このページではJavaScriptを使用しています。

BSプレミアム「ニッポンの里山」のミニコーナー「里山 色とカタチ」は、取材で見つけた、里山の古くて新しいデザインやグッズを紹介しています。

「木版画の絵はがき」

絵はがきは、機械で印刷された物がほとんどですが、京都の工房では和紙に手摺りで仕上げています。紙をこするバレンの材料は竹の皮。版木には無垢のサクラ。自然由来の道具や材料が柔らかな色や風合いを醸し出します。

「ハット型の熊鈴」

山歩きに使う熊よけの鈴を帽子の形にしました。英語で帽子は「ハット」。熊が「ハッと」するようにと、この名がついたとか。音が出ないようにもできるので、ずっとつけていられます。山に行きたくなるおしゃれなデザインです。

「アダンのバッグ」

沖縄県ではよく見られる南国の植物アダン。その根の繊維で編んだバッグです。かつては縄やかごに利用してきたアダンの繊維は軽くて丈夫。自然の恵みを上手に利用する西表島の知恵が生かされています。

「クルミのアクセサリー」

堅くて丈夫な国産のクルミの木で作りました。クルミの木目や風合いを生かし、柿渋や蜜蝋を塗って仕上げています。里山の素材や技が詰まった素敵なデザイン。身につけると森へ行ってみたくなるような色とカタチです。

「神楽の笛」

広島県は収穫などに感謝して舞う神楽が盛んです。その時に使う小道具はすべて手作り。笛も地元の竹が材料です。指をかける穴が6つある神楽用の竹笛。見ていると、にぎやかな祭り囃子が聞こえてきそうです。

「押し花御朱印」

長岡京にあるお寺では、境内に咲く季節の花を押し花にして、御朱印に添えています。初夏はアジサイ。花が時と共に色あせる儚さを通して命のありがたさを感じてもらいたい。そんな住職の願いが込められています。

「しめ飾り」

神聖な場所を表す「しめ縄」に、縁起物などを添えた飾りです。地域や時代によって形や使い方は様々ですが、現代の生活に合うデザインも生まれています。季節を問わずに飾るのも清々しい気分になって素敵ですね。

「日田杉のミュール下駄」

地元で採れる杉を使い、現代風にアレンジしました。美しい木目を活かしたユニークなデザインが、若い女性に人気です。軽くて肌ざわりもさわやか。足元に里山を感じながら歩くのも素敵ですね。

「高千穂のどぶろく」

神聖な山から生まれる名水とその水が育んだお米、そして山の麹がやさしい味わいのどぶろくに姿を変えます。ひと口飲むと、高千穂の風や神楽の笛の音がイメージできそうなふるさとの恵みです。

「キジ馬」

人吉の郷土のおもちゃです。その昔、落ち延びてきた平家の一族が作り始めたものと言われます。頭に描かれた「大(だい)」の文字は、彼らが都の大文字(だいもんじ)の送り火を偲んで刻んだものとも。素朴さの中に、どこか京の華やかさも感じさせます。

「富山のかまぼこ」

富山ではかまぼこがよく食べられますが、富山のかまぼこは板に乗せず、昆布で巻かれているのが特徴です。こちらは名物「細工かまぼこ」。結婚式の引き出物に使われます。富山ではこれを切ってお裾分けする習わしがありますが、最近は手軽に配れるように小さな細工かまぼこの詰め合わせも人気です。

「シダ文様の一筆箋(いっぴつせん)」

大きく葉を広げて伸びるシダの葉をデザインした、伝統柄の「シダ文様」です。シダは生命力の強さから、長寿や家の繁栄を表す、めでたい植物とされてきました。この一筆箋を使えば、晴れやかな気持ちも伝わりそうです。

「秋の干菓子」

砂糖や穀物の粉などで作る干菓子。これは秋のイメージでアレンジした「吹き寄せ」です。銀杏や落ち葉などが風に集められた風情をお菓子で表現しています。お茶の席などを彩る素敵な色とカタチです。

「秩父のウイスキー」

秩父はウイスキーの里としても知られるようになりました。原材料から樽作りまで秩父産にこだわっています。ラベルはミズナラの葉っぱ、キャップにはどんぐり。口に含むとふくよかな香りとともに秩父の森がイメージできそうですね。

「初夏の干菓子」

干菓子は、もち米の粉や砂糖の一種、和三盆などを型に入れて作られます。その色や形には四季折々の情景が用いられてきました。これは初夏の清流。その味だけではなく、涼しげな風情も楽しむことができます。

