コント作家、出演者はもちろん、いろいろなプロフェッショナルが集まって、コントは完成します。アイデアが生まれて、それぞれのノウハウを集結してカタチにしていく、番組ができるまでの流れを紹介します。

コント企画会議
美術打ち合わせ
セット建て込み
収録
オフライン編集
MA
オンライン編集

1 コント企画会議

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作家が提出する数行のネタ(プロット)案をみんなで話し合い、ふくらませていきます。コントになりそうなものは、台本化をお願いします。他にも若い作家から台本を送っていただき、検討する会議もしています。

コント作家を交えた企画会議では笑いが絶えない。

100字程度の元ネタをみんなで話しながら、ふくらませる。

局の食堂行くのに財布忘れるは、家の鍵なくすは、携帯はどこかに置き忘れるは、メールアドレスの変更を連絡しても何度も古いアドレスに連絡してくるは・・・。コント以外のことは、あきれるほど抜けている人です。コント番組の中でも屈指の打ち合わせ、台本直しの多さ。そのこだわりが番組のクオリティを支えていると思います。

2 美術打ち合わせ

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ディレクター、映像デザイナー、美術スタッフが集まってコントのセットや衣装、小道具について打ち合わせします。扮装の方向性を決めるのは、若手ディレクターの仕事。キャラクター設定に合わせ、服やメイク、かつら、小道具を各担当にお願いします。

セット、衣装、かつら、小道具などをコントごとに決める。

アクションシーンがあるコントではセットの設計も入念に。

コントの必需品かつらは、ドラマでも使われているもの。

コントでの動きやキャラクター設定を考えて衣装を選ぶ。

本番一週間前に西川ディレクターと打ち合わせしても、本番前日の演出下見のときに、変更になったりすることもあって、もう大変です。うれいしいことは、出演者がお忙しく、衣装合わせで着て合わせる時間がない時、当日実際に着てみて「イメージ通り」と言われること。それまでの苦労が報われます。

3 セット建て込み

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収録前日、スタジオにセットが組まれます。映像デザイナーは図面通りにセットが建てられているかチェックします。

効率的に収録するため、大きなスタジオにセットを複数建てる。

設計図面通り建てられているか映像デザイナーがチェック。

LIFE! は、次から次へとセット転換していく番組です。服部映像デザイナーと打ち合わせして、事前に段取りを組んでも、収録が予定通りに進むとは限りません。各セクションと密に連絡を取り、その場その場で臨機応変に対応します。仕事が大変なだけに、無事終了して出演者やスタッフから「良かった。ありがとう」と声をかけてもらうと、うれしさとともに達成感がありますね。

4 収録

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ドライリハーサルでは、動きやセリフを確認します。タレントさんの演技を見て、ディレクターが演出します。プロデューサーたちもスタジオのモニターでその様子を見ています。本番になると、演出のディレクターは副調整室へ。インカムでフロアディレクターに指示を出し、収録スタート。

台本通りに一通り演じて、動きやセリフを確認する。

出演者の演技に対して、ディレクターが演出をする。

プロデューサーも収録に立ち会い、現場を見守る。

収録中は副調整室からフロアディレクターに指示を出す。

5 オフライン編集

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収録した素材を編集します。1回の放送で7本程度のコントが放送されます。コントの順番やラインナップで印象や面白さが大きく変わります。編集マンとディレクターの共同作業。最終的にプロデューサーや他のスタッフで試写し、細部を詰めます。

MA

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事前に音響効果とディレクターで音楽や効果音の打ち合わせをします。そして、放送の数日前にMAに臨みます。よりドラマチックにするために音楽に抑揚をつけたり、細かい効果を加えたりします。また、音楽と笑いとセリフの音量のバランスをとります。番組の最終的なクオリティーに関わる大事な作業です。

セリフを聞き取りやすくしたり、笑いの音量を調節する。

効果音を入れることで、よりコントを盛り上げていく。

西川ディレクターは、作品に対するこだわりが人一倍強い方です。事前の打ち合わせで音楽や効果音を確認していても、MAでやり直すことも。そういうリクエストにも対応できるように多くの素材を用意して、MAに臨みます。うれしいことがありました。小学校6年生の息子のクラスで、「今、自分のお気に入りランキング」が発表され、第一位がLIFE! だったことです。息子も鼻高々だったそうです。

6 オンライン編集

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グラフィック効果を足したり、テロップを入れたりします。収録素材にない素材を映像に加える最終的な作業です。プロデューサーとスタッフで最終的な試写をし、完成です。

完成