コウホネの花咲く小川 (2012年 1月13日(金)  宮崎県延岡市)

宮崎県北部の延岡市北川町。山と川に挟まれた狭い土地に水田が広がる。その水源になっているのが田んぼに隣接する湿地。人々は年に2回「溝さらい」と呼ばれる湿地の草刈りを行い、環境を守ってきた。湿原はトンボやゲンゴロウ、サワガニなど様々な生き物の宝庫。湿原の中を流れる小川には今では絶滅が心配される貴重な湿原の植物「オグラコウホネ」の大群落があり、夏、花が咲き乱れる。

里山 季節のことば

「虫時雨(むししぐれ)」

秋の季語です。耳をすますと何種類もの虫の音が聞えることがあります。「時雨(しぐれ)」とは通り雨のこと。絶え間なく聞える虫の音(ね)を通り雨「時雨」のようだと表現したのが「虫時雨」です。里山ならではの秋の音です。