「桜の干菓子」

乾燥した米粉や砂糖などで作られた干菓子。季節を感じさせる様々な形があります。サクラもそのひとつ。自然を愛でながら四季を楽しむニッポン人ならではの趣が伝わってきます。

「ラベンダーのドライフラワー」

夏を彩ったラベンダーは乾燥させて、おしゃれなリースや、香りを楽しむアレンジメントになります。花が艶やかな品種"濃紫早咲(のうしはやざき)"と、香りの良い“おかむらさき”。リビングに北の大地の彩りを運んでくれる、里山からの贈り物です。

「花手箱(はなてばこ)」

熊本県人吉地方に伝わる椿の花の絵で彩られた木製の箱です。女の子が髪飾りやアクセサリーなどをしまう箱として、親しまれてきました。最近では、文具なども入る大きなものも登場し、使い方もいろいろ。全国の若い女性たちにも人気が広がっています。

「お米のクレヨン」

お米からクレヨンが生まれました。石油などを使わず、米ぬかから取れる油でできています。安全性の高い顔料を加えて作ったクレヨン。誤って子どもが口に入れてもこれなら安心です。親子でカラフルな時間を楽しめそうですね。

「果樹で作る器」

山形県はフルーツ王国としても知られています。その果樹の老木を利用した器です。役目を終えた果物の木を農家から集め、寄木にします。裏側には果物の名前も刻まれています。木を大切にする気持ちが伝わってくる器です。

「会津塗のマグカップ」

会津に伝わる漆器の技術を使って軽くて丈夫なアウトドア用のマグカップを作りました。漆器は壊れても、金継ぎという技法で修理ができ、100年以上使えます。さて、マグカップをぶら下げてどこへ出かけましょうか。

「茶香炉(ちゃこうろ)」

香りを楽しむ香炉に茶葉を使います。お茶の香りには消臭効果にくわえ、リラックス効果もあります。熱した茶葉の香りと柔らかなろうそくのあかりで、ほっと一息。最近、女性たちに人気の和のアロマテラピーです。

「備前焼の水差し」

焼き物の産地としても知られる備前市では、備前焼の器で保存した水は傷みにくいと言われています。備前焼は目に見えない無数の小さな穴から酸素を取り入れ、水の鮮度を保つとか。そんな伝統の知恵が生きる美しいデザインです。

「秋田の寒天」

寒天の材料は、海藻の一種テングサ。秋田では、様々な食材を寒天で固めます。こちらは秋田の名物、稲庭うどんと漬物・いぶりがっこ。栗やりんごなども寒天で固めれば色彩り鮮やかなお茶請けにも。季節の移り変わりも感じられますね。

「勾玉」

勾玉は古代から伝えられてきた装身具、アクセサリーです。弥生時代の遺跡がある壱岐では博物館で勾玉作りが体験できます。材料は、半透明の柔らかい石。ペンダントにすれば、いにしえの世界へ思いを馳せることができますよ。

「房州うちわ」

質の良い竹がとれる千葉県はうちわの産地。竹をしならせた丸い形と柄の先に広がる半円の格子がらが特徴です。竹を細かく裂いた骨組みはとてもしなやか。里山のそよ風を感じながら涼んでみるのもいいですね。

「シーグラスアート」

「シーグラス」は海に捨てられたガラス瓶のかけらなどが削られてできたもの。それを張り合わせてステンドグラスの様にしました。シーグラスを拾い集めて、砂浜をきれいにしながらアートを楽しむ。茅ヶ崎など、湘南のサーファーたちから始まったと言われています。

「柳細工のバッグ」

兵庫県の北部・但馬(たじま)地方は水が豊か。湿地を好むヤナギが多く自生し、衣装箱の材料として使われてきました。そのヤナギを加工する技術をいかして最近はバッグが作られています。軽さと丈夫さを兼ね備えたナチュラルな風合いが魅力です。

「智頭杉のスツール」

智頭町は杉の産地。その杉で作った椅子です。木目のモザイク模様が素敵ですね。製材の時にでる余った木材を貼り合わせた、寄せ木細工です。サイドテーブルにしても映える、シンプルでおしゃれなデザインです。

「しずくのアクセサリー」

占冠(しむかっぷ)村で作られる木のアクセサリーです。森を育む水のイメージを木で表現しました。こんなネックレスやイヤリングを身につけると、身につけると、爽やかな森の風景に思いが巡ります。晴れた日などに緑の中に出かけてみたくなりますね。

