ケリが巣立つ田んぼ (2013年 10月21日(月)  福井県鯖江市(さばえし))

伝統的な集落と水田や小川・鎮守の森がセットになった里山、鯖江市川和田地区。春、水が張られた田んぼ中は賑やかだ。オシドリが集まって求愛を繰り返し、けたたましく鳴くケリがマウンド状の巣を作って抱卵を始める。田植えが始めると、オシドリは鎮守の古木の洞に移って繁殖するが、気性の荒いケリは居座り続け、農家の頭上すれすれに急降下して威嚇。農家は苦笑しながらわざわざ巣を丸く迂回して苗を植える。昔から続く心遣いだ。そして、田植えの数日後、ヒナが産まれ、田んぼの中を賑やかな親鳥と歩き回る。