桃源郷になった畑 (2012年 3月13日(火) ※アンコール放送  徳島県上勝町)

徳島県のほぼ中央部にある上勝町。町を囲む山の斜面にはモミジや桜など様々な木々が植えられている。これらの木の葉や花は料理を彩る「つまもの」として全国に出荷され、町の特産品になっている。谷筋や山の頂など土地に合った種類の木々が植えられ、地元のお年寄りの知恵を活かして手入れをしながら育ててきたものだ。春、木々はいっせいに色とりどりの花を咲かせ、桃源郷を思わせる絶景が出現する。

里山 季節のことば

「紅葉鳥(もみじどり)」

紅葉鳥とは鳥ではなく鹿のこと。紅葉が鮮やかな晩秋、森に響くオス鹿の求愛の声が鳥の声のように聞えることから和歌の世界などで使われた言葉です。紅葉と鹿の組み合わせは古くから日本の秋の情景だったのです。