「ゆべし」

ゆべしは柚子(ゆず)風味の羊羹(ようかん)のようなお菓子ですが、能登では柚子そのままのカタチをしています。丸ごと一個、中身をくり抜き、もち米などを詰めて作ります。料理の材料として使われることもあるゆべし。先人の知恵を伝えています。

「草木染めの小物」

国産の生糸を、あきる野に自生する草木で染めました。谷戸田に住むカタツムリをかたどったブローチの染料には、ヨモギやヤシャブシを使っています。里山をイメージさせるこんな優しい色と形だと、身につけて野山に出かけたくなりますね。

「かずら細工」

かずらとは、里山に自生するツル植物。そのしなやかで丈夫なツルで作ったザルやカゴは、最近では部屋の飾りや小物入れとしても人気があります。使い込むほどに風合いを増す自然の素材が、素敵な雰囲気を醸し出します。

「竹の紙」

竹はカゴなどの材料として重宝されてきましたが、最近は利用が減り、放置された竹林が目立ちます。その竹を活用しようと考えられたのが「竹の紙」。なめらかな風合いでインクののりが良いのが特徴です。里山の保全につなげる取り組みです。

「産湯桶」

水に強い木曽の銘木、サワラを活かした産湯桶です。木の香りが穏やかなので、赤ちゃんを刺激しません。成長したら今度はひっくり返して、テーブルや小物入れとして使えます。温もりのある木が、子どもたちに末永く寄り添います。

「竹のカッティングボード」

竹も生命力が強く、増えると厄介な植物。岡山県倉敷市ではその竹の集成材でカッティングボードを作っています。削って丸みが出せるので食器もできます。竹の新しい使い道を考え、里山の風景を守るとりくみです。

「備長炭の風鈴」

音を奏でるのは土佐備長炭。これは風の強い町、四国最南端の高知県大月町(おおつきちょう)で作られました。海沿いの森で育つウバメガシを焼いた炭は、堅くしまって澄んだ音がします。海風に育まれた涼やかな音色です。

「起き上り小法師(こぼし)」

これは、東日本大震災の復興を応援するために岩手県で作られました。もともと起き上がり小法師は、会津地方の郷土玩具。倒れても起き上がる事から縁起物として飾られてきました。身近な所において時々動かすと、元気がもらえそうですね。

「蝶文様(ちょうもんよう)」

古くから「蝶」は、晴れ着などに描かれる人気の柄です。蝶は成長とともに姿を変えることから出世の象徴ともされ、戦国時代の武将も好んで使っていました。「ちょう」という響きは「長寿」につながります。縁起の良い文様です。

「櫨(はじ)染めのストール」

「櫨染め」とは、ハゼノキの染め物。ハゼノキの芯を煮ると、黄色の染料ができます。日本伝統の色として皇室だけに使われていました。調合を変えると、色の変化も楽しめ、今ではストールにも活かされています。

「ほうき」

筑波山麓はホウキ作りの盛んな所。今もホウキが手作りされています。材料はホウキモロコシという植物。しなやかでこしがあり、軽い力で掃けるのが特徴です。市松柄も編み込まれ、若い人にも見直されている美しい道具です。

「竹のおひつ」

大崎市で、夏の間、ご飯を保存するために作られていたのが、通気性の良い竹でできたおひつです。おひつは木でできたものが一般的ですが、こちらは竹。今ではその形から、小物入れとして使う人も増えています。ちょっと素敵ですね。

「そろばん玉の時計」

そろばんをアレンジした時計です。そろばんの材料は、京都の里山でとれる竹と、岩手県産のオノオレカンバという堅いカバノキ。おしゃれで思わず触りたくなるデザインは、子どもが数を覚えるのにもいいですね。

「蚊帳(かや)生地」

昔、寝床に蚊を寄せつけないよう使っていた蚊帳。奈良県はその生産の中心地でした。今では珍しくなりましたが、かわりにその生地で作った雑貨が人気です。特にふきんは吸水性が良く、蚊帳を使ったことのない世代からも重宝されています。

「豆のイヤリング」

北海道で採れた本物の豆を使ったイヤリングです。豆も宝石のようにみえませんか。こちらはあずき。豆をアクセサリーにするなんて楽しいですね。場所や気分にあわせてつければ自然を身近に感じられるかもしれません。

