日本人は、なぜ無謀な戦争へと向かったのか?
満州事変から太平洋戦争へと至る道は、どのように選択されたのか?

歴史家の加藤陽子さんは、新著『戦争まで』で、日本の針路を決めた「国際連盟脱退」、「日独伊三国軍事同盟」、「日米交渉」における〈選択〉の誤算の積み重ねを検証した。
作家の半藤一利さんは、政治や軍事の指導者たちが根拠なき自己過信に陥っていたことや、危機において対症療法的な「その場しのぎ」が繰り返されたことを指摘する。
昭和史研究家の保阪正康さんは、思想統制やメディアによって作り出された国民的熱狂が「日本型ファシズム社会」を支え、日本の〈選択〉に影響を及ぼしていったことに着目する。

番組では、満州事変から太平洋戦争へと至る日本の選択を、歴史家の半藤一利さん、保阪正康さん、加藤陽子さんたちの議論を通してたどり、その現代的な意味を考える。
(語り)末田 正雄  渡邊 あゆみ

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