平成27年度 NHK放送事業マネジメント インターンシップ実施報告

<1日目>

講義「NHKおよび放送事業マネジメントについて」

インターンシップの導入として、公共放送および、放送事業のマネジメントについて説明。業務が多岐に渡ること、さまざまな業務をジョブローテーションすることについて紹介した。また、お金の面からNHKをマネジメントする、「財務」の仕事についても説明した。

講義「NHKおよび放送事業マネジメントについて」

講義&ワーク「NHKの営業業務について」

冒頭、NHKの営業業務について、基本的なことを説明するとともに、新しい営業のあり方についても講義形式で紹介。
その後、グループごとに事業所の受信契約の勧奨について討議して発表。続いて、実際に事業所の代表者への説明という形でロールプレイングを行った。最前線で活躍する営業職員が各グループのアドバイザーとして参加し、公共放送を支える受信料制度について、理解を深めた。

講義&ワーク「NHKの営業業務について」

参加者の感想

  • グループワークとロールプレイという、普段目にしないカリキュラムで面白かった。
  • 営業がNHKにいかに重要であるかがよくわかり、関心が高まった。
  • 営業の大変さとやりがいを肌で感じることができてよかった。

<2日目>

講義&ワーク
「NHKのロジスティックス(取材・制作現場の後方支援)業務について」

ワールドカップブラジル大会、ロンドンオリンピック、御嶽山噴火など、講師が実際に経験したロジスティックス業務をとおして、報道機関ならではのロジスティックス業務の魅力を伝えた。
その後、「リオデジャネイロオリンピックのロジスティックス担当者」という仮定で、どのような準備をするべきか等、グループごとにシミュレーションを実施し、発表。

実習「自己表現を磨く」

放送事業のマネジメント職員は、プレゼンテーションを行う機会も多いため、元NHKアナウンサーを講師に、少人数で、プレゼンテーション力向上の実習を行った。「相手に伝わるように文章を組み立てる」「センテンスは短く」などポイントを伝えたうえで、1分程度のプレゼンテーションを参加者1人1人が実践。プレゼンテーションを録音したものを皆で聞き、講師から厳しくも丁寧なアドバイスをした。

講義&ワーク「NHKのロジスティックス(取材・制作現場の後方支援)業務について」

実習「スタジオ実習」

放送局のマネジメント業務に携わるにあたっては、放送についての理解を深めることも重要なため、スタジオにて番組制作の実習を行った。参加者がキャスター、ディレクター、カメラマン、テクニカルディレクター等の担当業務に分かれて、短時間の番組を制作した。

実習「スタジオ実習」

実習「スタジオ実習」

参加者の感想

  • 【ロジスティックス業務】
  • ワークが現実的だった。たくさんのケーススタディができてよかった。
  • 総務のイメージが大きく変わり、取材環境を支えるサポート業務にやりがいを感じた。
  • 想像を超える業務内容で、後方支援でありながら最前線で活躍できることを知れた。
  • 【自己表現を磨く】
  • 言葉のプロに伝え方や話の流れを学べて、就職活動や今後に役立つ内容だった。
  • 将来的にも役立つ内容を専門の方に伺える非常に貴重な経験だった。
  • 自分の課題を客観的に見ることができるよい機会になった。
  • 【スタジオ実習】
  • 普段できない体験、そして裏方の仕事を間近で見ることができた。
  • たった3分のニュースにもさまざまなプロセスが存在すると再確認できた。
  • NHKの商品であるテレビ番組制作に携る仕事を経験できてよかった。

<3日目>

講義&ワーク「NHKの編成業務について」

普段あまり馴染みのない編成という業務について概要を解説するとともに、放送の要であることや、視聴者の意向を番組に反映させるという重要性ややりがいについて伝えた。また、実際に東日本大震災の際に東北地域で放送された番組プログラムを検証したり、これから放送される番組を紹介するラジオテレビ欄の文言を考えたり、理想の番組時刻表を考えるワークを実施。特にラジオテレビ欄の番組紹介文については、最優秀グループのものが実際に採用され、新聞等に掲載された。

