先輩たちの仕事

当たり前であり続けるために
挑戦し続けることをやめたくない

放送事業のマネジメントとは
放送事業のマネジメント 横浜放送局 営業部 平澤 徹 (2017年入局)

勝って当たり前の環境でアメフト

中学からアメリカンフットボール部に入り、幸運にも勝って“当たり前”の環境でプレーしていました。勝って“当たり前”の環境にいたからこそ、勝ち続けるために、様々な困難や課題に挑戦し続けることをやめずにプレッシャーさえも成長の糧にできたと感じています。
大学卒業後は電力会社に就職し、広報として働いていました。仕事を通じて、NHKの職員と出会う機会があり、話を聞いているうちに、自分のなかでは“当たり前”に存在していたNHKが、自由な発想で色々なことにチャレンジできるんだなと、働く場所として興味をもつようになり、キャリア採用に応募しました。
世間からのNHKへの信頼は非常に厚く、正確で“当たり前”、しっかりと仕事をして“当たり前”と思われています。“当たり前”であり続けるために、こだわりを持って取り組む環境でさらに自分も成長できていると思います。

アメフトのラジオ番組を企画提案

社会人経験はすでに6年ありましたが、横浜放送局に配属された1年目は新卒1年目の同期と同じように丁寧に多くの業務を経験させていただきました。配属されてまだ半年もたたない時に、部門横断プロジェクトに営業部を代表して参加しました。その中で、当時のプロジェクトリーダーが私に「アメリカンフットボールで横浜を盛り上げようよ」と言ってくれました。
毎年NHKは、社会人アメリカンフットボール(Xリーグ)の決勝戦をBS1で生中継しており、神奈川県には、日本一連覇中のチームの本拠地があります。そこで、これまで自分がアメリカンフットボールで築いてきた人脈を生かしたラジオ番組の提案をしました。自分も番組に出演し、ゲストとともにアメリカンフットボールについて熱く語ることができました。さらに、ラジオ番組から派生した形で、テレビでも全国放送のニュースとして紹介されました。自分のやりたいことを形にする魅力を大いに感じることができました。

受信料の価値をもっと高めていきたい

現在は主にNHKの根幹を支える受信料に関わる業務に携わっています。神奈川県内の企業に対して、受信契約が適正になっているかを確認したり、時には、新しく横浜に進出するホテルの受信契約の対応も行ったりしています。他には、契約収納業務を委託している個人スタッフ・法人事業者の対応や、大学生協、不動産会社等、NHKに代わってお客様と接点を持つ他業種との関係構築も行っています。
また、放送番組やイベントと連動し、お客様満足を高める取り組みも積極的に行っています。どのような業務においても共通することは、「人に動いてもらう、動かす」ということです。そのためにも、まずは自分が誰よりも動き、各所と調整、コミュニケーションを取りながら、業務に取り組むことを意識しています。日々成長を実感できるやりがいのある仕事です。
この仕事で最も大切なのは「受信料の価値を高める」ことだと感じています。受信料は義務だから払うというだけだとさびしいと思うのです。NHKだからこそ求められることも、NHKにしかできないこともあります。自分自身の業務が受信料の価値を高めることに繋がるという思いで引き続き取り組んでいきたいです。

土日はトップリーグで日本一を目指す

学生時代から続けているアメリカンフットボールは、現在も社会人クラブチームでプレーし、19年目になりました。土日、祝日は基本的にアメリカンフットボールの試合か、練習をしています。日本一を決める「ジャパンXボウル」は東京ドームで開催されNHK BS1で生放送もされるので、決勝に進出して優勝することを目標にしています。
クラブチームは登録選手とスタッフを入れて100人ちょっと。チームメイトは皆、平日はさまざまな会社で働いています。一緒に練習できるのは土日祝日のみ。好きなことをやっているのですごく充実しています。その裏には何より家族の理解や協力があってこそだと思っています。だからこそ結果にこだわってやっています。「仕事とアメフトどっちが本業なの?」とよく冗談で言われますが、どちらも目標に向かって全力で取り組めるのは幸せなことだと思っています。

私のリアルとは

自分ひとりでできることなんて、たいして大きなことではない。いかに自分を中心にして周りを巻き込み、おもしろいことをするか。みんなでやって成功した方が自分も絶対うれしい。その意識は仕事でもプライベートでも持っています。