高校生×NHK


 
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『高校生が見つめた大震災』

テレビやラジオドキュメンタリー制作などで、毎年のように全国大会で優秀な成績を収めている千歳高校。
今回は東日本大震災をテーマに、テレビドキュメンタリーを制作します。
被災地から遠く、テレビや新聞で見る震災にも「あまり実感がない」と語っていた生徒たち。
そんな高校生の目線で、これまでにない大きなテーマとどう向き合い、どんな作品を生み出していくのでしょうか?


北海道千歳高校放送局

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いよいよ制作は最終段階。編集作業です。
他のメンバーは別の大会の準備で忙しく、北クロは西野智一くんがほぼ1人で作業に当たります。

撮ってきた映像をすべてパソコンに取り込み、1カット1カット選びながら編集していきます。

メンバーは制作にあたって、震災についてどう思っているのか、クラスメートにアンケートも取りました。
その結果も番組の大事な材料です。

ときおり顧問の伊藤先生も様子を見に来ます。
アドバイスを受けながら、何度も何度もつなぎ直します。
放送まであと少し! がんばれ西野くん!

この日も制作はお休み。
高校生にとって一大事、期末テストが始まったのです。あくまで学業優先!です。(顧問の久保田先生に撮影していただきました)

北クロメンバーの高橋愛花音さんも、一心不乱にテストに取り組みます。

この日、制作はお休み。
千歳市駒里地区で行われた収穫祭の会場に、放送局の生徒たちの姿がありました。イベントの司会を頼まれたのです。

実は、去年の「高校生×北クロ」で取材させてもらった駒里の地域の皆さんが、この祭りの実行委員を務めているんです。取材を通して縁も深まり、またこうしてつながりができるんですね。

北クロメンバーの高橋愛花音さんと曽山友花里さんら、千歳高校放送局が誇る5人の女子アナ。この日がイベント司会デビューでしたが、がんばって盛り上げていました。

取材した内容を、どうまとめていくのか。校内で議論が始まりました。
限られた番組の時間内で、伝えるべき内容をきちんと伝えるためには、地味なこの作業が実はとても大事なんです。

今回から、1年生の曽山友花里さんがメンバーに加わりました。
とはいえ、実際に被災地を取材したわけではない曽山さん。現場の状況を2年生が説明するものの、なかなかピンとこない様子・・・。

「テレビのニュースで見たようなことだけでなく、君たちが現場で感じた違和感なんかもきちんと伝えなさい。被災した女子生徒が、なぜあれだけ明るくボランティア活動していたのか、その意味をちゃんと考えているの? それは君たちにしか伝えられないことなんだよ!」 それまで静かにしていた顧問の久保田先生から、喝が入ります。

「・・・そうか、友花里は視聴者と同じ立場なんだから、友花里が分かるように説明し、作っていけばいいんだ!」
議論にさらに熱が入るメンバーたち。夕方から始まった議論は、夜になるまで続きました。

この日、放送局の生徒は、再び東北地方へ向かいました。
今回取材したのは、福島県郡山市の避難所。福島第一原発周辺の住民、およそ160人が避難しています。
居住スペースだけでなく、物資の配給拠点、行政・公共機関の出先窓口、医療用の部屋など様々な機能が設けられ、まるで一つの町のようです。

実はこの夏、ここを会場に、"文化部のインターハイ"とも呼ばれる「総文祭(全国高等学校総合文化祭)」放送部門の大会が開かれる予定でした。
避難所となっていたため開催されなかった"幻のステージ"に立った、3年生の尾崎愛さん。3年間の部活の締めくくりになるはず
だったこの大会、様々な思いがよぎるようでした。

翌日、生徒たちは、地元・郡山高校の放送部を訪ねました。
総文祭の実行委員として1年以上準備に取り組んでいた渡辺育恵さん。同じ夢を追ってきた同学年同士、大会にかけていた胸中や震災への思いを語り合ううちに、互いに心に一つの区切りがついた様子でした。

この日、放送局の生徒たちは、宮城県へと向かいました。
「震災」をテーマに、どんなドキュメンタリーを作ればいいのか。
取材の始めに、被災地の様子を実際に見に行こうというのです。

向かった先は、宮城県農業高校。けが人や犠牲者は出ませんでしたが、校舎は津波で壊滅的な被害を受けていました。そのなまなましい現場を、放送局の生徒は言葉を失いながら見入っていました。

翌日放送局の生徒は、宮城県農業高校の女子生徒を取材しました。震災以降、家に閉じこもりがちだったといいますが、この日はボランティアとして祭りの会場準備に汗を流していました。
「震災を乗り越え一つになっている姿を、多くの人に見てもらいたい」
そう語る彼女たちに、放送局の生徒は大きく心を動かされた様子でした。

千歳高校放送局

千歳高校放送局

東日本大震災をテーマに、テレビドキュメンタリーを制作しました。
※名前をクリックすると、感想ページに移動します。

北海道旭丘高校

福島県立原町高校

「原発30㎞圏内からの報告」を紹介するとともに、彼らがどんな思いで記録を続けているか迫りました。