3/17 【子どもプロジェクト~子どものための防災~】 ゲスト:いつもしも~子どもとママのリアル防災~編集部 トコさん
ママの視点を生かして防災情報を発信している、子どもとママの防災サイト「いつもしも」編集部のメンバーで、Webライターのトコさんをゲストにお迎えして、“災害の時、1人で家に残された子どもができること”、“ふだんから家族ぐるみで心がけたいこと”を、さいたま局の永野麻衣記者とともに考えました。
年齢や名前、顔を出して活動することで、Webでの情報発信の受け手から「先入観」を持たれてしまうのを避けたいという理由から、”ライターネーム”「トコさん」で活動しています(写真もトコさんの”お顔イラスト”をペタリ)。
そんなトコさんは今、東京都内で夫と小学2年生の息子との3人暮らし。女性だけの職場で、Web上の広告作成や情報発信などをする中、次はどんなサイトを作ろうか?ということになり、「流行りすたりのないテーマがいい」「嘘やデマのない誠実なサイトを作りたい」「何度も見に来たくなるような、ためになって面白いコンテンツにしたい」との思いからママの視点を生かして『防災』をテーマにしたサイトを作りました。
とはいえ『防災』というと、なんだか大変そう……と身構えてしまいがち。
そうはしたくない!との思いから、自然体で普段から取り組める「もしものための備え」を提案し続けています。
例えば、トコさんのお宅では2日に1度の朝食で「シリアル」を食べていますが、常にストックしているのは子どもが好きな味のもの。また「非常食のごはん」を食べ比べて、子どもが好きな「炊き込みご飯」を選んだりと、その提案は実践的かつ具体的です。
確かに、こうしたものがあれば、子どもが1人で家にいるときに地震が起こって、親が帰れない!というときにも、とりあえず何か「食べる」ことはできますよね(作る様子も見せてますからね)。こうした何気ない普段の積み重ねが大事だということもよくわかりました。
このほかにも、”きょうから始められる”防災のヒントになる話がたくさん。
聴き逃し配信は⇒こちらから どうぞ。
さいたま新都心駅で開催している「NHKさいたま 防災展示」と連動して、先週から6回にわたってお送りしてきた『備えるさいたま~ずさん』。最終回のきょうは”鉄道”。
JR東日本 大宮支社 鉄道事業部 安全企画ユニットの根本徹さんを迎えて、「帰宅困難」になったとき、鉄道会社は具体的にはどんな対応をするのか?「駅」を利用している人たちのためにできること、といったお話をいただきました。
2011.3.11のあの日。根本さんは入社1年目で、宇都宮線・久喜駅の職員として駅を利用している人たちの避難誘導にあたったそうです。
なお、6回にわたってお送りした「備えるさいたま~ずさん」は、NHKさいたまのホームページ内にある「番組ピックアップ・NHKさいたま防災百科」から、まとめて聴くことができます。
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