NHKさいたまブログ

 

キャスターの渡辺です。

 

スポーツ担当として、

歯痒く、苦しく、とても切ない1ヶ月間を過ごしておりました。

 

特に、今週においては、

オリンピックの延期が正式に決定し、

各競技においても試合の再延期や中止が次々と発表されました。

 

 Jリーグも再延期に…

 

そんな中、大宮アルディージャの石川俊輝選手とお電話を繋ぎ、

サポーターやリスナーの皆さんへのメッセージをいただきました。

 

ishikawa.watanabe.jpg

 

 

今回、お話いただいたのは…

 

最近のチームの様子、練習で取り組んでいること、

石川選手が行っているウイルス対策など。 

 

そして、

休校が続いてサッカーを楽しむことができない子どもたちへのアドバイス、

サポーターへのメッセージも。

 

 

石川選手のラジオレターは、

本日午後6時から放送の

「日刊!さいたま〜ず」のサッカーコーナーでお届けします。

 

 

どうぞお聞き逃しなく♪

 

◆◆◆

 

さて、今回、石川選手のラジオレターが実現した経緯について、

少しお話をさせてください。

 

最近では、実際にスポーツの取材現場に赴いても、

思うように取材ができず、試行錯誤を重ねています。

 

 

そんななかで、「私なりにできることは何だろう?」と、

必死に頭を捻り、不意にある言葉を思い出したんです。

 

 

以前、大学院に通い、

ジャーナリズムやマスコミュニケーションについて学んでいました。

 

 

その時に教わったことが

最近、仕事をする度に、

心の中によみがえります。

 

 

私たちの仕事である、

「メディア」という言葉。

 

 

語源は、「メディウム」というラテン語です。

これは「中立」「仲介」「介在」という意味です。

 

 

「昔は、鉄橋のようなものも“メディア”と呼んでいた時代がある。

すなわち、メディアとは、対岸同士を結びつけるようなもの」

 

 恩師からそのように習った時、

とても素敵な概念だと思い、胸に留めていました。

 

 

今、行っている仕事は、

人と人とを繋ぐ架け橋のようなものではないだろうか。

そんなことを思うようになりました。

 

 

たしかに、直接、顔を合わせてお話を伺うのが取材の醍醐味ではあります。

 

 

それでも、ウイルスの感染拡大が広がるなか、

たとえ直接お会いすることはできなくても、

誰かと誰かを結ぶことはできるかもしれません。

 

 

こんな時だからこそ、

誰かや何かの架け橋になれればと思い、

今回、このようなラジオレターの提案をさせていただきました。

 

 

スポーツに携わる皆様にご協力をいただき、

子どもたちやファンの皆さんへのメッセージをいただく。

 

そして、それを聞いた子どもたちやファンの皆さんの声を、

また選手やチームにお伝えできたら…

 

 

今後、ウイルスの影響でどうなっていくかは分かりませんが、

ラジオでそんなことが実現できたらいいなと思っています。

 

 

私一人でできることは、

ごくわずかなことに限られていますが…

 

それでも、前を見据えて、着実な歩みで、

仕事に励んでいきたいと思っています。

 

 

 

選手やチームへの質問、リクエストなど、

投稿フォームからお寄せくださいね。

 

実現に向けて、奔走したいと思います。