霧がうるおす 野沢菜の里 (2014年 1月27日(月)放送  長野県野沢温泉村(のざわおんせんむら))

長野県北部の湯治場、野沢温泉村の名物は野沢菜。高さ1m近くまで成長する菜の花の仲間だ。その味の秘訣は近くの山がもたらす朝霧だ。秋が深まり、千曲川から生まれる朝霧を山がせき止め、麓で育つ野沢菜を程よく湿らせて柔らかくするという。人々は水を生む山に神を奉り、森を大切にしてきた。毎年秋には、森の中の滝を登り、その途中にある祠に祈りを捧げる。その森にはブナの巨木が残され、様々な野鳥がすんでいる。