これまでの放送

2014年4月13日放送

日本を救う新ライフライン"OH!弁当"

子どももお年寄りも!お弁当が人生を豊かにしてくれる

マグロの養殖

名古屋発★ライフライン弁当
     糖尿病も えん下障害も改善!?

宅配のお弁当お弁当でみるみる元気になった方を訪ねました。一人暮らしの三浦茂次さん。10年前から糖尿病の治療を続けていますが、この1年で血糖値が劇的に改善。なんと、毎朝200以上あった数値が、正常値の100前後まで下がり、安定したというのです!血糖値を改善してくれた心強~い味方。それは...宅配弁当。カロリーと脂質を抑えた三浦さんのための特別メニューで値段は864円です。お次は長瀬 一さん。去年、誤嚥性肺炎で入院。医師から「口からの食事は諦めて下さい」と言われましたが・・・リハビリとともに、ここでも威力を発揮したのが、宅配弁当。初めはペースト状にしたおかずから始めて、ゼリー状のおかず、おかゆと、飲み込む力に合わせた弁当で段階を踏み、今では、しっかりとした食事をとれるまでに回復しました。

★医療★介護★弁当会社が連携!
     在宅での"食事療法"支えますっ

弁当をつくる風景このお弁当を宅配しているのは、名古屋市内にある会社。年間の売り上げは7億円。毎日、およそ2500食を手作りしています。実はこれ、一人一人の健康状態に合わせた、治療食なんです。この日のメインは、カラスガレイのカレー風味ムニエル。糖尿病の人には、バターを塗らずに、脂質とカロリーを軽減。腎臓病の人はタンパク質を制限しなければならないので、切り身の量を3分の2にして、その分パン粉をつけて必要なカロリーがとれるようにしています。さらに主食のお米は、カロリーや硬さなどを変えて、実に11種類を用意!また、利用者の嫌いなものを全て把握し、その上で、おかずを決めるという徹底ぶりです。

連携図この会社では、利用者が退院する時、医師やケアマネージャーと連携して、病状にあった食事カルテを作成。それに基づいて作った弁当を宅配します。さらに、利用者の血糖値や飲み込む力などの情報を定期的に共有することで、在宅での食事療法を支えているのです。以前は病院への配食事業を行っていましたが、宅配弁当を始めたのは地域の医師たちの悩みがきっかけでした。「食事療法がうまくいかなくて、再入院を余儀なくされるというケースが目立ってきたということで、個人対応した疾患に合わせた食事を届けて欲しいという依頼が地域のお医者様たちからありました。(社長・管理栄養士 仁木由芙子さん)」

軽作業一人暮らしのお年寄りが増える中、さらに宅配を活かしたこんなサービスも。届かない場所の掃除や電球の交換など、簡単な作業であれば、宅配員が無料でお手伝い。そして何か異変を感じた場合は、すぐにケアマネジャーや家族に連絡。お年寄りの安否確認も兼ねた心強~いシステムです。しかし今、社長の仁木さんは新たな課題に直面しています。注文を途中で辞めてしまう人が出てきたのです。理由は、「弁当ばかりだと飽きてしまう」「経済的に続けることが難しい」というのがほとんど。そこで、この会社では無料の訪問栄養指導を始めました。簡単にできる料理を教えることで、お弁当と組み合わせながら、長く食事療法を続けてもらうのが狙いです。

調理を教える様子この日訪ねたのは、夜に腎臓病用の弁当を注文している神保末子さん。厳しい食事制限を気にして、毎日の昼食は低タンパクラーメンかうどんだけです。そんな神保さんのために仁木さんが提案したのは、簡単に調理できて、米、野菜、肉がバランス良くとれるチキンライス。短時間で作れるよう、レトルトの低タンパク米を使います。「(神保さん)バターは無塩で?」「(二木さん)これぐらいは有塩をつかっても大丈夫です。」制限のため、料理する楽しみも減ったという神保さん。仁木さんは、味付けを工夫することで、食事療法を長く続けられると考えています。そして...味にもこだわったチキンライスが完成!そのお味は?「(神保さん)ものすごく美味しい。食事を楽しむ意欲が沸いてきました(笑)」

