「ミュージックライン」でおなじみ、南波志帆さんが2回目の登場! ネコの話や楽器の話、伝説の番組「ワンセグ☆ふぁんみ」を語る!
【出演者】
こやま:こやまたくやさん(ヤバイTシャツ屋さん ギター・ボーカル)
もりもと:もりもりもとさん(ヤバイTシャツ屋さん ドラム・コーラス)
南波:南波志帆さん(アーティスト)
「ミュージックライン」でおなじみ、南波志帆さんが2回目の登場! ネコの話や楽器の話、伝説の番組「ワンセグ☆ふぁんみ」を語る!
【出演者】
こやま:こやまたくやさん(ヤバイTシャツ屋さん ギター・ボーカル)
もりもと:もりもりもとさん(ヤバイTシャツ屋さん ドラム・コーラス)
南波:南波志帆さん(アーティスト)
こやま:
「ミュージックギリギリのライン」。こんばんは、こやまたくやです。こんやもスタートしました、「ミュージックギリギリのライン」。このコーナーは本家「ミュージックライン」のDJ、南波志帆さんをゲストにお迎えして、ギリギリのトークでラインを攻めていこうというコーナーです。オープニングテーマは、南波志帆さんの新曲「ねこのうた」。この曲に乗って、ミュージックギリギリのラインスタートです。
ということで、こんやのゲストは、「ミュージックライン」のDJで歌手の南波志帆さんです!
南波:
南波志帆です~! お久しぶりです。お願いします。
やっぱりこのイジリは恒例化していますね。
こやま:
イジリじゃないです。リスペクトですよ。
南波:
今、めっちゃ悪い顔してる。
こやま:
いやいやいや。きょうは「ミュージックライン」と、「ワンセグ☆ふぁんみ」から来ていただいて。
南波:
「ワンセグ☆ふぁんみ」の話をしている人、こやまさんだけなんですよ。私が前にヒャダインさんとやっていた番組ですね。
こやま:
2012年~2015年、NHKワンセグ2で。
南波:
詳細ありがとうございます。
こやま:
「ふぁんみ」というのは、ファンミーティングの略ですね。
南波:
より詳しくなられていて。「ふぁんみ」で、そこまで広がります? やっぱりこやまさん、すごいな~。
こやま:
というわけで、よろしくお願いします(笑)。
2022年1月ぶりですか?
南波:
意外と時がたっていますね。
もりもと:
NHKの収録場所が近いんですよね。だからいつも名前をお見かけするんですよ。「またいる」と。
南波:
いつもヤバTの気配は感じています。
こやま:
いつNHKに来ても、「ミュージックライン」をとってはるから。
もりもと:
挨拶する時間もなかなかなく。
こやま:
すごい長時間やってはるでしょう?
南波:
結構長めでね。友達にも「NHKに住んでんじゃないか」って思われていたり。
こやま:
きょうはすみませんね。ありぼぼさんとしゃべりに来ただろうに。
南波:
若干、2人の距離感というか、ギクシャク感を肌で感じていて。
こやま:
10年で初ですからね。2人でしゃべるのが。
南波:
そんなスペシャル回にたまたま。
もりもと:
おかげさまでバランスが取れて。ありぼぼの変わりみたいになってしまう部分もあると思いますが。
南波:
一応高い声でやらせていただいているので、そこの担当をさせていただければ。
こやま:
というわけで、今回は、僕たちと南波さんが、それぞれ話したいテーマをカードに書いて参りましたので、これをランダムに引いて、書かれたテーマに沿ってトークをしていきたいと思います。
もりもと:
ギリギリのラインですから。
こやま:
ギリギリのラインを攻めましょうね。やらせなしで。
……来ました! 南波さんからです。「ネコ」。ネコをテーマにお話しということで。
南波:
ありぼぼちゃんが、ネコを飼われているじゃないですか? ありぼぼちゃんとネコの話をしたいと思って、意気揚々と来たのですが……。今、テーマが出た瞬間に、男性陣2人がさっと目をそらしたので……。「あ、ちょっと間違ったかな」と思って。
もりもと:
でも大丈夫ですよね? ネコ大好きですよ。
こやま:
われわれ、「ネコ飼いたい」という曲もありますから。ネコのアレルギー、NAがありまして。
もりもと:
NAって言うんや。
南波:
だからダメだけど、本当は飼いたい。
こやま:
そう聞くと、かなり深みが増すでしょう? 「ネコ飼いたい」の歌詞が。
南波:
そうですね。切実な思いがね。
こやま:
南波さんはネコは?
