NHKさいたまブログ

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キャスターの渡辺です。
6月12日放送のさいたマッスルさん、ゲストは大宮アルディージャホームタウングループの板谷玄さんでした。

今年初めて行われた、Jリーグの「シャレン!アウォーズ」。
これはJリーグのクラブが行う社会連携活動を表彰する取り組みなのですが、大宮アルディージャが毎年行っている「手話応援」が、見事、ソーシャルチャレンジャー賞 を受賞しました!

「手話応援」のイベントでは、応援歌にあわせてみんなで手話の振り付けをします。
イベントの当日は、地域の聴覚障害者やろう学校の子どもたちが招待され、スタジアム内で手話が飛び交うという、毎年恒例のイベントなんです。
板谷さんは、「2006年から継続し、年々、参加者も増え、地域の人たちにも自発的にご協力いただいて、うちのクラブの代名詞になっているイベント。一般投票では最多の票数もいただいたし、受賞できて本当にうれしいです」と話していました。
そして、受賞チームはオンラインでの受賞記念イベントを行っているのですが、今回、アルディージャがトップバッターでした。
板谷さんによると、「オンラインでの手話講座を開いたんですが、誰かが発言したあとは“拍手”の手話をしたり、最後は“愛してる”の手話でみんなで記念撮影をしました。そして、今、その流れは他クラブの受賞記念イベントにも引き継がれているんですよ」とのこと。
アルディージャが発端となって、他のクラブにも手話が広がっているなんて素敵ですね。

 

ここで突然ですが、
さいたま局キャスターによる、よく分かる手話講座~♪

実は、岩崎キャスターと私、隠れた特技が手話なんです(*^^*)
ということで、シャレンのオンラインイベントでも使われているという手話を2人で勝手に解説(笑)

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1)愛してる 
これは「愛してる」の手話。親指・人差し指・小指を同時に立てます。
手話応援のイベントではこの「愛してる」の手話が応援歌の振り付けになっているんです♪
この手の形、「I Love You」の「I」「L」「Y」の3文字の形が隠れているんですが…。
見つけられましたか?
この手話は全世界共通なんですよ~(*^^)v

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2)拍手 
聴覚障害者は拍手の音が聞こえません。
拍手をする時には、写真のようにパーの形で両手を上げて、「キラキラ~☆」とするように両手を振ります。
簡単でしょ?オンラインの会議も身近になってきている近頃。

手話はハンドサインにもなるし、ちょっとした感情を表現する手段になるので、テレビ電話でぜひ使ってみてくださいね♪

ちなみに、岩崎キャスターは、大学時代に手話サークルに所属し、そこで出会った人たちともっとコミュニケーションを取りたいと夢中で手話を学んだそう。
私は小学生の頃に手話を習っていましたが、それは当時、家族が病気で耳が聞こえなくなってしまったから。
「この人ともっとコミュニケーションを取りたい」というちょっとした気持ちが手話を学ぶきっかけになるのではないかなと思います。

手話応援のような取り組みがどんどん全国に広がって、スタジアムでも当たり前のように手話が飛び交うようになったら、きっと心が通い合えますよね。
そして、これからも、さいたま局キャスターで手話の魅力を伝えられるように、愛ちゃん、一緒に頑張っていこうね~♡(あ、これ、ただの業務連絡ですね。笑)

そして、選手の声もお届けしました。今週は・・・

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大宮アルディージャの河面旺成選手のインタビューをお届けしました。
開幕前、「背中で語れる副キャプテンになりたい」と話していたことが印象に残っていたので、現在の心境について伺いました。
「全体練習の再開後は、たくさんの選手とコミュニケーションを取るように心がけていますね。特にディフェンス陣とは、攻守の切り替え時に距離間をどのようにするかなど、細かいところまで話し合っています」と、“ディフェンスリーダー”のような役回りをこなしていることも判明。
「リーグ再開後は数字(結果)にこだわってやっていきたいですね。守備面だけではなく、縦に早く仕掛けるところとか、クロスの精度といったところでも、持ち味を発揮できると思います。過密日程のなか、確実に決めて勝ち切ることが大切になると思うので、攻撃のシーンでも貢献したい」

早いもので、J2はリーグ再開まであと2週間!
攻守ともに、河面選手のプレーに期待しましょう♪

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浦和レッズからは、長澤和輝選手の声をご紹介しました。
「全体練習も順調で、個人的にコンディションも上がってきています。再開後は無観客ということもあるし、試合勘もまだ十分ではないので、細かい調整は必要になるはず。(6月13日の)トレーニングマッチから、公式戦をイメージしながら臨みたい」と話していました。
また、自粛期間中に長澤選手らが立ち上げた医療従事者を励ます取り組みについても。
「サッカー選手として社会のためにできることをずっと考えていました。改めて、地域の皆さんとの絆を実感しているし、スタジアムで一緒に戦うことができなくてもいつでもサポーターのことを考えています。厳しい状況を、ワンチームとして乗り切っていけたら。プレーで元気を与えることはもちろん、今後も地域や社会に向けた活動を行っていきたい」と、時折、笑顔を見せながら話していました。
頼もしいですね!

レッズも、アルディージャも、地域や社会のために活動していて、本当に素晴らしいなと思います。
レッズの社会活動についても、今後、番組でご紹介していきます。

 

今日の放送の裏話を少し…。
実は、この長澤選手の会見、放送当日の午後から行われました。
「さいたま~ず」のラジオは午後6時から放送開始なので、私たちはいつも午後5時にリハーサルをしています。
逆算すると、その日の放送に使うものは、遅くとも午後4時には編集などを仕上げなければならないんですね。
ということで、私を待ち受けていたのは、時間との戦い…

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 午後3時過ぎから、フルスピードで編集に取り掛かりました。
(こういう切羽詰まった時って、秒針の進み方がやけに早く感じたりしませんか?笑)
あ、そうそう!ラジオで使うインタビューなどは、担当するキャスターが自分で編集しているんですよ。

この日の午後は落ち着きなく、まるで競歩大会のように、局内の廊下を小走りで行き来していた私…(苦笑)
不意に、「人として大切なことは、幼稚園や小学校の時にすべて教わっているのよ」という、教員をしていた母の言葉が脳裏をよぎりました。

『廊下を走ってはいけません』…そういえば幼稚園や小学校の時に、先生たちによく言われましたよね?
良い大人になるために、次回は気を付けます…(*_*)