「遊佐刺し子の小物」

刺し子は、東北地方に伝わる手仕事。山仕事に使う衣服を補強するときに施したのが始まりです。庄内地方で作られていたのが遊佐刺し子。作業の安全を願い、女性たちが作った色とかたちが素敵な小物に生まれかわりました。

秋の和菓子「千代見草」

「千代見草」とは菊の別名。「千年の長寿を祈る」という意味を込めた呼び名です。日本の秋を代表する菊の花。練り切りを裏ごしする手法で、里山の花の風情を表現した、秋の和菓子です。

「海のてぬぐい」

宇土市役所と地元のデザイナーが宇土の誇れる風景を手ぬぐいにしました。御輿来海岸の夕日の他にも海苔網やマテ貝などがデザインされています。こんなおしゃれな手ぬぐいなら美しい風景を思い出したり、ふるさとを自慢したりするのに使えますよね。

「春の和菓子(春告草 はるつげぐさ)」

春告草とは、いち早く春の訪れを知らせてくれる梅を表す言葉です。春の和菓子でも、その色や形が表現されてきました。あたたかな日だまりで、こんなお菓子を口にすれば、春の訪れがいっそううれしく感じられそうですね。

「ハチミツの化粧品」

ハチミツや蜂の巣をからとれる蜜ろうを材料にして作られた化粧品です。保湿力や傷の治癒力が高いと言われ、薬としても珍重されてきたハチミツ。自然の素材がお肌を優しく包んでくれそうですね。

「間伐材のクラフト」

放置された杉林の再生に役立てようと作られました。山の手入れで出た間伐材や廃材をレーザーの技術でカットしてパーツにしています。木目を活かしたキノコや生きものたち最新技術を森の活性化に繋げた色とカタチです。

「竹のピクニックバスケット」

材料はまだら模様が特徴の虎斑竹(とらふだけ)。高知県須崎市でしかとれない竹です。竹のバスケットは軽くて丈夫。通気性もいいのでお弁当を入れるにはぴったり。こんな素敵なバスケットでピクニックに出かけるのもおしゃれですね。

「藍で染めたスピ-カ-」

徳島県は藍染めの盛んなところ。その伝統の技を地元の杉と融合させたスピーカーです。本来、布を染める藍を木の染料にする研究を重ねて生まれました。どこにでもありそうで徳島にしかない色とカタチです。

「鹿(しし)踊りの衣装」

鹿踊りは東北に伝わる郷土芸能。「シシ」は森に住む獣のことです。土地ごとに鹿頭のデザインや衣装は様々。自然を敬い踊ります。「獅子舞」とは違う、里山に根付いた色とカタチです。

「虫の草細工」

植物の葉などで作る昆虫です。葉っぱの色が草むらに棲むバッタそっくりです。材料には横浜ではシュロの葉を使いますが地域によってはススキなども使います。これなら虫が苦手な人でも自然に親しむきっかけになりますね。

「クスノキハンガー」

虫よけ効果があるクスノキで作ったハンガーです。樟脳は香水の原料にも使われ、心を穏やかにする効果もあります。しっとりとした肌触りも特徴のクスノキ。とっておきの一着をかけるための贈り物としていかがでしょうか。

「ままごとキッチン」

古くから木工がさかんな小林市の建具屋さんが手がけるおもちゃです。ヒノキそのもののぬくもりのある木目や色あい。そして、ちりばめられた丸いかたちが何ともかわいらしいキッチン。子供たちを料理の世界へといざなってくれます。

「矢羽模様のコースター」

矢羽根は、弓矢につける鷹(たか)などの羽根のこと。矢は的を射るので、矢羽模様は縁起が良いとされてきました。薄い板を張り合わせて矢羽模様を描いたコースター。ほのかに杉の香りがする、柔らかな手触りです。

「ふるさとガイドブック」

近頃、地方の自治体がつくるオシャレなガイドブックが増えています。産山村のものはユーモアあふれる文章やイラストが人気。里山の自然や産物の魅力が伝わってきます。みなさんもお気に入りの1冊を探してみてはいかがですか。

「和紙のランプシェード」

栃木県は古くから和紙の産地。このランプシェードは内側を和紙、外側は和紙の原料となる楮の皮を紐のように使って丸いカタチにしました。里山生まれの和紙があたたかな明かりを灯します。

「お米の石けん」

米を発酵させてお酒を作る技術で作られました。保湿効果のある成分が含まれているので、肌に優しく自然です。休耕田を活用して材料を作るので、里山の風景を守ることにもつながります。