榎裕美さん(愛知淑徳大学教授)

榎裕美さん(愛知淑徳大学教授)

在宅で療養する高齢者はますます増えていきますので、こういったお弁当市場は、どんどん拡大していくのではないかと思います。そして実はあまり知られてないんですけれども、介護保険のサービスで、管理栄養士による【居宅療養管理指導】というサービスがあるんです。あまり聞いたことないですよね。これから介護保険の制度も変わっていくと思うんですけれども、制度ではなかなかカバーできないところを、こういった、お弁当産業のほうでカバーできれば、さらに高齢者のかたが元気で長生きできるという秘けつになるのではないかと思います。

管理栄養士直伝!簡単で美味★
      タンパク質補給のとっておきレシピ



高齢者は、若い頃と同じ量のタンパク質をとっていても、筋肉量が減っていくということが分かってきました。タンパク質制限が無い高齢者は意識的にタンパク質を摂った方がいいとのこと。VTRに登場した管理栄養士の仁木由芙子さんから教えていただいた、オムレツの作り方をご紹介します。
ポイントは、【市販のスープの素を利用する】こと。簡単かつ、いろんな味が楽しめて、飽きがこないようにしています。オムレツにするのが難しいという人は、スクランブルエッグにしてもOK。
  【※腎臓病など、タンパク質制限のないかた向けのレシピです。】


【スープでオムレツの材料】

レシピ材料

【スープでオムレツの作り方】

スープを溶かす (1)
 牛乳を温め、インスタントスープを溶かす。






卵をとく (2)
 卵をボールで溶き、(1)を入れる。
 ※みじん切りにしたパセリを入れてもOK





フライパンで焼く (3)
 熱したフライパンにバターをひき、(2)を流し込み、軽くかき混ぜながら8割ぐらい火が通ったら、食器に盛り付ける。




オムレツ (4)
 ケチャップを添えて出来上がり。






【栄養価】
215kcal、たんぱく質9.8g、脂質13.8g、カルシウム92㎎、塩分1.2g

子供が驚くほど成長!?全国に広がる「弁当の日」

滝宮小学校の子どもたち「弁当の日」ってご存じですか?子どもたちが自分の力だけで、買い出し、調理、後片付けをするという取り組み。その教育効果が注目され、今では、全国およそ1400校で実施されているんです。発祥の地、香川県の滝宮小学校では、これまでおよそ、800人の生徒が経験してきました。料理が上達するだけではありません。感謝の気持ち。挑戦する意欲。様々な成長がみられると、考案者の竹下和男さんは言います。
キーワードは・・・【大人は手伝わない】

成琉くんでも、本当にお弁当で子どもたちが成長するの?初めて弁当の日に挑戦する熊本市の詫麻東小学校に密着。配られたのは、弁当の日の計画プリント。みんな、思い思いに作りたい弁当を描いていきます。大好きなサッカーチーム、ロアッソ熊本のユニフォームがメインのお弁当の絵を、夢中で描いているこの男の子は・・・今年5年生の宮原成琉(なる)くん(10)。さぞかし家でも、料理の練習に励んでいるかと思いきや、大好きなゲームに夢中。仕事から帰ってきたお母さんが食事の支度に取りかかっても、知らん顔。料理は、一切したことがないと言う成琉くん。本当に1人でお弁当作れるの?「朝起きたらお母さんが弁当作ってて、見てたら簡単そうだった。(成琉くん)」

卵焼きを作る早速練習にとりかかる成琉くん。まずレタスを敷き、カニカマでユニフォームの形をつくろうとしますが...弁当を横にすると崩れちゃて、あえなく撃沈。成琉くん、そろーっと姿を消したと思ったら...諦めて寝ていました。翌朝。台所にはお父さんと成琉くんの姿が。料理が得意なお父さん、定番の卵焼きを教え、自信をつけさせようという作戦です。成琉くん、手伝ってもらいながら、チーズ入りの卵焼き作りに挑戦。上手に巻くことができましたが、1人で挑戦すると巻き方が反対に...。形が崩れた上に、味付けも忘れてしまいました。