南波:
2匹飼っていて。
実家で保護猫活動もしていて、その流れで、まめくんともけちゃんがいて。実家が福岡なんですが、保護猫活動の東京支部ということで、ミュージシャン友達にも飼ってもらったりもして。
こやま:
めちゃくちゃ活動している。
南波:
私もNAあったんですよ。
こやま:
NA。
もりもと:
はやりだした。
南波:
構わずモフモフしてたんですよね。毛にうずくまって。最初のうちは、かゆかったり、赤くなったりしてたんですけど、愛が超えたというか、愛の力で耐性がついて、全然大丈夫になって。
もりもと:
ネコをそもそも、あまり触ったことないです。
南波:
めちゃくちゃ柔らかいっすよ。幸せです。いっつも一緒に寝るんですけど、「こんな癒やしが、この世にあったんだ」っていう。
こやま:
うわさには、いいと聞くんですけど。
もりもと:
猫と寝る夜。最高ですね。
こやま:
次に行きましょうか。もりもとから。「もりもとは、今ギターに浮気中。やってみたい楽器はありますか?」ということで。
もりもとくん、ドラマーなんですけど、僕より高いギターを買いまして。
もりもと:
そんなことないですよ。でもね、僕はすっかりギタリストです。きのうも、ツアーの遠征先から帰ってきて、5~6時間ずっと。家の片付けやら洗濯やらを後回しで、ずーっとギターを。
南波:
それくらい打ち込んで。
もりもと:
時間を忘れて熱中できることがギターなんですよね。ドラムだと考えちゃったりとか、上達をいったんしきった状態だと、成長が感じられなくて、作業的になっちゃいますが、ギターはやればやるだけ身につくので。
こやま:
楽しい時期やな。
もりもと:
機材をチェックして。パソコンのソフトを調べて。こやまさんのギターテクを見て「ああ、なるほどね」と。
南波:
ギタリストの目線で。
こやま:
めっちゃ見られてんねや。
南波さんって、何か楽器されているんでしたっけ?
南波:
私は小さい頃に、ピアノをずっとやっていて。あと、10周年のライブの時に、急にギターで3曲弾くことになって、急に1年間くらい練習して、急にステージで披露して。南波志帆の曲って結構難解で、ギタリスト泣かせでもあったりして。だから嫌な思い出です(笑)。
こやま:
そこから弾いてないんですか?
南波:
そこからは距離感と言いますか……。
もりもと:
ギターを1年やって好きになれなかったんですね。
南波:
リアルガチに、本番決まっていて。「そこで絶対披露しなきゃいけない」みたいになって。しかも3曲。短期集中型なんで、パーっとやって、ちりになって、燃えつきましたね(笑)。
こやま:
何かやってみたい楽器ってあるんですか?
南波:
ドラムは興味ありますね。師匠が、隣にいらっしゃいますから。楽しそうですよね。
こやま:
見てたら楽しそう。
もりもと:
楽しそうなんですか?
こやま:
何か、音ゲーみたいで。
もりもと:
そういう人いるよね~。対バンの人にもいた。「あんなん、太鼓叩いているだけやん! 曲も作れんと!」って。
南波:
ポジションいいですよね。ドラマーの方って。後ろからみんなをすてきな笑顔で見守っていて、バンド内でもムードメーカーの方が多いじゃないですか? バランサーというか。そこのポジションちょっと憧れがあります。人格者が多いイメージが。
もりもと:
うれしい。これがリスペクトです。「音ゲーみたい」じゃなくて。
こやま:
いい意味でな。楽しそうやなと思って。
もりもと:
南波さんがおっしゃっていたように、ドラマーにしか見られない景色ってありますよね。背中で語っているわけですよ。フロントマンが2人で。悔しいですけど、2人が「かっこいいな」って思う瞬間がやっぱりあるんですよ。
こやま:
一方、前でギターとベース弾いていたら、全然もりもとのことを見られないですからね。「どんな顔で叩いてんのやろ?」って。
南波:
でも締めの時とかって、目線を合わせたりするじゃないですか? そういう時って、ドラマーさんからしたら、キュンと来るものなんですか? ふだんはアイコンタクトは、なかなかムズいじゃないですか?