「越前竹人形(えちぜんたけにんぎょう)」

最近、竹の利用が減り、荒れた竹やぶが、里山の厄介者になっています。でもこうして、趣きのあるカタチになると、竹を見直すきっかけにもなりますね。リビングに飾ってもオシャレかも。

「椿の歯固め」

歯が出始めた頃の赤ちゃんが使う「歯固め」を手入れで不要になった椿の木で作りました。椿は、節やささくれがなく滑らか。自然で肌触りも優しいので、お母さんたちが安心して使うことができます。

「竹細工の虫かご」

竹細工の伝統でも知られる静岡。細い竹ひごで作った手のひらに乗るくらいの虫かごです。秋、里山で鳴くスズムシなどをを入れて虫の音を楽しむことができます。大切なものを入れ、おしゃれな飾りにも使えるデザインです。

「赤瓦のコースター」

沖縄の民家で使われる赤瓦の素材で作ったコースターです。吸湿性にすぐれ冷たい飲み物が結露した時でもすぐに吸い取ってくれます。シーサー、ジンベエザメなど沖縄にまつわるデザインもすてきです。

「ホオズキのランプ」

お盆の頃、部屋に飾られるホオズキ。かつて庭でよく見たホオズキを、身近にしてくれるのがこのランプです。一つひとつ、葉脈だけを残して作られます。シェードからもれる柔らかな灯りに、手仕事の細やかさが感じられます。

「たこ唐草の模様」

唐草模様の一種で、蔓(つる)にあしらわれた、粒のような葉っぱの形が、タコの吸盤に似ていることから、こう呼ばれています。タコは八本足。「八」は末広がりで縁起がよいとされ、人気の柄です。洋食器でも、おしゃれですよね。

「大理石のキャンドルホルダー」

大理石は石灰岩が変化してできたもの。秋吉台周辺は古くから大理石の産地です。火をともすと、石が暖かな色あいに変わります。やわらかな光が、ちょっとすてきな雰囲気を醸し出します。

「こけし」

最近、若い女性の間で大人気のこけし。おしゃれなインテリアとしても注目されています。宮城県では、地元の花をあしらった新しい柄のこけしが出来ました。野花を生けるように飾れば、里山の季節の彩りも楽しむことができますね。

「京うちわ」

京都では、千年以上の歴史を持つ伝統のうちわを、地元の竹と手すきの和紙にこだわって作り続けています。花鳥風月をあしらった透かし模様に、里山の風情と、職人の雅な心が感じられます。

「山野草のアクセサリー」

野に咲く花や草をそのまま樹脂で閉じ込めてつくりました。こちらはアジサイ。藍で染めた葉脈も綺麗です。小さなコケもこの通り。ふたつとない里山の宝石です。

「オリーブの木の器」

木材としてはほとんど利用されないオリーブですが、倒れた木や剪定した枝で作られました。堅くて丈夫、抗菌作用もあり、食器にはうってつけ。不揃いの木目もアクセントです。木を大切にする作り手の思いが伝わってきます。

「クスノキの樟脳(しょうのう)入れ」

樟脳は、クスノキの油から作る防虫剤。それを入れる卵型の器です。材料は樟脳と同じクスノキ。タンスに入れると、森林浴のような爽やかさが広がります。里山の恵みを感じさせる一品です。

「藍の石けん」

藍を練り込んだ石けんです。藍の材料・タデアイの葉は、昔から薬草としても利用されてきました。
ちょっとおしゃれな里山からの贈り物です。

「カラフルなべこ」

福島・会津地方の伝統的なおもちゃ「赤べこ」が、若い人のセンスで今風な色になりました。
金色、ほおずき色、たんぽぽ色…。カラフルなべこが外国人にも人気になっています。

「木牛(もくぎゅう)」

新潟県中越地方に伝わる木の玩具です。
牛の角突きに憧れたこども達が、本物の牛の代わりに、親に作ってもらって遊びました。威勢の良い掛け声が聞こえてきそうです。

「月見団子」

お月見のとき供える団子を、これは練り切りで表現しました。
お月見は秋の里の収穫を祝う行事。稲や栗、里芋なども一緒に供えます。かつて月の暦で暮らしてきた日本人には、心和むカタチです。

「お張子」

土佐ならではの漆喰と和紙の出会いから生まれた張り子の人形です。
和紙で作った人形を彩るのは、弁柄や柿渋を混ぜた漆喰の絵の具。伝統の素材が昔ながらのおもちゃをモダンでかわいい形に変えました。