作ったお弁当その日の夜。「朝、失敗した卵焼きの練習をする」と言い出しました。成琉くん、再びトライ!・・・しかし、形は完全に崩れてしまいました。なかなかうまくいかない卵焼き。お母さんは、手伝いたい気持ちをこらえて、グッと我慢しています。「たぶん親の顔を見ると甘えが出て...手伝うのは成琉のためにならないんじゃないかなって思います。(お母さん)」ついに弁当の日、当日。果たして卵焼きを上手に作り、お弁当を完成させられるのか?一度めの巻きかたは、、、、完璧。二度目もなんとか、、、成功しました!立派な、卵焼きの完成です!成琉くんが初めて作ったお弁当。ユニフォームは、ハムをヨウジで刺して崩れないよう工夫しました。

インタビューそして上手にできた卵焼きの半分をお母さんのためにとっておきました。「上手にできたので『美味しい』って言って欲しかった。」実は成琉くん、卵焼きをお母さんに食べてもらいたいと、ずっと思っていたんです。成琉くんの気持ちを初めて知ったお母さん。その思いは伝わったみたいです。「こういうことするのは想像できてなくて...。おもしろかったし、感動しました。」初めて弁当の日に挑戦した成琉くん。何か気づいたことあったかな?「朝起きたらお母さんが作った弁当ができてて、簡単そうで、全然ありがとうって思わなかったけど、自分で作ったら難しくて、ありがたみがわかった。」

ガレッジセール・ゴリさん(お笑い芸人)

ガレッジセール・ゴリさん(お笑い芸人)

(11歳の息子さんと8歳の娘さんだけでつくった"サプライズ弁当"をスタジオで食べて)うわぁ、おいしい!ボクより上手です(笑)自分の子どもがここまでできるって、親が思ってなかったのかもしれないです、今思うと。ここまではできないと思ってますもん。切る練習だとか、「ちょっとこっちに、しょう油かけてごらん」っていうのはやらせましたけど、最終的には親が入っちゃってたんですよ。ほっといてもここまでできるっていうのを信じてあげられてなかったのは自分なんだなって思いましたね。いやぁ~完全にボクが意識改革させられましたね。

坂本廣子さん(料理研究家)

坂本廣子さん(料理研究家)

「お弁当の日」って、ある意味では大人も子どもも「意識改革の日」だなっていう気がします。親は子どもに「してやらなきゃいけない」って思っている。子どもは「できない」と思っている。だけど子どもが自分でやってみたら、「あ、こんなに難しい。」と思ったり「自分が思うようにできた」と思ったり。子ども自身が自信を持つ日であり、親のほうは子どもを信じる日なんですね。((ゴリさん)料理作ると頭良くなりますよね?)生きていくときのいちばんの基本は、実は"段取り力"かもしれない。特に弁当を作るのは、時間も限られているし、スペースも限られているし・・・というところで仕上げるので、ここがいちばんの基本かなって思いますね。

お問い合わせ先

最初のVTRでご紹介した駅弁について
日本レストランエンタプライズ(JR東京駅内の「駅弁屋 祭」を経営)
電話:0120-658-078(お客様相談室)

春限定弁当について
大丸 東京店
電話:03-3212-8011

高齢者向けの宅配弁当を作っている会社
株式会社 医療給食
ホームページ: http://www.iryou-ks.com

『弁当の日』について
ひろがれ 「弁当の日」 ※「弁当の日」考案者 竹下和男さんが運営するホームページ
ホームページ: http://d.hatena.ne.jp/bentounohi/

 ※ご質問などありましたら、このホームページ内の「問い合わせフォーム」からお願いします。
カビラさん選曲のエンディングの曲
曲名:「Vegetables」
歌手名:The Beach Boys