もりもと:
そうですね。バンドを始めたての頃のドラマーさんって、目を合わせたがりますが、やっていると、ここっていう場所が分かるんですよね。目を合わせなくても、成立する。だから最後の締めとかは、「どっちを見よう?」っていう気持ちがあります。メンバーが2人いて、最後の音をどっちに託そうかなって。
こやま:
そうなんや。
もりもと:
例えば「NO MONEY DANCE」という曲の最後に、「ジャ ジャ ジャ ジャ ジャーン」って音なんですけど、僕は「ジャ ジャ」と。
こやま:
なるほどね、両方見てんねや。
もりもと:
え、気づいてないの?
こやま:
ふざけてんやと思っていた。
もりもと:
半分ふざけてますけど、バランスよく。
南波:
けいた(もりもと)さん、優しいですね。
もりもと:
これが、ほかの楽器のリスペクトですよ。
南波:
ちゃんと分散をして。
もりもと:
すねられちゃ困るので。
南波:
すげえな~ドラマーって。
もりもと:
ほめられている~!
こやま:
ぜひ、けいたさんにドラムをちょっと。
南波:
そうっすね。締めの首の動かし方を教えてもらえたら。
こやま:
南波さんからのトークテーマ、「老化」。これはどういうことですか?
南波:
30代に突入したんですけど、節々が痛いし、点滅してる信号で走ったら、上はついてきているのに、ひざから下が置いていかれたり。あとは、変なパキッっていう音が鳴ったり……。あまり周りに同世代がいなくて、ヤバTはわりと同い年なので、老化についてどう思われているのかなって。
もりもと:
感じますよね。
お肌が強かったんですけど、絶対どこかかゆいんです。
南波:
乾燥がね。急に乾きはじめますよね。
もりもと:
水分が足りない。
こやま:
クリープハイプと対バンしたんですけど、尾崎さんがめちゃくちゃきれいで。「だから若く見えんねや」と。肌のきれいさ大事。ケアは大事やな。
もりもと:
悩んでるくせに、何もしないのがこやまさん。化粧水とか、最近やっています?
こやま:
何もしてないな。
南波:
こやまさんって、顔が美しいんですよ。
もりもと:
出た。
南波:
初めて「ミュージックライン」に来てくださったときから、「顔きれいだな」って思っていて。ナチュラルビューティーこやまさんだから、化粧水に頼りたくないというか、「俺は発光して輝いているんだ」っていう実感があるのかなって。
こやま:
まあね。この10年間でそう言ってくれるの南波さんだけや。
南波:
小細工したくないみたいな気持ちなんですね。
こやま:
まあ、ありのままの姿を。
もりもと:
面倒くさがりなだけです。
南波:
こやまさんは、面倒くさがりなんですか?
こやま:
僕、信じられないぐらい面倒くさがりですね。
もりもと:
本当にすごいっすよ。
南波:
意外ですね。ちゃんとされてそうな。
こやま:
ちゃんとしたことないです(笑)。
南波:
お風呂から上がっての流れはどうなんですか?
こやま:
お風呂から上がって、タオルで髪の毛と体を拭いて、そのあと何もせずに、ドライヤーを鏡も見ずにやって、ある程度乾いたら寝てます。
もりもと:
ヘアオイルも?
