命を支えるヒガンバナの棚田 (2016年 1月25日(月)放送  福岡県 八女市)

八女市の山あいの急斜面に階段状に築かれた棚田がある。この一帯は斜面の至る所で水が湧いているため、棚田には巧妙に水を制御する知恵がある。人々は大きな石を積んで棚が崩れるのを防ぎ、田の中にも細い水路を施して排水してきた。この水路はカエルやトンボが産卵し、収穫前に田の水が抜かれた後も生き物の格好の棲みかになる。一方、この地方を豪雨が襲い山が崩れた時も、棚田が土石流を受け止め、下の集落は災害から守られた。

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