ライブ中にバンダナを巻いているもりもと。その姿があの映画のキャラクターに似ていると話題に?! こやまさんは、「人間やな」と思ったエピソードを話します！
【出演者】
こやま：こやまたくやさん（ヤバイTシャツ屋さん ギター・ボーカル）
ありぼぼ：ありぼぼさん（ヤバイTシャツ屋さん ベース・ボーカル）
もりもと：もりもりもとさん（ヤバイTシャツ屋さん ドラム・コーラス）
ヴァン・ダムを巻いたサラ・コナー
こやま：
NHK-FMをお聴きの皆さま、いかがお過ごしでしょうか。僕たち……
ヤバT：
ヤバイTシャツ屋さんです！
こやま：
ギター・ボーカルのこやまたくやです。
ありぼぼ：
ベース・ボーカルのありぼぼです。
もりもと：
ドラム・コーラスのもりもりもとです。
こやま：
始まりました、＜ヤバイラジオ屋さん＞の時間でございます。この番組はNHKを愛してやまない僕たちヤバイTシャツ屋さんが、NHKの人気番組をオマージュして、おもしろパロディーをやっていこうというおもしろ番組です。ヤバイTシャツ屋さんは、３人組のロックバンドです。元気に活動しております。音楽をやっております。
ありぼぼ：
３人ぽっきりで。
こやま：
サポートメンバーを入れずにやってます。でもね、たくさんのスタッフの皆様に支えられ、多くのお客さまたちに見ていただいてできているバンドだから、これは３人でやってると見せかけて、みんな含めてのバンドなんだと。何十人のメンバーと一緒に活動して、そしてこのラジオもやっている。この番組はもう何万人、何十万人の皆さんと一緒にやっているラジオという自覚を持って聴いていただきたい。
もりもと：
聴くのは自由やねん。
ありぼぼ：
君たちもメンバーだ。
こやま：
あなたたちもメンバーですよ。僕ら最初に自己紹介したでしょう？ 皆さんも自分の名前を言ってください。「リスナーの山田です」って。
もりもと：
まあ、そういう気持ちでやっていますから。
こやま：
そう言っておりますけど……。
ちょっと言いたいことがあって。うちのもりもとくんの。
もりもと：
何もしてないよ？ 最近はおとなしく過ごしていますよ？
こやま：
もりもとくんが、ライブ中にバンダナをつけ始めたんです。その姿がすごくサラ・コナーに似てるのね。『ターミネーター』シリーズのサラ・コナー。
もりもと：
セクシーで強い。
こやま：
それは２のときね。最初は弱いねん。最初は、ターミネーターに襲われる女性なんですけど、２ではムキムキになって、すごい強い女性になるんですけど、２のときのサラ・コナーに似てた。もしくは１の最後。みんな見て。
もりもと：
自覚ないけどな……。
こやま：
１にサラ・コナーの未来の写真みたいなのが登場するんですけど、それにそっくり。
もりもと：
それってほめてんの？
こやま：
ほめてるよ。
ありぼぼ：
かっこええやん。逆にうれしくないの？
こやま：
「序盤のサラ・コナーに似てるで」って言われたら、「え……」ってなるけど、「１のラストシーンのサラ・コナーに似てるで」と言われたら。
もりもと：
あんまわからへんな。ちょっと見返さなあかんな。
こやま：
『ターミネーター』めちゃくちゃおもしろいから。
もりもと：
バンダナが、とたんに恥ずかしくなったんだけど。俺は気合い入れるためにライブでしか巻かないから、これを聴いた「ヤバラジ」リスナーは、「サラ・コナーっていじられていたやつやん」って見方になるよ。
こやま：
サラ・コナーがドラムをたたいてんのよ。
ありぼぼ：
うれしい。サラ・コナーとバンドができて。「ドラム・コーラスのサラ・コナーです」。
こやま：
これからそうしようよ。
もりもと：
意味わからへんやん。
ほんで、こやまさんは一時期、「ミラ・ジョヴォヴィッチに似てる」って言われていたでしょう？
こやま：
すごい話ですよ。大学時代に一人で食堂でご飯を食べてたら、目の前に全く知らん人が急に座りだして、俺の顔を見て「ミラ・ジョヴォヴィッチに似てるって言われますよね？」。
ありぼぼ：
なんで確定？
こやま：
「言われないですよ」って言ったら、「いや似てるって言われますよ」って。めちゃくちゃ怖かったんだから。
もりもと：
サラ・コナーとミラ・ジョヴォヴィッチ。夢の共演やん。
ありぼぼ：
強キャラじゃないですか？ うれしい。
もりもと、バンダナにハマるのはいいんですけど、ハマりたてとは思えへんほど、他の人にもすすめたりするよね。「僕、10年ぐらい巻いてますよ」のテンションで。
もりもと：
そうやな。まだ２か月たってない。
こやま：
バンダナをすると何がいいの？
もりもと：
まずは日本人ですから、運動会とか、大事なときハチマキを巻くじゃない？ あれ、気合い入るでしょう？ それがデカい。あとは、憧れ。先代のロックスターはみんな巻いていたわけ。あと実用的だなと思うのが、ライブ中にすごく汗かくタイプで、目が開かないときがあるんですよ。
ありぼぼ：
目に入ると痛いねんな。
