いぶりがっこ作りが育てる森 (2016年 2月22日(月)放送  秋田県 横手市)

奥羽山脈の麓、横手市山内(さんない)地域は大根を煙でいぶして漬ける「いぶりがっこ」作りが盛んだ。いぶすのに使う薪はミズナラやコナラなどの広葉樹。農家は裏山でミズナラなどを伐っては育てながら利用してきた。常に人が入り、明るく開けた森は野生動物と人の境界線。見通しがいい空間を動物が毛嫌いするからだ。こうして人と生きものが共存してきた。いぶり小屋の煙が立ち始める晩秋、ツキノワグマが森の奥へ消えていく。

「里山 色とカタチ」取材で見つけた、里山の古くて新しいデザインやグッズを紹介しています。