満天星とホタルの棚田 (2011年 12月28日(水)  岡山県井原市)

中国山地の山間・井原市美星町(びせいちょう)は清流と昔ながらの水田が残る里山だ。昔から流れ星を神社に祀ってきたこの里の人々は、光を規制する条例を作って夜の闇と美しい星空を守っている。その結果、美星町は清流を好み、光でコミュニケージョンするホタルの楽園になっている。6月、谷筋の棚田には、満天の星空のもと地上の星たちホタルが瞬く絶景が現れる。

里山 季節のことば

「ほたる」

ほたるは火が垂れるとも、星が垂れるとも表現されました。平安貴族は恋焦がれる思いを「恋の蛍」と詠み、江戸時代には「ホタル売り」という商売もありました。ホタルを愛でる習慣は日本ならではの風流なたしなみです。