鉄道アイドル伊藤桃さんが長野・観光列車「ろくもん」に乗ってしなの鉄道を応援!

ざっくり言うと
観光列車「ろくもん」に乗って、しなの鉄道を応援。台風被害を受けて、運休から復旧を経験したアテンダントさんのインタビューも
出演者の野月貴弘、久野知美、伊藤桃、みんな“鉄オタ”!
2019/12/14 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

趣味・カルチャー

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2019/12/14

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2019年12月14日(土)放送より

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<おしらせ>

聴き逃しサービスのシステムの切り替えのため、12月7日放送回の聴き逃しが予定していた時間より早く終了してしまいました。
改めて12月21日(土)10時から12月23日(月)18時まで公開いたしますのでぜひお楽しみください。


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音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」。
今回のトレベラー(トレイントラベラー)は、鉄道アイドルの伊藤桃さん。長野県を走る「しなの鉄道」で、豪華観光列車「ろくもん」を満喫してきました。


「しなの鉄道」は、長野オリンピックに合わせて1998年に長野まで開業した、「北陸新幹線(→当時は「長野新幹線」「長野行き新幹線」などとも呼ばれていた)」によって、並行在来線となった信越本線の、長野県内にあたる軽井沢駅と篠ノ井駅の間を、JR東日本から経営移管する形で誕生した、第三セクターの鉄道会社。
信濃の豪族「真田家」のふるさとを走る鉄道ということから、真田家の家紋「六文銭」から取った名前の観光列車「ろくもん」を走らせて人気になりました。現在は「ろくもん」を含む全ての車両が、JRから譲り受けた国鉄形電車の115系です。

「しなの鉄道」は、千曲川沿いを走っていたため、今年10月の台風19号の影響で大きな被害を受け、1か月程運休する区間もありました。
観光列車の「ろくもん」は、11月22日に運転を再開しました。

伊藤さん: 取材したときは、まだ台風被害の爪痕が残っているところもありましたが、「ろくもん」が動き出したということで、応援も兼ねて乗ってきました。

伊藤さん: 憧れの「ろくもん」。ドアを、ゆっくり手で開けるというのがいいですね!

車内は長野県産の木材を使った上質な空間。伊藤さんが乗る3号車は障子を閉めると個室みたいになります。デザインは水戸岡鋭治さん。

「ろくもん」の魅力のひとつが、豪華なお食事が車内で楽しめる食事付きのプラン。
伊藤さんが乗った長野発・軽井沢行きの「ろくもん」は、創作和食料理のプランでした。

伊藤さん: 列車に乗っていて、温かいものが食べるのは、うれしいですね。
お味噌(みそ)汁をいただきます。優しい味がする! じわ~っと温まります。すばらしい車窓を眺めながら、お食事がいただけるのはぜいたく。
そしてこれが、115系だったっていうのが、びっくりです。

■取材メモ

<しなの鉄道>
・路線名は「しなの鉄道線」。整備新幹線開業によって在来線を引き継いだ、初の鉄道会社。
・さらに、北陸新幹線が金沢まで伸びた2015年には、同じ理由で、長野駅と妙高高原駅の間が「北しなの線」として「しなの鉄道」に加わった。
・「しなの鉄道線」と「北しなの線」の間には、JR東日本の信越本線、篠ノ井~長野間があり、両路線は分断される形に。(線路はJRを介し、つながっている。)
・現在は「ろくもん」を含む全ての車両が、JRから譲り受けた国鉄時代の直流近郊形電車の115系で運行。
・車体がオリジナルの「しなの鉄道色」以外に、国鉄・JR時代の「湘南色」「横須賀色」「初代長野色」「二代目長野色」など、懐かしのリバイバル塗装を施している。

<ろくもん>
・「しなの鉄道」が2014年夏から、軽井沢駅とJRの長野駅の間で運行している観光列車。
・デザインは、鉄道車両のデザインを多く手掛ける、工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが担当。
 車内は、床・椅子・テーブル・ブラインド・障子風の仕切り扉など長野県産の木を使用。
・事前予約により、豪華な食事付きプランのサービスなどがある。
・「ろくもん1号/2号/3号」によって食事の内容が違う。

アテンダントさん: 今日はご乗車いただきまして、誠にありがとうございます。
私たち「ろくもん」は、11月22日から運行を再び再開しました。
台風の影響で1か月ほど止まっておりまして、運行再開の記念に、22日から今日(収録当日)までご乗車いただいたお客さま限定で、オリジナルの缶バッジをお渡ししております。今日の記念にお持ちください。
伊藤さん: ありがとうございます。かわいらしいですね。
あっ、裏にメッセージが…。しかも直筆で…うれしいですね。

