2022年12月08日 (木)
12/8【歴史を語るさいたま~ずさん】
埼玉愛あふれる、おなじみ大東文化大 文学部 教授の宮瀧交二さんの”ラジオ講義”。
新しいお札の「顔」になる渋沢栄一(一万円)・津田梅子(五千円)・北里柴三郎(千円)のうち、津田塾大学を創設した津田梅子が県内のお気に入りの場所をたびたび訪れていた!……という知られざる事実を解き明かしました。
写真絵はがきに残された、かつての埼玉県内の風景。
大宮氷川公園内にあったのは「蛇松」。
武蔵嵐山にはモダンな「バンガロー」があります。
所沢上空には、ちょっと不自然なくらい飛行機が低く飛んでますね。
(写真館が合成したのでは?という宮瀧さんの見解です)
津田塾大学を創設した津田梅子が見たであろう景色は、埼玉県内を「遠足」の目的地として学生たちと訪れた場所です。
当時、軽井沢・箱根などと並び称される観光地であったという埼玉の景勝地は、梅子のお気に入りだったらしく、何年にもわたって、遠足に出かけていたことが大学の年表からわかりました。
歴史が紡がれ、後世に伝えられることで、ふるさとがもっと好きになる、大事なことですね!
リスナーのみなさんがお気に入りの「場所」も、偉人や歴史上の人物が訪問してるかも知れませんよ。
『まちむら便り』は、東秩父村で地域おこしに取り組む「であそぶキッチン」の吉田圭子さんに、12月の週末を中心に、25(日)まで行われる「30分でできるクリスマスクッキー作り体験」について聞きました。古民家を改造したくつろぎのスペースで、親子でクッキー作り、いいですねえー。
※吉田さんの「吉」はつちよしが正しい表記となります