漁師たちが守る森 (2012年 1月12日(木)  三重県紀北町)

豊かな漁場に恵まれた三重県南部の紀北町。アジやサバ、ブリと海の幸が絶えない。そうした漁場を育むのは、漁師たちが神を祀って伐採を禁じてきた山の深い森だ。この辺りは日本有数の多雨地帯。深い森に降った雨は山の栄養分を海へと運び込み、豊かな藻場や漁場を育んでいる。森の清らかな水と海水が混じりあう汽水域では、海の魚と川の魚が共に泳ぐ光景が見られる。

里山 季節のことば

「雨」

雨は天から降ってくることから天津水(あまつみず)、天水(あまみず)から転じたと言われています。ふいに降ってやむ「俄雨(にわかあめ)」は夏の季語。途切れ途切れに降り続ける「時雨(しぐれ)」は冬の季語。里山の季節感を感じられる言葉です。