今回は３人でオールフリートーク回！ ツアーファイナルに向けてのトークや、皆さまからいただいたハガキを紹介します。
【出演者】
こやま：こやまたくやさん（ヤバイTシャツ屋さん ギター・ボーカル）
ありぼぼ：ありぼぼさん（ヤバイTシャツ屋さん ベース・ボーカル）
もりもと：もりもりもとさん（ヤバイTシャツ屋さん ドラム・コーラス）
もりもと、実は岡崎体育さんのMVに出演していた？
こやま：
NHK-FMをお聴きの皆さま、いかがお過ごしでしょうか。僕たち……
ヤバT：
ヤバイTシャツ屋さんです！
こやま：
ギター・ボーカルのこやまたくやです。
ありぼぼ：
ベース・ボーカルのありぼぼです。
もりもと：
ドラム・コーラスのもりもりもとです。
こやま：
というわけで、＜ヤバイラジオ屋さん＞セミファイナルです。この番組はNHKを愛してやまない僕たちヤバイTシャツ屋さんが、NHKの人気番組をオマージュして、おもしろパロディーをやっていこうというおもしろ番組です。ヤバイTシャツ屋さんは、３人組のロックバンドです。
セミファイナル。特番を入れて６年やってきましたこの番組も、残り２回でいったん終了ということで。
もりもと：
まあ、終わります。
こやま：
復活のめどは立っていません。
ありぼぼ：
だけど、私はお休みくらいの感覚で。
こやま：
「絶対復活させるぞ」という気持ちだけは、すごい前のめり。
こんやは、いったん最終回直前ということで、フリートーク祭りで行きたいと思います。
もりもと：
コーナーがないってことね。
こやま：
だから丸々３人きりでしゃべってしゃべって……。今回でギャラクシー賞を取るつもりで。
ありぼぼ：
……なんか、距離近くない？
こやま：
マイクの距離が３人近いような……（笑）。
ありぼぼ：
いつも机が離れているんですけども、くっついています。
こやま：
どういう演出なの？
もりもと：
２～３年前はパーティションもあって、それも懐かしいですね。
こやま：
コロナ禍を乗り越えてやっている番組ですからね。
ありぼぼ：
どうする？ ふつうに近況とか言う？
こやま：
聞きましょう。ラジオっぽい近況。
ありぼぼ：
最近、ヤバイTシャツ屋さんはツアーしているんです。
こやま：
あしたで終わりです。３月23日でツアーファイナル。
ありぼぼ：
全部で57公演。56公演が終わっていまして、北海道も回りましたね。
こやま：
２月に札幌やって、３月に入ってから函館・帯広・旭川・北見。全部で５か所を回りましたね。
ありぼぼ：
「北海道で人気あるかも」って思っちゃった。あんな遠いところに人がいっぱい来てくれて、みんなすごい盛り上がってくれて。うちらもアツアツになっちゃって。
こやま：
「帯広・北見・旭川・函館がすぐ売り切れることない」って言われたね。
ありぼぼ：
「すごい」ってほめてくれたよな。
こやま：
だから俺ら、これから北海道強めに（笑）。北海道から支持されていると思うとうれしいね。
もりもと：
内容もよかったですね。楽しかったな。
こやま：
セミファイナル、そしてセミセミファイナル、セミセミセミファイナル、セミセミセミセミファイナルを北海道でやりましたが、50何公演もやっていたら、結構仕上がっているじゃないですか？ それがあのキャパできたのは、すごいうれしいです。
北海道シリーズは、函館が中根香奈さんで、あとの３か所はKALMAとやりましたけど、対バンはいいですね。
ありぼぼ：
自分たちの出番の前に、ゲストがライブをやってくれるんですけど、それを見て、すごい刺激をもらった状態でできるので。今回は、後輩たちとやりましたけど、今までとは違う刺激を受けましたね。
もりもと：
ケツを叩かれました。
こやま：
今までの対バンってなると、先輩バンドに出てもらうことがすごい多かったけど、今回のツアーは、後輩とか年齢近い人とか、もちろん先輩もいるけど、すごい半年間を過ごしました。正直、57も100も一緒やん。次のツアーは、別に100本でもいいと思う。
