なかなか閉まらない屋根 【星野 圭介】
毎日、熱戦が続くウインブルドン2009。今年の大きな話題といえば、何といってもセンターコートに開閉式の屋根が設置されたことです。
130年を超える歴史があるこの大会は、この時期イギリスに多い雨による試合の中断が名物の1つでした。それが今年からはなくなるのです。
大会前に、テストで屋根を閉めている瞬間に出会いました。白い屋根に覆われたセンターコートは、空調が入り、肌で感じる空気や匂いがまず違います。天井と芝との距離が、思いのほか近く見えます。また照明がつくと、芝の緑がより一層鮮やかに浮かび上がります。色々な点で別の場所のようにも感じられ、「この状態で試合をしたら、果たしてどうなるんだろう?」と期待が膨らみました。
史上初めて屋根の下で行われる試合はいつになるのか。大会前から注目が集まりましたが、1週目は連日の好天。大雨になるかもという予報の日や、ポツポツと雨粒が落ちた日もありましたが、とうとう、その瞬間は訪れませんでした。
これまでの年ならば予定通り日程が進みとても喜ばしい事なのですが、今年は、「そろそろ雨が降らないかな…」というムードも会場内に漂い始めました。
大会の終了を待たず、今月30日で帰国の途につく私。果たしてこの目で、「その時」を目にすることができるのか・・・。かなり気になってきました。皆さんも、いつ歴史的な一瞬が訪れるかに注目して、引き続きNHKの放送でお楽しみ下さい!
投稿者:星野 圭介 | 投稿時間:18:00 | カテゴリ:星野 圭介 | 固定リンク
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