小林 将純 (こばやし まさずみ)
NHKの番組「そのとき歴史が動いた」の松平アナウンサーに憧れていました。
クライマックスで「さあ皆さん、いよいよそのときを迎えるのです」と言う言葉を聞くと、当時歴史が嫌いだった私でもどんなことが起こるのだろうとわくわくしました。
一言で人の心を動かせる職業ってすごいと思ったのがきっかけです。
初心を忘れず、佐賀の皆さんに佐賀のニュースや話題を、少しでもわかりやすく、おもしろく伝えられるように精進します。
前任地の島根で、西条柿の畑から収穫の生中継をしたとき。
リハーサルまでは星が見えるほどのいい天気だったのに、リハーサルが終わった瞬間から土砂降りの雨。
そんな中、無理を承知で中継を頼み込んだものの、まったくコメントが覚えられず、何回も噛んだり、壊れたラジオのように同じ言葉を何度も繰り返したりとハチャメチャに…。
それでも、柿農家の方から「柿を食べるところ、本当においしそうに食べてくれた、ありがとう」と言われました。皆さんの優しさに支えられました。
自分が関わった放送で、少しでも地域で頑張る人たちの熱意や努力を伝えられたとき。
外で遊ぶのが大好きな子どもでした。
小学生のころは、水泳、スキー、少林寺拳法と体を動かすのが大好き。
運動神経はいいほうではないのですが、とにかく元気に動き回る子どもだったとか…。
「佐賀はなんもなか…」という人が多いですが、いいところがたくさんあるところ!
唐津のきれいな海、肌がすべすべになる嬉野温泉、甘くておいしい日本酒、1度食べたら病み付きになる佐賀のお菓子…。一つ一つ挙げていたら、ここには書ききれません。
魅力いっぱいの佐賀を県内外に発信していきたいです。
父が転勤族だったため、多くの場所に移り住んできました。けれども、九州に住むのは初めてです。
佐賀県内を端から端まで巡って、佐賀の魅力をこれからもたくさん体感していきます。
佐賀の話題やニュースを県内外に伝えていく、地元の応援団みたいなアナウンサーになれればと思っています。よろしくお願いします。