2021年11月09日 (火)
11/9 実は昔からあった?!埼玉のSDGsの歴史を学ぼう♪
きょうの「歴史を語るさいたま~ずさん」はみなさんおなじみ、大東文化大学文学部教授の宮瀧交二さんとお伝えしました。
きょうのテーマは「埼玉の歴史の中に発見!~実は身近なSDGs~」!
SDGsは最近出てきた印象がありますが、実は昔から取り組んでいたことがあるんです。
今回は宮瀧さんに3つ教えていただいたのですが、その中でも驚いたものをご紹介します。
それは三芳町にある「三富新田」です!
さつまいもの産地としても知られている「三芳町」ですが、昔は作物が育ちづらいとされていた土地だったそうです。そこで植えられたのがクヌギなどの落葉樹!その落ち葉をあつめ、肥料にすることで土が肥えていったのです。ほかにも木々が暴風を防いでくれたり、木を薪として利用したりと様々な場所でこの落葉樹は活躍していました。
SDGsの17の目標の中の「住み続けられるまちづくりを」と「陸の豊かさも守ろう」を満たしている取り組みです。
住み続けられるまち、そして豊かな陸のあるまちは社会にはもちろん、私たちにとってもうれしいことですよね。
SDGsと聞くと難しく感じますが、17の目標をそれぞれ見つめてみると私たち個人ができることが書いてあります。この機会に自分にはどんなことができるか、考えてみるのもいいかもしれません。そして難しく感じたら、昔の人たちがやって来たことを見つめてみるのもいいですね。
「未来のテーマは過去にある」。これがSDGsのヒントなのかもしれません…
宮瀧さんがご紹介してくださった埼玉の歴史から見るSDGsはほかにもあります!
ぜひ聴き逃し配信でお聞きください!