「南部鉄器」

囲炉裏に掛ける鉄瓶など、素朴で重厚な南部鉄器は昔ながらの里山の道具です。
まんべんなく火が通り高い保温性が見直され、洋風の鍋やフライパンなど新しい形も出ています。さあて、どんな料理を作りましょうか。

「会津木綿」

会津地方に伝わる伝統の織物。最近では、ストールなど様々なものが作られています。
こちらは、ご祝儀袋。使い終わったら、ハンカチに・・・優しい肌触りが人気です。

「ろくろ細工のペン」

木をろくろで削る器づくりで知られる長野県。
その技術を利用して、木材を効率よく使えないかと考え出されたのがこのペンです。
木目と優しい手触り。木への思いが込められています。

「木のアクセサリー」

切り出した幹や枝をそのまま染料に浸して色付けしたアクセサリーです。木目と染料のしみこみ方で面白い模様が現れます。
軽くて、温かみを感じる肌触り。ちょっと癒やされる森から生まれた宝石です。

「肥後まり」

熊本地方で飾りとして使われる小さな鞠です。
芯には籾(もみ)殻、周りには草木染めした木綿糸など、自然の素材で作られています。最近では新しい柄も登場し、クリスマスツリーにも使えます。

「真珠貝のボタン」

琵琶湖は淡水真珠の産地です。
真珠をとったあとの貝殻をくりぬいたら美しい光沢のボタンができました。
ひとつひとつ模様も違う素敵な里山からの贈り物です。

「備長炭と和紙の行燈(あんどん)」

硬い備長炭と風合いのある和紙で作った行燈。どちらも里山からとれる材料です。
和紙を通した暖かな灯りが備長炭の温もりある質感を引き立たせます。

「木のバターケース」

奈良の山は吉野杉の産地、日本三大美林でも知られています。その木材で作ったバターケースは冷蔵庫に入れてもバターが堅くなり過ぎません。
バターナイフも木で作ると使いこむほどに風合いが増し、手になじみます。

「柿渋ちりとり」

江戸の職人が、和紙でカタチをつくり、柿渋を塗って仕上げました。
柿渋は天然の塗料。静電気が起きにくく、チリやほこりがあまりまとわりつきません。
飾って、里山のわびさびを感じるのもいいですね。

「ウージ染」

「ウージ」は沖縄の方言でサトウキビの事。サトウキビの草木染です。
深い緑の葉を使うと、鮮やかな、黄緑色。穂の部分で染めるとピンク色になります。
サトウキビ一つで染め分けられる南国の里山ならではの色合いです。

「指し物シャンパンクーラー」

木曾のヒノキと京都の指し物師の技が出会い、こんなカタチが生まれました。
モダンなデザインと木の香りが落ち着いた食卓を演出します。ちょっと贅沢な時を過ごしたくなる里山の逸品です。

「鳥の笛」

森を育てるために間伐されたサクラやエゴノキで作った笛です。
♪カッコウ ♪カッコウ
形次第で様々な声が生まれます。
♪ホーホケキョ ♪ホーホケキョ
子どもたちが里山に親しむきっかけになるといいですね。

「大漁旗の小物」

浜の人々は古くなった大漁旗を日除けの布などに再利用していました。
今では縁起の良いデザインが手ぬぐいやバッグに使われ贈り物にもなっています。
おめでたい気持ちが伝わってきそうな色とカタチです。

「錦玉羹(きんぎょくかん)」

寒天を固めた和菓子です。
透明な美しさを活かし、夏の風情をかたどったものが多く作られます。
こちらのテーマは清流。いろとりどりの練りきりやあんで川底で踊る小石を表現し、涼やかな水音までが聞こえてきそうです。

「春の和菓子」

うぐいす餡の羊羹は若葉。
その上の白餡は食紅や卵の黄身で彩った春の花や光。
春の一日、野点を里山で楽しみたくなるお菓子です。

「トンボ柄」

トンボが飛び交う様は代表的な田んぼの風景。
トンボは後ろには下がらない習性から「勝虫(かちむし)」といわれ、縁起の良い柄とされてきました。古くは武将の兜(かぶと)、今では剣道で使う手ぬぐいに、トンボ柄は人気です。

「かば細工(ざいく)」

「かば」とは、ヤマザクラの木の皮のこと。秋田県の角館(かくのだて)で、茶筒や小箱などに用いられてきました。
最近では、クルミやカエデなどをアレンジしたものも作られ、自然豊かな・秋田の森を身近に感じることができます。

