NHKさいたまブログ

ゲスト:埼玉大学大学院 理工学研究科 教授 久保田 尚(くぼた・ひさし)さん

国道の抜け道になっている「スクールゾーン」への車の進入が後を絶たない場所があるという、ふじみ野市での取材をもとに、「通学路総合交通安全マネジメント」を提唱する久保田教授をゲストにお迎えして、現場を取材した海老原悠太記者も加わって、県内や全国のほかの例にも触れつつ、最新の交通安全施策と交通規制を組み合わせ、その周辺地域もあわせた「対策」を行うための提言をいただきました。

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「交通事故で亡くなる子どもをゼロにしよう!」というスウェーデン起源の「通学路Vision Zero」という考え方をもとに、「通学路交通安全マネジメント」を提唱してきた久保田さん。

埼玉大学の先生ということもあって、地元・埼玉県の道路・通学路事情に精通しているだけでなく、全国で起こっているスクールゾーンでの課題については、これまでワークショップを開き、さまざまな方法で、地域で暮らす人たちとともに解決の道筋をつけてきました。

久保田さんの「熱意」が地域の人たちを動かしてきたんだろうなあと、穏やかながらも、信念を語る強い語り口から伝わってきました。

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リスナーのみなさんが住む地域の「スクールゾーン」についても、危険な場所はないか?ぜひ、改めてチェックしてみてください。

NHK首都圏ナビのホームページでも「その通学路、安全ですか?」と題した特集ページで、各地の”危険な通学路”のマップなどを公開中です。

★こちらからご覧ください⇒「その通学路、安全ですか?」

★また、きょうの放送の聴き逃しはこちらから、ぜひ!⇒聴き逃し配信

 

新年度から始めた新コーナー『サイタマの防災』は、小野匠哉記者の解説で、行田市で進む「田んぼダム」を活用した、水害を防ぐ取り組みについてお伝えしました。

今年の梅雨の時期を控え、県内では初の取り組みがどうなっていくのか?その効果に注目していきたいと思います。

特集記事はこちらです⇒埼玉 行田 「田んぼダム」で水害防ぐ 出水期に備え新たな対策も

 

そして、「”埼玉の”君の声を読む」は3回目
ニックネーム・Iroさんゆい丸さん、2人の15歳から寄せられた「学校生活への思い」が込められたメッセージを紹介しました。

メッセージを寄せてくれたお2人、ありがとう!

関連ホームページはこちらです⇒君の声が聴きたい