あなた×NHK=∞

広島放送局・視聴者リレーションセンター中嶋 りの

  • 公共メディアの営業企画・推進に関わる業務

代表的な仕事

学校でNHKのコンテンツを活用した防災講習を自ら進行

  • 地域の方々に向けた防災・減災企画の展開気象予報士・防災士の資格を活用し、「ポケット防災手帳」をキーコンテンツにしてNHKを身近に感じてもらう防災・減災企画を提案作成
  • ケーブルテレビと連携した
    防災・減災の取り組み防災の観点から、NHKの必要性を感じてもらう取り組みを地元のケーブルテレビと連携し実施
  • 地域発ドラマのPR・ブランディング地域に寄り添ったNHKのコンテンツをPRし、NHK地域放送局のブランドイメージを向上

NHKに入ったきっかけ

小さい頃から見てきたNHKの
制作現場
感動を届ける仕事に携わりたい

小学校から高校までNHK東京児童合唱団の団員として活動し、放送センターによく通っていました。「NHK紅白歌合戦」や「BS日本のうた」などの歌番組で、歌手の方のバックで歌わせていただき、そのときに見たNHKホールでのお客様のキラキラした表情が忘れられませんでした。お客様に感動を届けるために、一生懸命に働く制作現場の方たちを間近で見て、私もNHKの仕事に携わりたいと自然と思うようになりました。
また、東日本大震災が起きた際には、NHKのニュースを1番の頼りにしていたこともあり、災害報道について専門的に勉強しました。それをきっかけに大学時代に気象予報士の資格を取得。自分自身も災害報道に関わりたいと思うようになりました。そんな中で、「NHKが好き」という気持ちだけは誰にも負けないと思い、災害報道を含めNHKの魅力を伝えられる視聴者サービスの仕事を志望しました。

仕事に対する思い

一人ひとりとの出会いを大切に

私自身、災害が起きたときに正確で迅速に情報を伝えるNHKのニュースをよく視聴していました。そうした経験から、防災・減災を切り口にNHKのコンテンツを広めることができたら、私の資格も活かせると思い、放送部や広報事業部と連携し、防災情報が記載された「ポケット防災手帳」を企画・作成。土砂災害の多い広島向けの防災情報を盛り込み、常に持ち運べるように折りたためる形式にしました。
この手帳について、地域の皆さまから「ぜひ配りたい」とご連絡をいただいたり、防災講習会の場に参加して「ポケット防災手帳」を紹介する機会をいただくなど、「ポケット防災手帳」を通じたコミュニティがどんどんつながっていきました。こういった地域に貢献できる防災・減災の取り組みを幅広く行えるのも、皆さまからいただいている受信料で成り立っているNHKならではだと思っています。これからも地域の皆さまの安全・安心と、つながりや出会いを大切にしていきたいと思っています。

今後の展望

気象予報士・防災士の資格を活用
防災からNHKの魅力を伝えたい

視聴者サービスの仕事をしているからこそ、地域の方からご要望を直接いただくことが多く、それをサービスに反映させるようにしています。防災講習会でポケット防災手帳を配布したところ、「子供にも読みやすいようにしてほしい」「避難場所などを書き込めるスペースが多めにあれば」という声をいただきました。それを元に、現在第二弾を試作中です。手に取った方のお役に立てることを一番の目的に、さらに改良を重ねていきたいです。
また、入局を目指す一番のきっかけだった、“NHKが好き”という気持ちは今も変わっていません。NHKの魅力ある番組をより多くの方に知っていただく方法は、たくさんあります。それを実現するために、動画編集を学ぶなど、自分自身のキャリアアップを図り、NHKに興味を持ってもらえるコンテンツを、地域の方にお届けしたいです。そして、気象予報士や防災士としての知識を活かした防災・減災の取り組みは、今後も続けていきたいと思っています。

1日のスケジュール

  • 07:00

    起床

    テレビでニュースを視聴。出局前にカフェに寄り、PR活動を行っているNHKニュース・防災アプリのニュースも確認

  • 09:15

    出局

    メールをチェック。お客様からのお問い合わせの有無の確認と対応

  • 10:00

    他部署との打ち合わせ

    防災パンフレットの第二弾に関して、他部署との打ち合わせ

  • 12:00

    外勤・連携先との打合せ

    自治体やケーブルテレビ、事業所に伺い、キャンペーンの案内を行う。外勤先でランチを楽しむことも。

  • 18:00

    帰局

    外勤中に届いたメールのチェックや、残っている業務を行う

  • 18:30

    退局

    退局後は、料理やダンス教室に通い、趣味の時間を満喫。自宅で映画やドラマを楽しむことも