ありぼぼ：
それをギュッって詰めすぎると、家に帰れなくてあれだけど、のびのびとね。
こやま：
９か月かけて100本。
ありぼぼ：
めっちゃキツイで！
もりもと：
ライブハウスある？
こやま：
でも、57本やったら100本も一緒じゃない？
もりもと：
わかる。あと、体力もまだある。
こやま：
分けてやるのもったいなくない？ 今後、またツアー回るわけやんか？ リセットされて、また１からとなると、「57公演なんやったんや」って。
もりもと：
おかしくなっている。
こやま：
もったいない57本が。
もりもと：
その間にも、やることあるしさ。
こやま：
何をそんなまともぶって。
もりもと：
「まともぶって」。
こやま：
常識人ぶったこと言いやがって。こんにゃろう。なんだお前は。
もりもと：
ばかにする時の標準語が出ていますよ？
こやま：
３月23日は、沖縄でツアーファイナルで、岡崎体育くんとやるんです。ツーマンライブをライブハウスでやるのは初めてですよ。イベントで大きいところでやったけど、ライブハウスでバチバチツーマンは、この10年間で初。
出会って10年ぐらいたっていますし、バンドをちゃんとやる前から、俺は岡崎くんのMVを撮ったこともあって。ありぼぼは手伝いに来てくれてたし、もりもとは、実はミュージックビデオに出てる。岡崎体育の「MUSIC VIDEO」のミュージックビデオで、紙袋の顔をかぶった、何らかのメッセージを持ったキャラクター、実はもりもとがかぶっていますから。
もりもと：
あんまり言ったことないね。知ってる人いるのかな？
ありぼぼ：
「ヤバラジ」やからこその裏側を。
こやま：
「MUSIC VIDEO」のミュージックビデオに、Creepy Nutsさんがちょろっと出ていたり、俺もちょっと出ていましたけど、実はもりもりもとも出ている。
もりもと：
あのとき、こやまさんから何も情報がなくて、「とりあえずこれかぶって変な動きしてくれ」って言われたの覚えてる。
こやま：
たしか、卒業式の日やった。
もりもと：
「何してんだよ、こんな日に」って思った。
こやま：
だから、もりもとスーツ着ている。ちなみにその卒業式の日、もりもと留年しているから卒業できてない。
ありぼぼ：
こやまさんは卒業済みやのに、ずっと大学におる。
こやま：
あの日卒業しているの、ありぼぼだけやで。
もりもと：
あの日は、「サークルの卒業」っていう意味で、私は参加したんですよ。
こやま：
普通に学校の卒業式やったよな。
もりもと：
同級生はちゃんとした卒業。
こやま：
もりもとちゃんとスーツを着て、花とかもらっていた。卒業しいひんのに。
ありぼぼ：
髪の毛もいっちょ前に短くて。
もりもと：
おい！ あったやん？ 留年する先輩もちゃんと参加するって。サークルのカルチャーとしてあったやん？ 同期を送り出すという意味で正装をして。
こやま：
怖いでしょう？ みんな彼のこと常識人やと思っていたでしょう？ 卒業しない大学の卒業式に出てますからね。
もりもと：
式は出てないよ！ 部室で待っていたよ。
こやま：
部室で花を持って待っていたんやって！ むちゃくちゃやろ。
もりもと：
おいおい、いい思い出やったぞ！ いじんな！ いじんな！
こやま：
で、岡崎体育ですよ（笑）。僕は、地元も一緒なんです。中学の先輩で。うちの実家の近所に、個人経営のレンタルビデオ屋さんがあって、そこで小学生のときCDや映画を借りていたの。それで映画とか音楽のカルチャーが好きになった。大好きなレンタルビデオ屋さんだったけど、中学生か高校生ぐらいになった時に、近所にチェーン店のレンタルビデオ屋ができて、その個人店が潰れちゃって。そのチェーン店のレンタルビデオ屋で、岡崎体育くんが働いていて。だから岡崎体育に俺の好きな店を潰された。