レオナルド・ダ・ヴィンチ展見学

NHKのイベント業務、とりわけ展覧会業務を理解するため、江戸東京博物館で開催していた「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」を見学した。

レオナルド・ダ・ヴィンチ展見学

参加者の感想

  • 放送局ならではの業務で、普段考える機会がないので新鮮だった。
  • 自分たちが考えたラテ欄の文章が採用されたことが非常に良い経験になった。

<4日目>

講義&ワーク「NHKのイベント業務について」

NHKのイベント業務および展覧会業務について担当職員より説明。その後、6月から開催する「メアリー・カサット展」の関連イベントをグループごとに企画・提案。各グループにはイベント現場で活躍する第一線の職員がアドバイザーとして付き、参加者からのさまざまな質問に答え、より実際の提案に近い形に仕上げた。さらに、企画した提案をイベント業務の職員の前で提案発表し、 NHKで実際に行われている「イベント提案会議」を模擬体験した。

講義「NHKの広報業務について」

大河ドラマ「花燃ゆ」「真田丸」などを例に、NHKの番組プロモーションについてのさまざまな手法を紹介。SNSの活用や“コミケ”へのブース出展などの新しい手法に取り組んでいることも紹介した。また、「紅白歌合戦」などの大型番組で実際に広報担当者が行った取材対応などを紹介しながら、広報の仕事について解説した。

スタジオ見学 ※2月のみ
放送を出しているTOC(テクニカル・オペレーション・センター)や、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「あさイチ」などの収録スタジオを見学し、実際に番組を作って放送する現場を肌で感じた。

講義&ワーク「NHKの編成業務について」、スタジオ見学

講義&ワーク「NHKの編成業務について」、スタジオ見学

講義&ワーク「NHKの編成業務について」、スタジオ見学

参加者の感想

  • 【イベント業務】
  • 見学した内容をもとに考えるのがおもしろかった。
  • 実際にイベント業務を担当している職員の指摘やアドバイスにより、イベントを作り上げる楽しさと難しさを実感することができた。
  • 実際に行われる展覧会の集客方法について、実現性の高さを意識しながら取り組めた。
  • 【広報業務】
  • NHKのイメージと違って自由であることが理解できた。
  • 具体例が多く、仕事のイメージを詳しく持つことができた。
  • 大胆なアイディアからの広報戦略を、さまざまな例で紹介していただいた。
  • 【スタジオ見学】
  • 制作現場の緊張感を感じられてよかった。
  • ひと通り業務を学んだ上で見ることで、より放マネの業務の大切さを感じた。
  • 仕事をしている姿を見て、自分たちがやろうとしている仕事の先が見えた。

<5日目>

プレゼン実習

2日目の「自己表現を磨く」で学んだことを実践に移してこの5日間のインターンシップで学んだこと、感じたことについて、1人1分ずつ発表した。

プレゼン実習

先輩たちに聞く

放送事業のマネジメント職場の最前線で活躍する先輩職員を講師に、「先輩と語る」を実施。財務や著作権など今回のインターンシップのカリキュラムで扱わなかった仕事をしている職員や、入局1年目の職員、子育てと仕事を両立している職員も参加し、NHKの仕事や生活についての幅広い質問に答えた。放送事業マネジメントの仕事のやりがいや厳しさ、新人時代の仕事や生活などについて、少人数のグループでざっくばらんに語りあった。

先輩たちに聞く

参加者の感想

  • 【インターンシップ全般】
  • 5日間とても濃い毎日であっという間だった。NHKの良さ、NHKが公共放送としての軸をしっかりと持ち、全ての部署の方々が働いていることをリアルに感じることができた。
  • 常に職員の方々が付きっきりでグループワーク等に参加してくださったのがとても印象的だった。ここまで学生と職員の方との距離が近いインターンシップはなかなか無いなと思った。
  • 経験を長く積んだ職員の方がたくさん講師として参加してくださったため、学ぶ事や初めて知ることが本当に多かった。
  • 本当に充実したプログラムだった。
  • 広報などもっとワークがやりたかった。