NHKさいたまブログ

ゲスト:県立川口北高校 教諭 
            辺田 洋文(へんだ・ひろふみ)さん
            生徒会多様性推進課代表(生徒)
            青木 秀澄(あおき・ひでと)さん

取材・解説:藤井 美沙紀 記者

今年度から埼玉県の県立高校で、すべての女子の制服でスカートかスラックスかを選べるようになりました。これより一足早く、生徒会が働きかけて、女子生徒がスラックスを選べるようにしていたのが、川口北高校です。

この取り組みを通じて、教育現場で「性の多様性」について、どう考え、どう行動しているのか?お伝えしました。

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月に1度のペースでお届けしている「子どもプロジェクト」。
今回は「制服から考える性の多様性」をテーマに、川口北高校教諭の辺田さんと3年生の青木さんをゲストに迎えました。

県立高校の制服でスラックスが選べるようになったのは、埼玉県教育委員会が、去年7月に出した通知がきっかけです。原則として、2022年度中に女子の制服を選択制とするよう、すべての県立高校に求めました。そこには、社会で女性のスラックス着用が一般的になっていることも背景にありました。

番組ではこの動きに先んじて、生徒会が働きかけ、女子生徒がスラックスを選べるようにした川口北高のこれまでの「生徒たちと先生たち」の意識の変化について。また「性の多様性」について考える取り組みについての話になりました。

川口北高では、さらに来年度(2024年度)から、さらに選択の幅を広げた新たな制服が導入されることになっています。詰め襟だけだった男子はブレザーが選べるようになり、男女を問わず首元のリボンやネクタイ、それにスカートを選択できるようになります。

自分の”ことば”で、思いを語る青木さんの真摯な姿勢と、彼を見守り、寄り添う辺田さん。
「性の多様性」について考えることを通じて、それぞれが持つ”個性”を「さらに尊重し合える」世の中になっていくといいな、と改めて感じました。

くわしくは、こちらの特集記事をどうぞ。

そして、聴き逃し配信はこちらから、ぜひ!

 

「サイタマの防災」では、粕尾祐介記者の解説で「出水期(梅雨~台風~秋雨)の大雨で、注意したいこと」をテーマにお送りしました。

今月初め、台風2号の影響で前線の活動が活発になって、大雨が降り、大きな被害が出ました。
このうち、浸水被害がもっとも大きかった越谷市での取材音声(水の音が印象的でした)を生かして、内水氾濫のメカニズムや命を守るための行動についてお伝えしました。

 「大雨への備え」「早めの避難」「情報収集」を心がけたいものです。