NHKさいたまブログ

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歴史文化の達人に埼玉県のトリビアを教えてもらう「彩たまDEEP」
ゲストは、杉山正司さん(埼玉県歴史と民俗の博物館学芸員)です。

疫病退散のためにさまざまな習わしがありますが、鐘馗(しょうき)像を置くこともその一つとされています。

埼玉県内に今なお残る鐘馗像は?

中国の官人の衣装を着て、大きな目でなにかを睨みつけているような姿が印象の鍾馗。

魔よけの神様と崇められていることから、疱瘡や天然痘などの疫病が流行った頃、特効薬がない分、赤絵に鍾馗を描いていたといいます。

古来から私たちを守ってくれた鍾馗。

その姿を、埼玉でも確認できるんです。

普段下を見て歩いている方、たまには空を見上げてみてください。

そうすると”目が合う”んです。鍾馗と。

大宮や上尾、岩槻など古い町並みの屋根に瓦の鍾馗が置かれています。

各家によって、表情も佇まいも違うので、見比べてみるのも楽しいかもしれません。

さらに上尾市では鍾馗羊羹も販売されていました。

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今回のゲスト、杉山正司さんが勤めてらっしゃる埼玉県立歴史と民族の博物館では、夏の特集展示の開催期間に来館した方には、疫病除け”鍾馗さまカード”がプレゼントされる予定です。