生きものが集う菊の畑 (2016年 3月14日(月)放送  青森県 南部町)

青森・岩手の県境に近い南部町。江戸時代から続く食用菊の産地だ。菊の花は11月の初霜の頃に咲くため、人々は山の斜面の森にパッチ状の畑を作り、菊を育ててきた。斜面は冷気が滞留せず霜が降りにくい上、森が寒さから花を守るからだ。農薬を使わない食用菊の畑は昆虫が多く、それを糧に周辺の森から野鳥も集まる。菊畑は、晩秋の森に生まれる花と命の絶景だ。家々では色鮮やかな黄色い花を伝統の菊巻きや天ぷらなどで味わう。

「里山 色とカタチ」取材で見つけた、里山の古くて新しいデザインやグッズを紹介しています。