漁師が守るワカメの森 (2015年 3月9日(月)放送  福井県 越前町)

越前岬左右(そう)地区は、三方を断崖に囲まれた入り江の集落。春から夏にかけて浜のすぐ前の磯ではワカメ漁が行われる。晴れた日は毎日、漁が行われ浜は干しワカメで覆われる。それでもワカメが絶えないのは、人々がワカメの根を残して刈るからだ。海の中では毎年再生されるワカメが森を作り、そこには多くの魚や貝が生息する。そして冬、ワカメの季節が終わると、集落裏の断崖には漁師たちの冬の糧となるスイセンが咲き誇る。

里山 季節のことば

「東風(こち)」

春が近づくと北風が止み、東風が吹くことがあります。
「東風」はそんな春の気配を現す言葉です。
「薫風」は新緑の木々を吹く風。夏の到来を感じます。風は細やかに季節感を伝えてくれます。