あなた×NHK=∞

メディア編成センター阿曽沼 路加

  • コンテンツ展開に関わる業務
    (メディア戦略・編成・イベントなど)
  • 公共メディアの営業企画・推進に関わる業務

代表的な仕事

福岡局でスポーツ編成に携わり、ソフトバンクホークスのファンに!

  • 放送と営業の連動番組イベントなどさまざまなアプローチで受信契約を達成
  • スポーツ編成対戦カードのセレクトから中継の企画まで。データ放送を活用し選手の声を発信
  • Eテレの番組編成開発番組の編成、プロモーションにも力を入れ定時化を目指す

NHKに入ったきっかけ

小さなニーズにも応える
NHKならではの番組編成

学生時代、体育会に所属してホッケー(陸上)という競技に取り組んでいました。ちょうど就職活動をしていた大学3年生の時ロンドン五輪があり、日本の最後の試合をNHKが中継する予定だったのですが、急遽別の競技に差し変わってしまいました。がっかりしているとNHKがライブストリーミングで、テレビで中継するはずだったホッケーの試合を配信していて「こういう小さなニーズを拾ってくれるのって、いいなぁ」と思いました。これをきっかけに「オリンピックがネットで見られるのはどういう仕組みなのだろう?」と興味を持ち、大好きなスポーツで多くの人に感動を届けられる仕事に就きたいという思いが膨らみました。

仕事に対する思い

思い入れあるプロジェクトごとに
流してきた達成感の涙

最初の配属先、京都の営業部で力を入れて取り組んだのは大学の寮に受信契約をお願いする業務。1年ほどをかけ、イベントや講演会などを通して関係者の方々と交流を深め、契約につながったときには涙が止まりませんでした。放送と営業が連動していることを肌で感じる瞬間でもありました。福岡時代には念願のスポーツ編成に携われることに。なかでも思い出深いのは、福岡ソフトバンクホークスの試合を編成したことです。前のシーズンの対戦成績なども調べ、『絶対に視聴者が見たいと思うカードを中継したい!』と、プロデューサーと何日も話し合いました。同時に選手に親近感を持ってもらえる仕掛けをと、選手の声をデータ放送で紹介する企画を考案。体当たりで球場に通いつめ一軍選手全員に取材をしました。放送は過去10年でトップの視聴率を獲得(2019年当時)し、データ放送のアクセス数も過去最多。その数字を見て涙したのはいい思い出です。

今後の展望

やればやるほど、
チャレンジしたいことが増えていく

編成局ではEテレの番組を担当し、コンテンツを制作陣と一緒に作り上げていく楽しさを知りました。Twitterでのプロモーションにも力を入れました。ターゲット層に合わせた編成はもちろん、制作や広報と連携を取って番組の魅力を適切なタイミングで伝え、それが視聴率などの実績として返ってきた時の喜びは言葉になりません。就職活動の時からの“東京五輪・パラに仕事で携わる”目標は、10年越しにこの夏達成しました。東京五輪・パラでは多くの感動を目の当たりにしましたが、それが競技の勝ち上がりなどをギリギリまで見定めて決めた編成の結果だと思うと、自分でも、視聴者の“いまこの瞬間に見たい!”に応えるスポーツ中継の編成をしたいと思いました。他にも、元々好きな音楽など興味のあるジャンルがたくさんあるので色々な仕事に挑戦したいです。

1日のスケジュール

  • 08:30

    起床

    1日のスタートには好きな音楽とコーヒーが欠かせません。 NHKプラスで担当番組をチェックしながら通勤することも

  • 10:00

    出局

    メールチェックと1日のスケジュール確認。打合せが多いので、忘れないようアラームとリマインダーをセット!

  • 10:30

    打ち合わせ(編成内で)

    先々の番組編成の確認、各担当の番組提案の読み合わせや、時刻表作成のブレストを行います

  • 11:30

    打合せ(制作担当者と)

    放送を終えた開発番組の制作陣と、視聴率グラフやEテレメンバーの意見をもとに、改善点や今後の方針の確認をします

  • 12:30

    ランチ

    編成センターの同僚や、地方局時代の先輩後輩と一緒に。気分転換のため、なるべく局外へ足を運びます

  • 14:00

    ヒアリング(制作担当者と)

    来年度の番組改定に向けて、提案や読み合わせを行います

  • 15:30

    打合せ(他部署)

    NHKプラスのプレイリストについてデジタルセンターと、担当番組のイベントについて事業センターと打合せがあることも

  • 16:00

    収録見学

    新規開発番組の収録には積極的に足を運びます。完成前の試写に参加し、プロデューサー、ディレクターと意見交換も

  • 17:30

    デスクワーク

    年に数度の担当月には、Eテレ全体の視聴率を分析し、発表。また、空いている枠にどんな番組を編成するかを考えます

  • 20:00

    退局

    帰宅後は好きなYouTubeやテレビ番組、 応援しているスポーツチームの戦績などをチェックし、リフレッシュします