NHKさいたまブログ

2020年10月27日の投稿

「彩たまの音」は、ゲストに梅原司平さんをお迎えしました。

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前回スタジオにお越しいただいたのが、去年の2月。
もうすぐ歌手生活50周年ですね、などと話していた状況から、今年は、アーティストにとっても、大変過酷な年になってしまいました。

今年は、「とにかく大変な年。それでも、ファンと繋がりたいという一心で、CDを制作するしかなかった」と話す梅原さんには、覚悟と達成感のようなものがにじんでいました。

ライブやコンサートでずっとこれまでやってきた者としては、その場がないというのが、本当に辛かったということです。
ただ、このコロナ禍で、多くの気づきもあったと言います。
たった一人でCDを制作したことで、レコーディングは、多くの方の手によって作られていたこと。全てお膳立てされた上で、最後に梅原さんが入って歌えばよかったけれど、自分で歌も、ギターも、収録もして、音楽ソフトに落とす作業は、本当に苦労の連続だったこと。
取扱説明書と何ヶ月も付き合うところからはじめて、やっと作り上げた一枚。
反響をいただいて、やっと、本当にホッとしたそうです。
また、顔が見られない中、言葉一つ一つに、思いを込めて歌うべきだと考え、「歌詞はディクレッシェンドでも、心はフォルティッシモで」というフレーズがとても印象に残りました。

伝えるには、やはり気持ちは、いつも以上に強く、届いているかを自問自答しながら進んでいくべきですね。コロナ禍で、伝え手である私たちとも少し似ているところがあると感じました。
全国のファンのみなさんから、メッセージをいただき、ありがとうございました。

 1.愛あればこそ 
 2.ここへおいでー第二章ー
 3.心配しないで 
       ※すべて「声の手紙〜ここへおいで〜」梅原さんの語りと沁みる歌声で構成されています。