アテンダントさん: 運行再開前に、客室乗務員一同でメッセージカードを書かせていただきました。
伊藤さん: (たくさんの数を書かれて)大変だったんじゃないですか?
アテンダントさん: これからまた、乗ることができると思うとうれしくって。なので、一気にばーっと書き上げました。こうやってお客様に渡せてとてもうれしいです。

観光客で大にぎわいの上田駅に到着した伊藤さん。
駅ホームには陣羽織やかぶと、刀が用意されてあり、伊藤さんも着て記念撮影!
刀を持って、テンションが上がったという、伊藤さん。

伊藤さん: 私も真田家の一員になれましたかね?(笑)

「ろくもん」の始発駅や停車時間が長い駅では、列車のドアのところで、車掌さんが出発(出陣)の合図としてほら貝を吹いてくれます。
真田家ゆかりの地ならではという感じが、列車旅のムードを盛り上げてくれます。

2号車に移動しました。
こちらの車内はカウンターもあり、抹茶をいただくことができます。
なんとアテンダントさんがその場でたててくれます。

車窓から浅間山が見えてきました。
今年夏にも噴火した活火山ですが、この日は噴煙が上がっていませんでした。
この時期は霧に覆われて山が見えないこともあるそうですが、この日は晴れて、くっきりと姿を見せてくれました。

スタジオトークよりひと言

野月さん: 僕、特急列車に、手を振ったりするんですよ。僕みたいな大人でも、運転手さんが手を振りかえしてくれたりするのは、嬉しいですね。
しなの鉄道・115系ブロワー音! アツかったですね。オンになる音は、もはや“モビルスーツ”ですよ!
久野さん: 今日の服装は、しなの鉄道の「ろくもん」を意識しました!
伊藤さん: JR全線“完乗”しました! 私は乗り鉄ですが、列車の写真を撮るのも好きです。最近は「駅」が好き。秘境駅には絶対降りたいですね。
今回、「ろくもん」が115系だったの言うのが本当にびっくり。歴史ある列車が新しくなって、さらに愛されるというのは、とてもうれしいです。

(左から久野知美、伊藤桃、野月貴弘)

「ろくもん」アテンダント・インタビュー
~「地元に支えられた鉄道」を再確認した1か月半~

台風被害を受けて、運休から復旧を経験した「ろくもん」のアテンダント・清水友美さんにお話を聞きました。

しなの鉄道「ろくもん」アテンダント:清水友美さん

清水さん:
今回の台風19号の災害を受けまして、しなの鉄道線も一部運休が続きました。
私たち客室乗務員も、運休区間の代行バスの手伝いとして現場に出ていたんですが、やはり地元の方や学生の方から「ふだん動いてるはずの電車が動いていないことに対する不便さ」と「そこにいつも動いてる列車がある、というありがたさ」という声を現場でいただいて。一鉄道に関わる者としては、私たちの動かしてる電車は「あって当たり前なんだな」ということに気づかされた1か月半でもありました。

私たちはバス自体に乗る添乗員ではなくて、各駅に配置されて、バスの誘導ですとか、乗る学生たちの整列ですとか、定期券の確認などの業務をさせていただいておりました。
いつもとは違う仕事で、上司からも「こういう(運休区間の)代行バスをやるんだけれども、(手伝いを)やってくれないか」って言われて、客室乗務員全員がパッと手を挙げたんですね。私たちもしなの鉄道の一員として、できる限りのことを今、この非常事態にやろうということで、全員が手を挙げて始めた仕事でした。

わが社がここまで大きなバス代行をするのは、実は初めてのことでしたので。他の駅員や本社にいるスタッフも、こんなに大きく代行バスの運行は行ったことがない…という、誰もわからない、手探りの状況で始めました。もちろん、私たちもどういうことをすればいいのか、どうすればお客様のためになるのか、すごく不安の中で始めました。

「ろくもん」が運転再開したときは、すごくうれしかったですね。ようやく「ろくもん」に乗れるんだ、という気持ちももちろんありましたが、「ろくもん」より先に定期列車が動き始めまして。それもすごくうれしかったです。ようやく電車が動くんだっていう気持ちになって、何とも言えないこう…「ああ良かった~」って気もしましたし、「これで、あのいつもバス待っててくれる学生さんたちにも、不便かけず学校に行ってもらえるんだ」っていう安心感もありました。また通勤などで電車に乗ってますと、「ようやく動いたね、うれしいね」という学生の声が聴けるのがうれしかったです。

運休中には「この駅から何十キロも離れた学校まで通学してるんだね」っていう学生さんたちとの会話もありましたし、その中から「早く復活して、動いて欲しい」っていう言葉もいくつも聞きました。
本当に、ふだんは客室乗務員をしてると聞くことのない沿線の方々の声を生で聴ける期間でしたので、それは私たちもすごく勉強になりましたし、心に残る出来事でした。こんなに利用してくれる方が、いるんだ…っていうのを改めて感じた1か月半でした。

放送を聴く
2019年12月14日(土)放送より

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