こやま:
ヘアオイルもせず。
南波:
ええ~。
こやま:
すみません。
もりもと:
でもそれで成立しているのだったら、何もしなくてもいい可能性ありますよね。でも、ちょっと気になると。
こやま:
さすがにちょっと乾燥してきましたね。時期も時期やし。
南波:
でもきれいな人って何もやってない説がありますもんね。
こやま:
タモリさんとか、そういうエピソード聞いたりしません? 何か分からないですけれど。タモリさんとか、そういうのちゃんとしてない話を聞きますよね。
南波:
どっちが先かですよね。お肌がもともと強いからしなくてもいいのか、しないから強いのか。
こやま:
でも、南波さんも老化っていう感じはしないですけどね。
南波:
最近、自分でアンチエイジングをしようかなと思って。もともと老け顔だったんですよ。老け顔の諸先輩方に、「老け顔はある年を超えると、急に若いねって言われ出す」と聞いていて、それを希望にしてきたんですよね。15歳でデビューして、その当時は老けていたんですけど、最近「若いね」とか、「30歳なんですか?」って言われだして、時が来たなと。老け顔の諸先輩がおっしゃっていた通りで。
もりもと:
「老け顔の諸先輩方」が気になるな(笑)。
久しぶりにお会いして、すごく大人っぽくなられたなと。前髪かな?
南波:
そうですね。最近、前髪を分け始めて。気づいてくださって。
もりもと:
もちろん!
南波:
けいたさんさすが! 女心が分かるけいたさんですね。
こやま:
あと、けいたさんって言ってるのに触れな! 初めて聴いている人もいるし。
もりもと:
私の家族と、南波さんだけ下の名前を。
こやま:
公表していない、下の名前を呼んでくれている(笑)。
こやま:
次のテーマは私からです。「『ワンセグ☆ふぁんみ』の思い出を教えてください」。
南波:
まだ引っ張ります?
こやま:
やっぱり聞きたい人が多いと思うんですよね。もう10年ぐらい前ですよね。そもそもNHKにワンセグ2という独自放送があったんですよね。テレビで見れるのとは別に、ワンセグでしか見られへんチャンネルがあって。そこで番組をずっとされていて、おなじみの南波志帆さんですけど。皆さん「ミュージックライン」でおなじみと思っているんでしょう? 「ワンセグ☆ふぁんみ」でおなじみの南波志帆さんですから。
南波:
こやまさんの中では。
21歳から「ミュージックライン」を担当させていただいているんですけど、その前の18歳から3年間「ワンセグ☆ふぁんみ」のMCとしてやらせていただいて、ヒャダインさんと一緒に、毎週の生放送の番組で、毎回ゲストの方がいて、やってもらう企画を2個用意して、生放送で投票していただいて。
こやま:
4色のボタンがありますから。
南波:
めくりたガールとめくるんボーイという、投票を数える学生の方がいた番組なんです。
一番の思い出は、楽屋に帰るときに、ヒャダインさんとカメラテストが終わったら、どっちが先に楽屋の扉を開けるかで、マネージャー役と、大御所タレント役を決めるのを毎回やっていました。
もりもと:
何なんですかそれ?!
南波:
先に楽屋のドアを開けたほうがマネージャーとして、「お疲れ様です」みたいな感じにして、大御所役になった場合は、「かまへんよ。ヒャダインくん、きょうも頑張っているね」みたいな感じでやるという茶番を。誰が見てるわけでもなく、3年間ずっとやってました。
こやま:
「ワンセグ☆ふぁんみ」ファンは、たまらないエピソード。いい話を聞けたな。
というわけで、このカードのくだりはやめましょう。
もりもと:
くだり。
盛り上がりましたね。
こやま:
ありがとうございます。
ここで、南波志帆さんの新曲をお聴きいただきたいと思います。僕も初めてここで聴かせていただきます。曲振りをお願いいたします。
南波:
2月22日に、5年ぶりのニューシングルをリリースいたしました。ネコ大好き友達の、ポルカドットスティングレイの雫ちゃんと一緒に、ネコをあがめ奉る曲を作りましたので、ぜひお聴きください。南波志帆で「ねこのうた」。
♪「ねこのうた」/南波志帆
【放送】
2024/02/23 「ヤバイラジオ屋さん」
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