが活発に動き回り、水辺でザリガニやサンショウウオが目ざめます。そして森の地肌がのぞき、フクジュソウの花が咲くころ野鳥たちは恋の季節を迎えます。そこには、山麓の一足早い春のにぎわいがあります。

番組では北海道を代表する火山「駒ヶ岳」山麓ならではの春の営みを描き出す。

番組内容

北海道駒ヶ岳。今も活動を続ける火山です。

山の上には火口が並びます。ところどころで水蒸気を吹き出しています。

噴火はたびたび森を襲ったため、ほとんどは10Mにも満たない若い木々です。

シジュウカラです。森には食べ物となる木の実や昆虫が豊富です。

冬眠しないエゾリスにとっても春は待ちわびていた季節です。

フクジュソウです。山麓は春の色に包まれます。

情報

語り 館野 直光 アナウンサー(NHK北海道ビジョン)
取材地 七飯町、森町、砂原町、鹿部町(4町) ※大沼国定公園内
取材時期 平成15年4月1日〜10日
交通手段 JR函館本線 大沼公園駅
※ 国定公園内の情報は、駅前の「大沼国際交流プラザ」(観光協会)にて入手可能
函館空港から大沼連絡バス運行(60分)
より詳細な情報の入手先 ☆大沼国定公園情報 大沼観光協会(大沼国際交流プラザ内)
電話 0138‐67‐3020
☆参考図書 「大沼国定公園 大沼」 新・美しい自然公園17 (財)自然公園美化管理財団
☆「道南の自然を歩く」 北海道大学図書刊行会
登場する風景
  • 駒ヶ岳(1131M)
    木曽駒、甲斐駒、会津駒など全国各地に「駒ヶ岳」の名のつく名峰のひとつ。 今も活動が続く活火山。3万年前に現在の火山の形が出来ました。江戸時代の寛永(1640)以来度々噴火を繰り返し、最近でも度々、小噴火があります。入山はこの数年、厳しく制限されています。
  • 「根回り穴」
     木の根本の雪がとける現象。暖かい日差しが木の幹を伝わり雪解けをすすめること
登場する動物
  • ニホンザリガニ
    在来種のザリガニとしてはこの1種のみ。アメリカザリガニに比べ小型。清流の低温域にしか生息出来ない。本州では東北にも生息するが、河川工事などで水質が変わると全滅する。そのため本州では、ほとんどその姿が見られない。
  • エゾサンショウウオ
    北海道では釧路湿原のキタサンショウウオとともに固有種。沢水の流れ込む沼など静水域でみられる。オトナになるまでに2〜3年かかり、毎年4月の雪解けを待って産卵に入る。
  • アカゲラ
    北海道で多く見られるキツツキの仲間。木を連打するドラミングと呼ばれる行動は、雪解けまえから春にかけて頻繁に見られる。オスの場合、縄張りの主張と求愛の2点の意味合いがある。
  • その他
    (野鳥・動物)シジュウカラ ハシブトカラ コゲラ アトリ ヒバリ エゾリス (植物)エゾノバッコヤナギ フクジュソウ ミズバショウ

取材日記


 3月の駒ヶ岳。雪解け前でまだ真っ白です。

 番組には出なかった山ろくの絶景も沢山あるんです。

 毎日、朝日を見つめて感慨にふける函館局の カメラマンです。
北海道南部の渡島半島をご存じでしょうか。北海道のエビの尻尾みたいな場所です。函館から車で40分も走ればトンネルを抜けた先に「駒ヶ岳」が迎えてくれます。
取材に入った4月1日は、ようやく雪解けがはじまった頃でした。景勝地で有名な大沼、小沼も氷に覆われ、春の気配も少ない状態でした。私たちの期待していたのは「春もみじ」と呼ばれる木々の若葉が山肌を染める現象です。残念ながら時期が早すぎました。でも、番組では十分に春の気配を楽しんで頂けると思います。そして、ご覧頂いた後、グット・タイミングで新緑が出始めるでしょう。駒ヶ岳山麓の森を散策してみては如何でしょうか?もしかすると幸せの青い鳥「オオルリ」に出会えるかもしれません。

追伸:駒ヶ岳が活火山だということをお忘れなく。登山は規制中ですので、柵を乗り越えて危ない行動をしないように注意して下さい。
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