大地を守るアテの森 (2013年 12月3日(火)放送  石川県輪島市)

石川県能登半島には漆器や建物の材料になるアテ(ヒノキアスナロ)の美林が広がる。この森では大小2本の木が親子の様に寄り添って育てられている。これは、「取り木」という栽培方法。親になる木の枝を曲げ、その途中を地面に埋めると、そこから根が出て、枝は子供の木になって育つ。親木を伐って、次は子木が親になる。この方法を繰り返せば山は丸裸にならず、表土の流出や崩壊を防ぐことができるのだ。またアテは生育が遅いので、人々はこまめに枝を伐り、光を入れる。明るい植林地には野花が咲き、多くの昆虫や野鳥などがすんでいる。