ありぼぼ：
あの人が建てたんちゃうねん（笑）。
こやま：
それがくやしくて、ライブでぶつけたい。「君のせいで、僕の大好きな店が潰されましたよ」と。
ありぼぼ：
どの気持ちを持っていくねん（笑）。
もりもと：
何とも思われへんやろうな。
いただいたハガキを一気に紹介します
こやま：
めちゃくちゃお手紙をいただいています。顧客ネーム・さなちゃんパパから、「毎週楽しいラジオをありがとう。ありがとうオリゴ糖」。すごいシンプルなジョイマンさんの、パクリダジャレで最後締めてくれました。
もりもと：
すてきなお写真と一緒に。
こやま：
すごくいい名前の方から。顧客ネーム・赤ちゃんは泣いて当たり前さんから。川柳をいただきました。「やっときた ウルウルしちゃうよ うるう年」。
ありぼぼ：
いいですね。
こやま：
名前がいいよね。
すごい、和紙のハガキでいただきました。これも名前がいいです。顧客ネーム・牛みたいな模様の猫。
ありぼぼ：
たまにいるな～！
こやま：
「すごい楽しい番組で、私は、ヤバTのトークがラジオという形に可能性を感じています。ラジオっていいですよね」というメッセージをいただいております。あと、「復活してください。宮崎駿さんが『君たちはどう生きるか』で復活したように、復活してくださいね」というメッセージもいただいております。
ありぼぼ：
ありがとうございます。参考にするものがデカい（笑）。
こやま：
顧客ネーム・スピカさんからは、「ヤバイTシャツ屋さんが、メッセージの送り先を言う時の、郵便番号の言い方が気に入りました」と。いつも「150-8001」のことを「イゴレハレレイ」と言っているんですよ。
顧客ネーム・しほほさんからも来ています。「問題です。YTYSとは、何の略でしょうか？」。
もりもと：
ヤバイTシャツ屋さんとの約束？
こやま：
正解は、「ヤバイ（Y） Tシャツ（T） 屋（Y） さん（S）」。
もりもと：
何それ？ 問題で来たん？
こやま：
見てください。大きく「問題！」って。わざわざハガキで。
ありぼぼ：
楽しい時間をありがとう。
こやま：
顧客ネーム・よこみんさんも、かわいいイラストを。どーもくんが、大号泣しているイラスト。どーもくんも泣いてます。
顧客ネーム・科学戦隊ブッチャーさんから、「人生53年生きてきて、初めてのライブがヤバTで本当によかった、『ヤバイラジオ屋さん』終了でショックです」と。
ありぼぼ：
わかります。私もショックです。
こやま：
顧客ネーム・案外悪ないさんからも、「またいつか復活、もしくは特別番組などあればうれしいです。待っています！」ということで。
ありぼぼ：
頑張ります。
こやま：
めちゃくちゃくれてはるわ。
顧客ネーム・みじんこのんさんから、「私のベストですが、一人で山に行くということでしょうか？」と。
もりもと：
確定してないのそれ。
ありぼぼ：
テーマメールでありましたね。
こやま：
顧客ネーム・全然ヤバくない居酒屋さんから、「いつもラジオ聴いてます。ライブにグッズだけでも買いに行こうと思ってます。行けなかったら、ごめんなさい」と。来てくれたんかな？ どうかな？ ありがとうございました。
ヤバイTシャツ屋さんは、結成10周年です。ベストアルバムが大好評で、ありがとうございます。そのアルバムを引っさげてのツアーは、残り１公演。そして５月には、とっても大きなライブをします。まだ詳細を出せてへんけど、ほんまにみんなに知らせたい。相当すごいことをやるよ。
ありぼぼ：
知らせたとたん、みんな来たくなると思う。
もりもと：
来てビックリもあるしね。
こやま：
