NHKさいたまブログ

2020年10月19日の投稿

さいたマッスルさん

キャスターの渡辺です。
10月16日のさいたマッスルのコーナーでは、埼玉医科大学病院の産婦人科医、難波聡(なんば・あきら)先生にお話を伺いました。

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女性アスリートはハードなトレーニングで月経不順や無月経に悩むことも多いそう。
最近では、“女性アスリート外来”という専門の外来を開設する診療所も増えています。

難波先生も浦和にある診療所にて、女性アスリートに寄り添いながら診察をされています。
難波先生によると、「大切な試合や大会に向けて、月経期間を調整するためにピルを処方することが多いですね。プロのアスリートはもちろん、中高校生の女子アスリートまで幅広い年代の女性アスリートが診察に来ています」とのこと。

一方では、まったく月経がない無月経に悩むアスリートもいて、これは陸上の長距離選手によくある症例なのだとか。
「女性として体を健やかに保ちながら、競技のパフォーマンスを向上するためにはどのようにすればいいのか、いつも試行錯誤で悩むところです。医療の側面からだけではなく、社会全体のスポーツや競技に対する意識がもっと変わって欲しいと思っています」という先生の言葉が印象的でした。

そして、とても興味深かったのは、難波先生に「先生にとって、“女性”という性別はどんなものですか?」と伺った時のこと。

先生は微笑んで、「神秘であるということに尽きます。新たな生命を生み出せるということは、男性には決してできないですから、うらやましさを感じたりもしますね」と。

女性アスリートはもちろん、すべての女性にとって、月経は毎月恒例の大切な出来事。
でも、それを頭では理解していても、日々、勉強やスポーツや仕事に打ち込むあまり、それを億劫に感じてしまったり、なかなか歓迎できなくて、まっすぐに受け止められない時もたくさんありますよね。
私もその一人です。
ですが、難波先生のお言葉を聞いて、与えられた性を好きになれたらどれほど幸せなのかということを考えさせられました。
私も自分の心や体をしっかり大切にしていきたいなと思いました。

◆話は変わりまして・・・

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