NHKでは、働く一人ひとりが、かけがえのない「公共メディア プロ人財」として地域や社会に貢献し、
ともに成長していくため、次のような支援を行っています。
1-1. 新採用者研修
「公共メディア プロ人財」としての姿勢やスキルをOJT(職場指導)で伸ばしていくための土台作りを目的として、1~2か月程度行います。講義やグループワークとともに、現場で必要とされるスキルの土台もしっかりと身につけることができます。
1-2.ジョブトライアル(入局1~2年目)
「公共メディア プロ人財」としての基礎を身につけられるよう、専門性を磨くことはもちろんのこと、多様な現場を経験することで、多彩に活躍できる人財を育成し、柔軟なキャリアプランを描ける基盤を構築します。軸となる業務の専門性を磨きながら、他の専門業務や緊急・災害報道、視聴者コミュニケーションなどの様々な経験を積んでいきます。
1-3. 新人層研修
入局4年目までの職員を対象に年1~2回実施します。入局後の経験を踏まえ、必要な姿勢やスキルをさらに伸ばしていきます。新人層以降も、役割に応じた研修を充実させています。
キャリアの段階や節目ごとに、歩んだ道を振り返り、今後何をめざすか、そのために何をすればよいかを知り考えるための研修を実施しています。
それぞれの専門性に対応した、より高度な知識や技能を学び、実践力を高めるための研修です。特にデジタル業務のスキルを身につけるための研修を充実させています。50以上のカリキュラムがあり、多様な専門性を磨いていくことができます。
組織やチームの目標達成を通じ、メンバーの主体的な成長を後押しできるリーダーを育成するため、次世代リーダー層や管理職層を対象にマネジメントスキルの向上を図っています。
さらに高い専門スキルの習得を図るため、各部局で独自の研修やセミナーを多数実施しています。また、全職員が参加できるオンラインによる勉強会が活発で、スキルや学びを共有する組織風土が醸成されています。
入局間もない方からベテランの方まで、みなさんが自分の「キャリア」をデザインし
実現していく過程をサポートしていくのがキャリアサポートセンターです。
計画的なキャリアサポートやキャリアチャレンジ制度事務局の役割を担っています。
職員一人ひとりのキャリアや成長ステージに応じ、研修やコンサルティングの実施など、計画的なキャリアサポートを行っています。
段 階 | ポイント |
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スタートアップ | キャリアを考える基礎 |
キャリア前期 |
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キャリア後期 |
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キャリア再構築 |
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「キャリアチャレンジ制度」は、「社内公募」「派遣制度」(海外・国内・協会内派遣)を再編、一新したものです。チャレンジ精神や成長意欲を尊重し、自律的なキャリア形成やキャリアの複線化を推進しています。
キャリアチャレンジ制度 | 協会内 | ミッションチャレンジ | 公募テーマ(ミッション)に応じた人財をNHKグループ内から広く募集する |
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ジョブチャレンジ | 軸足以外の業務への挑戦により自分らしいキャリアを切り拓く | ||
スキルアップチャレンジ | 本人のスキルや能力の向上につながる派遣 | ||
外部 | ソトチャレンジ | 高い専門性を持つ人財の育成を目的に、「協会外でしか得られない経験・知見・スキル」獲得と、協会への還元を目指す |
2022年度は31件のミッションに、約60名がチャレンジしました。
NHK内では得がたい経験・知見・スキル取得を目的として、国内の企業や海外の大学・研究機関などへの派遣を行っています。
職員一人ひとりの成長を 「学び」の側面からサポートするために、
知識やスキルの向上を目的とした職員の自発的な学習を支援しています。