「切り出し七輪」

能登半島でとれる、豊富な珪藻土を職人が切り出して作る七輪です。
珪藻土は気泡が多く、熱を効率よく食材に伝えます。七輪のユニークな形も魅力です。

「ヤマブドウのバッグ」

ヤマブドウの実は、ワインやジャムに使われますが、ツルも丈夫なので、昔から籠などの材料に使われてきました。
使えば使うほど艶が増し、自分だけの味がでることから、若い女性にも人気です。

「かがり手まり」

木綿の糸で作られた伝統的な手まりです。
花や蝶などをあしらった淡い色は、藍や茜といった里山の草花を使った草木染めによるもの。
遊び道具から里山の自然に思いを馳せることができます。

「木のバッグ」

森の手入れで出たスギの間伐材を独自の製法でプレスするとこんな優しい形が生まれます。
薄い木を何枚も重ねているので軽くて丈夫です。
木目もおしゃれな森の恵みにさあて、何を入れましょうか。

「寄せ木の器」

ヒノキの間伐材を寄せ木にしたものをろくろで挽いて作っています。
伝統の技が、捨てられてしまう木をすてきな器に変えました。
寄せ木ならではの味わい深い木目から木を大切にする人びとの心が伝わってきます。

「加賀毛針」

江戸時代、加賀の武士は川釣りで集中力を鍛えました。
使われたのは魚が好む小さな虫に似せた鳥の羽。
今ではアクセサリーも作られています。
魚との知恵比べが生みだした美しい里山のいろとかたちです。

「曲げわっぱ」

天然の秋田杉を、丸く曲げて作る道具です。
中でも、お弁当箱やおひつは木がご飯の余分な水分を吸い、冷めても美味しく食べられます。
杉の香りとやさしい木目とぴかぴかのご飯。
里山弁当、いただきます!

「ミツロウソク」

蜂蜜を絞った後の蜂の巣を材料にしたろうそくです。
火を灯すとほんのり蜜の香りがし煙も少ないのが特徴。
クリスマスやパーティーでも雰囲気を盛り上げてくれそうなおしゃれな形のものもある里山のあかりです。

「鯛ぼんぼり」

村上に伝わる子供のおもちゃです。かつては、夕涼みがてら引いて遊んだと言います。
中にはろうそくや電球がともせる仕掛けもありました。縁起物として玄関に飾ることもできます。
福がやってきますように。

「和菓子」

紅葉の山と雪化粧した里、ツルを形にした秋の和菓子です。
和菓子は季節感を米や豆など里山の作物と野菜や果実の色で表現します。
里山の情景に思いを馳せてゆっくりと召し上がれ。

「与那国のカブチ」- 沖縄県 -

喜界島より南の沖縄地方では、こんなかたちのものを頭に置いて、荷物をのせて運んでいました。程よいかたさとナチュラルなデザイン。
最近では、物を安定させる形が注目され、鍋やポットの敷物などにも使われています。

「ほうき」

身の回りにある草の葉が素敵なほうきになりました。
ソテツの葉を重ね合わせて束ねた「ソテツのほうき」。沖縄の人々は、ソテツの枝を切って、使っています。葉の先がとがっているので、サッシや畳の掃除に適したほうきです。

「線香花火」

日本古来の線香花火は、里山の産物で作られていました。火薬は松を焼いた炭。それを草木染めの和紙で包みます。最近では外国製が殆どですが、メイドインサトヤマも健在。
線香花火には、里山の風情が似合います。

「柿の葉すし」- 奈良県 -

柿の葉寿司(ずし)。さばの塩漬けなどの海産物と酢飯を柿の葉でつつんだものです。柿の葉には、海産物の臭みをとり、痛みを防ぐ効果もあります。
秋になると柿の葉の紅葉にあわせてこんなに美しい色のものも作られます。

「ヒノキの加湿器」

ヒノキの加湿器。
ヒノキは耐久性や抗菌性に優れ、昔から神社や仏閣の建材として使われてきました。
中に水を入れると染みこんで、ヒノキの良い香りと共に、周りの空気を潤します。
ちょっとオシャレで、新しい利用法です。

「猫ちぐら」

田んぼから出る稲(いな)わらを利用した道具です。
もともと子どもを寝かせるゆりかごに、屋根を付けました。
手編みで作られているので、しっかりしていて使い心地はやわらか。
猫が休むにはぴったりです。

