緑の繭が生まれる森 (2013年 11月4日(月)放送  群馬県 中之条町(なかのじょうまち))

棚田や畑、雑木林や草原など多様な環境が残る中之条町は日本有数のチョウやガの宝庫。自然林にすむヤママユというガの繭から絹糸を採る「天蚕」農家も残っている。ヤママユの幼虫はクヌギの若葉しか食べない。農家はクヌギの林を育て、枝打ちや萌芽更新などの手入れで頻繁に若葉を芽吹かせ、エメラルドグリーンに輝く繭を集めている。そんな雑木林は、甲虫たちの住み家でもある。初夏、幼虫が活動を終え、繭が完成するころ、雑木林のあちこちでクワガタやカブトムシが誕生する。