あのひとあの日
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見どころ

あらすじ

佐賀県有田町の窯元に生まれた兄弟。
共に腕を磨いてきたが、窯を継いだのは兄ではなく弟だった。
そして、上絵師としての腕はあるが、家庭をかえりみず自分勝手に生きてきた父親。
すれ違う三人の心が通う日はくるのか。
伝統ある窯元は経営の危機に瀕していた…。
そんな中、東日本大震災で被災した母子が三人の元にやってくる。
有田焼を通して生まれるふれあいや葛藤がやがて、新たな想いへと繋がっていく。

メッセージ

脚本 向井 康介メッセージ

「有田町を舞台にドラマを書きませんか?」
2011年の夏の終わりに、NHK佐賀放送局からそんなお誘いをいただきました。
それからディレクターと二人、有田町をさまよい、有田の人々に現状を聞き、職人の方々には有田焼の歴史と技術を教授していただき、興味深い逸話をいくつか見つけ、一編のシナリオにしました。それを元に、佐賀県に縁のある俳優が集まり、また佐賀で有田で生きる県民の皆さんも出演され……と、まさに佐賀印のドラマが出来上がったわけです。まあ、僕とディレクターが佐賀の人間じゃない、というところが玉に瑕なんですが。
これは“別れ方”のお話です。別れというものには二種類あります。“生き別れ”と“死に別れ”です。それは“避けられる別れ”と“避けられない別れ”に言い換えることもできます。別れを経験しない人間はいない。別れは辛い。だけれど、それを受け入れなければ人は前に進めない。いつか別れなければならないという現実の上に立って、私たちは他者と接しているのです。その覚悟をひとりの少女と老人に託しました。
観てくださった方が、彼や彼女たちの後ろ姿に何かを感じ取り、生きてゆく上での些細な指針となってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

制作者メッセージ

NHK佐賀放送局は平成23年12月28日で開局70周年を迎えました。昭和16年の開局以来、県民の皆様に支えられての70周年です。今回のドラマは、開局70周年記念事業の中でもメインイベントとなるもので、佐賀・有田町を舞台に制作します。
地域の放送局が地域のドラマをつくるという意義をしっかりとふまえ、ふるさとの豊かな自然、伝統、芸術、文化を広く発信し地域を元気にしていきたいと考えています。まずは、多くの県民の方々にご覧いただきたい、そして佐賀県の現状と未来について考えるきっかけにしていただければと思います。

メインビジュアルについて

ドラマのポスターやチラシ、ホームページに掲載している出演者の似顔絵は、佐賀県出身の漫画家「針すなお」さんに担当していただきました。
出演者の役柄やキャラクターを生かした作品に仕上げていただきました。

針すなおプロフィール

佐賀県佐賀市出身。佐賀県立佐賀高等学校(現・佐賀県立佐賀西高等学校)卒業。
漫画家、イラストレーター、武道家(合気道道場「高伝館」・師範)
主に政治家や芸能人、スポーツ選手など著名人の似顔絵を描いている。
NHK佐賀放送局佐賀放送局70周年PR大使ひのひかり智 ドラマ出演への道