「イグサのブックカバー」- 群馬県 -

畳の材料として琵琶湖の畔でも栽培されていたイグサ。
抗菌作用にすぐれ、畳のような手触りと草の香りが、心を和ませてくれます。
イグサが癒やしのひとときを演出します。

「花柄の手ぬぐい」

花柄には、さまざまな想いが込められています。
春一番に咲く梅の柄には、寒さに負けない生命力の強さが。
稲の神様が宿るとされた桜の柄には、五穀豊穣の願いが。
可愛い花柄は、普段使いにもぴったりです。

「花炭」

材料に酸素が行き届かないように工夫してゆっくり焼くと、木の実や野菜も炭になります。
炭と言えば燃料用の木炭ですが、
こんな形なら、おしゃれでシックな里山のインテリアとしても使えます。

「とんぼ玉」

古代から伝わるガラスのアクセサリーです。
トンボの眼に似ていることからこの名がついたとも言われます。
現代では、玉の中に風景を封じ込めた色や形が人気。
おしゃれを楽しみながら里山に思いを馳せることができます。

「竹のかご」- 広島県 -

中国山地は、昔から竹の産地。冬場の雪が、質のよい竹をはぐくみ、竹細工が発達しました。昔はモノを運ぶ道具だったかごが使い方しだいでおしゃれな道具に変わります。
最近では彩りも豊かで、新しい形も増えています。

「カレイの焼き物」- 大分県 -

古くから魚は、豊穣をもたらす縁起物として焼き物のモチーフに使われてきました。
こちらは、湯呑みの底を泳ぐ、城下カレイ。
愛らしい表情と丸みのある形が食卓を華やかにします。

「つばめ柄のゆかた」

青つばめ柄のゆかた。初夏の空にさっそうと飛ぶ姿が「粋」だと、ツバメは昔からゆかたの柄として好まれました。つがいの仲が良さそうに見えることから、縁起物ともされています。
日本人はゆかたに季節の生きものを数多くデザインしてきました。

「青海波(せいがいは)」

青い波の紋様は最近ブームの手ぬぐいなどでよく見かけます。
良いことが繰り返すようにと、願いが込められています。波を乗り越える「波千鳥(なみちどり)」や「渦巻き」も縁起もの。
海の里山をイメージできる清々しいデザインです。

「い草の円座」- 広島県 -

広島県の田んぼでは、畳の材料になる「い草」も育てています。
その畳表を織る技術からこんな形の敷物も生まれました。丈夫で爽やかな感触です。

「すすきみみずく」- 東京都 -

やわらかいススキの穂を束ねて作られたみみずくの人形です。
すすきみみずくは、江戸時代から東京・雑司ヶ谷の寺の縁起物として人気がありました。
かつてすすき原が広がっていた関東地方のあちこちにも伝えられています。

「美濃和紙のランプ」- 岐阜県 -

郡上市のある岐阜県美濃地方は古くから和紙の産地です。
清らかな水から生まれる手すき和紙。
ランプに使うと、優しい光を灯します。
里山の産物が新しい形に出会うとこんなに魅力的です。

「畳」

畳は四角という常識から離れたら、こんなステキなカタチになりました。
使っている素材は、国内のい草。
香りや触り心地がいいといいます。
高い技術を持つ日本の職人ならではのアイディアです。

「木の紙」

木が紙にカタチを変えました。
薄くスライスして紙に貼り合わせた「木の紙」です。
木の手触りや香りを楽しみながらこんな折り紙も・・・。
スギやヒノキの間伐材などを利用した新しい木の使い方です。

「きりこ」- 南三陸 -

南三陸に伝わる神棚飾りです。
大漁や安全を祈り、二つ折りにした紙に型紙を当てて切り抜いて作ります。
もともと神社で作るものですが、復興を応援するメッセージにも使われ、アートとしても注目されるようになりました。

「蛍籠(ほたるかご)」

らせん状のカゴは、ホタルの光を多彩に変化させます。
楽しんだら逃がすように底には穴があいてます。
最近ではランプシェードとしても人気です。
やわらな光がホタルのように心を和ませてくれます。

「遊山箱(ゆさんばこ)」- 徳島県 -

江戸時代の昔から子どもたちがお花見の時に使ってきたお弁当箱です。
中には巻き寿司やおかし等を入れました。
徳島では女の子が、今もこれを持って野遊びに出かけます。
とってもおしゃれな里山のピクニックバスケットです。