未公開トーク

2012年5月22日放送

地域の問題は地域で解決!

放送ではお伝えしきれなかった、スタジオ未公開トークです。
放送でお伝えした概要は、「これまでの放送内容」をご参照ください。
→ これまでの放送内容

<ゲスト>
・宮崎美子さん(俳優)
・山内直人さん(大阪大学大学院教授)

NPOの認証 決め手は組織の運営と課題解決力

宮崎さん:
一方で、NPOはそこまで組織化されなくてもいいや、顔の見える人がやってるんだから、自分はここを信頼して寄付するわっていう人もいていいし、別にそれはかまわないわけですよね?
山内さん:
それはそうですね。活動の規模によって、いろんなタイプがありうると思います。
カビラ:
ただ、企業からの寄付を得るということになりますと、その企業が例えば株式会社だったりすると、株主にも説明責任があるわけですよね。
山内さん:
そうですね、はい。
カビラ:
ということで、あれぐらいビシッとしたものがないとってことですか。
山内さん:
はい。ちょっとハードルが高いように思うかもしれませんけど、やっぱり目標としては、そこぐらいをねらってほしいなっていうことはありますね。
宮崎さん:
さっきのNPOだと、相談の電話をちゃんと受けながら、あれだけの書類を用意するのは大変なことですね。
カビラ:
ということは、やっぱり事務方というようなかたがいないと、事実上ちょっと厳しいですよね。
山内さん:
そうですね。だからやっぱりスタッフをちゃんと雇えるぐらいの資金をどっかから取ってこなきゃいけないということですよね。
小林:
でも資金を取るためには、あの書類用意しなきゃいけないですよね。
カビラ:
ニワトリと卵のような、ね。
小林:
そういうことですよね。どうしたらいいんだろう。
カビラ:
ただ、人脈で心得のあるかた、例えば以前、事務職をしてましたとか、例えば株式会社の中で法務の経験がありますとか、そういう書類上の不備をチェックすることができるかた。そういうかたは、実はひょっとするといらっしゃるかもしれないですね。
山内さん:
そうですね。
宮崎さん:
そうだ、ほら、大量にあの今、定年退職の時期を迎えて、団塊の世代の皆さんとか。
山内さん:
力を持て余してる人がね、いっぱいいますから。
宮崎さん:
ですよね、人脈もあるし。いいですよね。こういう場があるんだっていうことがもっと知られていけば、ほんとそれぞれの世代で、じゃ頑張ろうっていう人がどんどん出てくると思いますね。まだね、この市民ファンド自体が全然知られてないと思うので。
山内さん:
そうですね、はい。まだ市民ファンドは地域的にも限られてるので、ほんとは都道府県に一つぐらいはそういうのがあってもおかしくないし、一つ一つの規模も、やっぱり今まだまだ小さいと思うんですね。規模が小さいと運営するための経費も捻出できないので。
宮崎さん:
ああ、そうだ、そこにもお金は要るから。
山内さん:
まあ当面の目標は、例えば寄付の規模で言うと1億円。で、それを達成している市民ファンドはまだ少ないですよね。次の目標は5億円、10億円って。そのぐらいあると運営資金にもお金を回せるようになるし、効率が上がると思うんですね、組織としての。で、専門性も出てくると思うので、やっぱりそういう段階に早くいってほしいなというふうに思いますけど。
宮崎さん:
うん、面白い。楽しみですね。