詳細を言えてないこっちが悪いのかもしれへんけど、特設のステージを建てるねんな。もともとある、ショーをやるステージやると思われてる。ちゃうちゃうちゃう！ フェスフェス！ 10-FEETが10周年で主催してたみたいなことをやる！ それのワンマンバージョンで、ゲストがフラメンコダンサーやったり、キャラクターのショーをやったりとか、そういうヤバTらしいエンタメショーになる。つまりは……そういうことや！ でもそれが伝わってへん。また詳細を出しますので、よろしくお願いいたします。
来週、いよいよ「ヤバラジ」が最終回でございます。ということで、お知らせです。最終回は……生放送！
もりもと：
生放送、どんな企画やるんですか？
こやま：
よく聞いてくれました。来週の生放送の内容は……
ありぼぼ：
未定！
こやま：
はい。実はまだ何をやるのか決まっておりません。ノープランです。きょうは、50分フリートークということなので、「何をするか今からみんなで考えよう」ということなんですよ。生放送でやるということだけ決まってますので、その辺も踏まえて、いろいろやっていきたいなと思うんです。
とりあえず、皆さまからのメッセージは必要ですので、お待ちしております。テーマはフリーでございます。この際だから送っておきたいこと、何でも送ってくださいね。「ヤバラジ」公式ホームページの「投稿はこちら！」から、「ふつおた」宛に送ってくださいね。
そして、「『ヤバラジ』聴きたいよ」「終わってほしくない」「復活キボンヌ」というご要望がございましたら、NHKのホームページに「NHKや番組についてのご意見・お問い合わせ」というページがございますので、ぜひそちらに送ってください。これ結構、みんな送ってくださっています。
もりもと：
ありがとうございます。
こやま：
皆さまのご意見が、本当に次につながりますので。「ヤバラジ」の番組ホームページに送っていただいても、これは届きませんので、NHK本体に送っていただけると助かりますので、よろしくお願いいたします。
もりもと：
番組の実況や感想もお待ちしています。X（旧:Twitter）は、「#ヤバラジ」でポストしてください。
ありぼぼ：
いつもたくさんの実況ポストありがとうございます。きょうはセミファイナルですからね、たくさんたくさんポストをよろしくお願いいたします。「いま何も書くことないよ」っていう方は、「#ヤバラジ」で、「ヤバラジ復活希望」でお願いします。
こやま：
これ３週目です。
もりもと：
これしかないよ。
こやま：
これ先週もトレンド入りしていますので。
デビューにつながったあの楽曲
こやま：
ここで、こやまたくやの、「俺が選んだヤバTの曲を聴いてくれよな」のコーナーです。
きょうは、「メロコアバンドのアルバムの３曲目ぐらいによく収録されている感じの曲」です。アルバム曲ですけど、この楽曲は初期からやっていますよね。
メジャーデビューする前からやっている曲なんですけど、実はこの楽曲が、われわれのデビューにつながったエピソードがありまして、この曲をライブハウスでやっていたら、10-FEETを担当していたレーベルの方が、見に来てくれていて。そのあと声かけてくれて、「あの曲、10-FEETっぽくないですか？」って言われて。もちろん、10-FEETをオマージュしている楽曲なので、「そうなんです。10-FEET大好きで」って言ったら、「私、10-FEETのマネージャーをしていました。今のマネージャーを今度連れてきます」みたいなことになって、今に至るという。実はこの曲がキーになったという。フェスでやっても、かなり盛り上がる曲になっています。
聴いていただきたいなと思います。ヤバイTシャツ屋さんで、「メロコアバンドのアルバムの３曲目ぐらいによく収録されている感じの曲」。
♪「メロコアバンドのアルバムの３曲目ぐらいによく収録されている感じの曲」／ヤバイTシャツ屋さん
【放送】
2024/03/22 「ヤバイラジオ屋さん」
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