AIは人に恋することはあるの?

質問者ききさん

放送日2018年8月3日(金)

ざっくり言うと
いとうききさん(小学校4年生・岐阜県)からの質問
ロボット・AIの坂本真樹先生らが回答
AIが人間に恋をするのは難しいけど、人間がAIに恋することは簡単に起きちゃう

テーマ

ロボット・AI 坂本真樹先生

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放送日時:2018年8月3日(金) 午前8時48分ごろ~午前8時53分ごろ

山田アナ:山田敦子アナウンサー
坂本先生:坂本真樹先生 (電気通信大学 教授)
小菅先生:小菅正夫先生 (札幌市円山動物園 参与)
篠原先生:篠原菊紀先生 (公立諏訪東京理科大学 教授)
清水先生:清水聡司先生 (大阪府営箕面公園昆虫館 副館長)
ききさん:質問者


山田アナ:さてでは次のお電話です。おはようございます。
ききさん:おはようございます。
山田アナ:お名前教えてください。
ききさん:ききです。
山田アナ:ききちゃん、何年生かな?
ききさん:4年生です。
山田アナ:おうちは何県でしょう。
ききさん:岐阜県です。
山田アナ:岐阜県ですね、ききちゃんはどういうことを知りたいんですか?
ききさん:AIが人に恋することはありますか?
山田アナ:AIが人に恋することがあるか、ききちゃんはどうしてこれを質問してみようかなと思ったの?
ききさん:AIが人に恋したらすてきだなと思ったからです。
山田アナ:そっか、すてきだなと思ったんだ。
ききさん:はい。
山田アナ:じゃあ坂本先生につなぎます。
坂本先生:ききちゃん、おはようございます。
山田アナ:おはようございます。
坂本先生:ききちゃんがすてきだなって思っているとすると、先生の答えちょっとがっかりさせてしまうかもしれないんですけれども、AIが人を好きになる、恋することは難しいかなというふうにいわれています。
ききさん:はい。
坂本先生:本当に同じように恋をするっていうのは難しいかなということです。
ききさん:はい。
坂本先生:そもそも恋をするってどういうことかききちゃん分かるかな?
ききさん:うーん、わからない。
坂本先生:難しいですよね。先生もよくわからないんですけど、結局人間が恋をするっていうことがどういうことなのかっていうのが分からないと機械とかAIに実現するっていうのが難しいんですね。
ききさん:はい。
坂本先生:恋を知った、でも恋をしている人の顔の表情とか声とか体のそういった反応をドキドキしたりとか。そういうことを学習させるAIに覚えさせることで、それと同じような行動をするようになるっていうことはできると思ます。
ききさん:はい。
坂本先生:それと同じようにAI同士が恋をするっていうことも難しいと思うんですけれども。
ききさん:はい。
坂本先生:ただAI同士が会話をしたり、あるいはじゃれあったりっていう様子を見て、人間がこのAI同士恋をしているのかもしれないっていうふうに思うことは大いにあって。なので恋をしている、この人とこの人ときっと好きなんじゃない、っていうのも周りから見ていて思う、というのと同じレベルは大丈夫かと。人がAIに恋をするっていうことは簡単に起きてしまうと思います。人がAIに恋をする。というのは自分があの思い描くような答えを返してくれたり、自分はこういうときにはこうしてほしい、そういうときに例えばききちゃんはとてもいい表情する。とてもお利口な行動するとかいうことをAIが学習すると、ききちゃんが望むようなことを言ってくれたりとか、動きをしてくれるっていうことはあるので、そうするとききちゃんすごくAIが好きになってしまうと思うので、AIを人が好きになる、恋するってことはあると思います。
ききさん:はい。
山田アナ:ききちゃん、先生のお答え聞いてどう思いましたか?
ききさん:なんかちょっと残念だなって思った。
坂本先生:ごめんなさいね。
山田アナ:AIと人間っていうのは人間の片思いってことはありうるんですね。
坂本先生:そうですね。人間の片思いで、でもだから好きになってくれてるかなっていうふうには思うってことはあるけど本当に好きかどうか、でも人間としても分かんないですよね。
ききさん:はい。
山田アナ:そう考えていくとなかなか深いですね。先生方みんな笑ってらっしゃいます。いかがですか小菅先生。
小菅先生:いやいや今の話聞いてぼく驚いていました。人間がAIに恋をする。想像の外ですよね、それって。
篠原先生:先生が動物に恋したり、清水先生が昆虫大好きって言っていること、あるいは石好きの人にとっては石が恋の対象、比喩的にはそれと。脳の中でそれこそ腹側被蓋野(ふくそくひがいや)とか恋に関係するところが活性化するような状態さえ起きちゃえばとりあえず。
清水先生:虫からはけどね、こっちには来てくれないんですよね。
小菅先生:だけど僕思うんだけど、わりと僕動物に好かれるタイプなんですよ。ほかのひとがみんな行っても避けて、たまたま僕が行ったとき、ある動物園でゴリラの赤ちゃん生まれたんで行ったけども、ここまで行って反応したら帰れよって言われたとき、近くまでいったら僕に赤ちゃん見せてくれたんですよ。俺なんかすげぇ動物に好かれてるなーと思って。
清水先生:仲間だと。
篠原先生:そう思っている時点で恋が始まっている。
山田アナ:というね、スタジオではいろいろな会話が進んでいますけれども。ききちゃんこれでいいですか?
ききさん:はい。
山田アナ:質問してくれてどうもありがとう。
ききさん:ありがとうございます。
山田アナ:さようなら。
ききさん:さようなら。
山田アナ:ききちゃんでした。

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