カブトムシを育む雑木林 (2011年 12月29日(木)  埼玉県三芳町)

埼玉県三芳町の郊外に江戸時代に開発された里山集落が残っている。街道沿いに農地が細長く区割りされ、屋敷、畑、そして雑木林が整然と続く。農家は今も雑木林で落ち葉を集め、2年かけて作った堆肥をサツマイモ畑に蒔く。その時、堆肥から出てくるのは大量のカブトムシの幼虫だ。農家は幼虫を拾い集め雑木林に戻すと、翌年、成虫となって再び新しい命を育んでいく。

里山 季節のことば

「朝霧」

朝霧は秋の季語。明け方の霧は春にも見られる光景ですが、春は、「朝霞」と呼び分けます。秋の冷え込みを感じさせる霧、春のぬくもりを予感させる霞。日本人の細やかな季節感がこめられています。