高校生×NHK


 
 北海道クローズアップのぺージへ

『高校生が見つめた大震災』

テレビやラジオドキュメンタリー制作などで、毎年のように全国大会で優秀な成績を収めている千歳高校。
今回は東日本大震災をテーマに、テレビドキュメンタリーを制作します。
被災地から遠く、テレビや新聞で見る震災にも「あまり実感がない」と語っていた生徒たち。
そんな高校生の目線で、これまでにない大きなテーマとどう向き合い、どんな作品を生み出していくのでしょうか?


福島県原町高校放送局 放送後記

 被災地である福島県と北海道は、とても離れた場所に位置しています。北海道の千歳高校、旭丘高校の両校が作った番組、そしてこの番組全体を通して、いかに被災地の状況が被災地ではない地域に伝わっていないのか実感しました。
 同時に、状況が分からない中、震災をテーマに番組を作るということはとても難しかったと思いました。それでも、完成度が高く、北海道の高校生の皆さんの思いがしっかりとこもっている二つの番組に感動しました。私たちは、被災地ではない場所に住む人々と交流する機会も少なく、とても良い経験になったと思います。
 私たち原町高校の番組については、混乱している中作った、とても拙い番組です。しかし、北海道の高校生の皆さんから感想を頂き、私たちの状況が伝えられたことが知れて少し安心しました。
  これからも、原町高校では被災地の状況を"番組制作"を通して、全国の皆さんに伝えていきたいと思います。

 私は、このような番組に初めて出演し、北海道の放送部の皆さん、江川さんと意見を交わすことができて、とても良い経験となりました。
 今回番組のテーマとなりました「東日本大震災」というテーマは、大人にとっても重いと思うのですが、被災地以外では、まったく現実味に欠けているように思われるのです。私たちも、当初は、私たちも状況が理解することができず、あまり考えることができませんでした。
でも今この現実を、同年代の皆さんにも考えてほしいのです。
そして、改めて自分や身近なもの、普段の生活を考え直してみてほしいと思います。
 私たちの番組を通してどのくらいのことが伝わったのかはわかりませんが、少しでも、被災地がどのようであるかが伝われば幸いです。
最後に今回の、番組出演はとてもよい経験になりました。
 ありがとうございました。

 私たちの今回のドキュメントは、限られた活動の中での制作だったので、大変なことも多く、何度も行き詰まることがありました。
 けれども、被災地特に原発の被害を受けた地域として、高校生の目線から伝えたいという思いからなんとか完成させることができました。
 そんな中、作品を通してこのような番組に出演することができ、とてもうれしく思っています。震災について、同年代の同じ放送部の人たちと考えるということは、とても有意義な時間でした。
 辛い生活の中でも、みんなが明るくがんばって生活しているということを知ってもらえて、よかったと思います。

 私は震災後、作品を制作してから他校の方とは意見交換したことがありませんでした。そこで、今回の撮影に先立ち、北海道という少し遠いところから見た福島県はどういうイメージなのかとても興味を持っていました。
 私たちの作品は、日々変わっていく状況の中、自分たちもうまく把握できないまま作ったという思いもあり、皆さんにうまく伝わるのかという心配もありました。
 しかし、被災地について一緒に考えてくださり、とてもうれしく思いました。
 ドキュメントは不安もある中、実際に被災地を訪れ、現地の方との関わりを大切にしていたところが心に残りました。ドラマも私たちから見ても核心に迫れていて、感動しました。
 今回の放送を通じて、これからも私たちが感じている気持ちを次の世代、また次の世代へ伝えていこうと思いました。

 今回の撮影に参加して、何より感動したのは、両高校の作品に対する真剣さです。VTRで見た取材や話し合いから感じ取れるみなさんの真剣な姿勢に感動しました。
 被災地から遠く離れた場所にもかかわらず、こんなにも被災地のことを思ってくれているのかと、とても励まされました。あまり直接にお話はできませんでしたが、これから私たちが活動していくエネルギーを十分いただけました。ありがとうございます。
 また、他の地区から見る被災地の様子を作品から感じ取ることができ、とても参考になりました。新鮮な感じ取り方や表現もあって、とても刺激をうけました。
 こんなにすばらしい機会をくださったNHKの皆様、両高校の放送部の皆さんありがとうございました。私たちは、これからも「原発」に向き合う高校として記録を続けます。

 北海道クローズアップのはじめ、私たちは緊張して固まっていました。テレビに映ることも慣れていないし、学校に中継車が来るのもはじめての経験でした。また北海道と福島県がつながっている、と思うだけで興奮しました。
 今回の北クロは「震災」がテーマでした。このテーマは千歳高校のみなさんと旭丘高校のみなさんにとって難しかったと思います。しかし、少しでも被災者の気持ちに近づこうとするみなさんの姿勢にはとても感動しました。
 北クロを通して、伝えることの大切さや伝える力を改めて感じることができました。そして伝えたいことが人に伝わった時の達成感を味わうことができました。
 これからも私たち原町高校放送部は伝えたいという気持ちを大切にし、日々の部活動に励みたいと思います。私たちは前を向いています。これからも原町高校放送部を見守ってください。

 今回、この番組に参加して、僕たちは大変大きな災害に巻き込まれたのだなあと、改めて実感しました。
 3月の大震災のとき、僕たちは学校で授業中でした。その最中、あの長い長い横揺れを経験しました。僕自身、揺れ自体はあまり大きなものだと思いませんでした。地震に続いて津波、原発事故が起こりました。けれど、僕の住んでいた飯舘村にはそれほど関係ない他人事だと思っていました。
 しかし、日を追うごとに飯舘村がテレビ等で多く取り上げられるようになり、結局、4月には、村は計画的避難区域という曖昧で分かりにくい避難区域に設定されてしまいま した。
 北海道クローズアップに出演したことで、僕たちを支えてくれる人々が数多くいることに改めて気付かされ、今後どのようにすべきかを考える良い経験となりました。この経験を活かして前向きに考えていきたいと思います。
 本当にありがとうございました。

原町高校放送局

福島県原町高校放送局

「原発30㎞圏内からの報告」を紹介するとともに、彼らがどんな思いで記録を続けているか迫ります。

北海道旭丘高校

北海道千歳高校

東日本大震災をテーマに、テレビドキュメンタリーを制作しました。