もりもと：
そうそう。コンタクトをしてるからにじむわけ。あれを防ぐことができる。その代わり、ライブ後のバンダナは、ビチャビチャ！ 正直さわりたくない。それを彼がね……。
ありぼぼ：
彼？
もりもと：
彼がせき止めてくれているの。
こやま：
「せき止めてる」言っているから、バンダナじゃなくてヴァン・ダムやな。
もりもと：
それでいい。
ありぼぼ：
グッズで出しいや。
こやま：
もりもとがバンダナ出すときは、ヴァン・ダムにしような。
もりもと：
「ヤバラジ」を聴いてくれてるファンの方は、「あのときの会話が本当にグッズになった。うれしい！」やけど、お客さんもほとんど聴いてないんちゃう？
ありぼぼ：
聴いてないほうが悪いでしょう。
もりもと：
ラジオとかで話したことをライブで持っていっても、たぶんピンと来ないと思う。
こやま：
それは問題やろ。全員聴けよ。
もりもと：
全員聴いててほしいけど。
こやま：
この番組、町とかで言われんねん。お店の人とかに、「ヤバTのラジオ聴いてますよ」って。でもお客さんから聞かへんよね。
ありぼぼ：
そうやねん。
こやま：
お客さんから言われたことなくない？
ありぼぼ：
タクシーの運転手の方とかには言われる。
こやま：
お客さんこそ聴きや！ あんたら聴いてくれへんと、簡単に終わるんやから。頼むで。いつも聴いてくれてる人たちありがとう。
ありぼぼ：
ヴァン・ダムが通じるかでわかる。
こやま：
急にライブで、「もりもと、ヴァン・ダムしてるやんけ」って言って、そこで笑った人だけやで。ラジオ聴いてるか確認できる。
ありぼぼ：
あとは、めっちゃ頭の回転が速くて、「汗をせき止めているからヴァン・ダム。なるほどねー」の人のどっちか。
こやま：
今度試そうや。これ１月19日放送やから、20日に広島なので、広島で言います。
もりもと：
あ、メモしてる。スタッフさんもメモしといてください。
こやま：
絶対広島で、ヴァン・ダムの話する。
もりもと：
まあたしかに、わかないとおかしいか。
こやま：
「気合いを入れるために、バンダナしてる」って言ってたやんか？ 何で今してへんの？
ありぼぼ：
気合いが入ってない。
もりもと：
これはリラックスしてしゃべってる。
こやま：
気合い入ってへんってこと？
ありぼぼ：
うち、巻いてる。ラジオのときだけ。
もりもと：
見えへんからって、うそはあかんで？（笑）。
リラックスしているんだって。ほら、靴も脱いでるから！
こやま：
ほんまや！ 家みたい！ リュックとか上着とかも床に置いて（笑）。この子何？
もりもと：
床に入館証・たばこ・ライター・サングラス・お水もあって……。
こやま：
リラックスしすぎや。
もりもと：
NHKの収録する床が、反響を防ぐじゅうたんがあるんだけど、これがまたリラックスできる。
ありぼぼ：
家やん！
もりもと：
結局俺は、オンとオフがいる人なの。わかってそこ。
だからメンバーといるときは、オンのスイッチが入ってしまうわけ。オフの自分も大事にしたいじゃないですか？ という意味で、休みの日はメンバーと遊びに行くのはやめたいわけ。
ありぼぼ：
いやいや、「オンが続いちゃうわけ」って言って靴を脱ぐかい?!
もりもと：
なるべくあらがってんねん。
こやま：
俺らに素を見せれへんってこと？
もりもと：
見せてるけどね。見せてるけど……あるねん。
ありぼぼ：
サラ・コナーも、そういう悩みしてるのかな？
もりもと：
ないねん。サラ・コナーは緊張感があるからね。
こやま：
サラ・コナーは世界のこと考えている。
ありぼぼ：
全然気を抜けへんやん。じゃあ、もりもともそうやな。
もりもと：
俺、サラ・コナーって名乗ってないから。
みんなの青春であり続けたい
こやま：
ツアー先でいろいろあってさ、「人間やな」って思った話があって。
佐賀のショッピングモールに入ってるコーヒー屋さんに、俺とありぼぼとスタッフの人と３人で行って、俺だけ店員さんに顔バレして、「ヤバイTシャツ屋さんのこやまさんに似てるって言われませんか？」って声かけられて。「そうですよ（本人ですよ）」って言ったら、「あ、本当ですか……！ あの……僕の青春でした。あの、すごく応援していて、高校の文化祭とかで踊ったスタッフもいて、すごい応援してます。すごい好きでした」と、まあまあすごい熱量で言われて。ちょっと人が並んでたし、向こうも仕事中で、「写真撮りますか？」とか言えへんくて、俺も「人が並んでるから早くしないと」と思っちゃって、そんなに対応もできなくて「ありがとうございます」くらいで。
そのあとにコーヒーを受け取って、帰ったんやけど、「もうちょっと対応できたな。握手ぐらいしてあげられたらよかったな」と思って、どうにかその子を喜ばせてあげたくて、SNSにコーヒーの写真と一緒に、「コーヒー屋の店員さんが、『ヤバTのこと好き』って言ってくれた。ありがとう！」と載せたの。２～３時間後ぐらいにDMが届いて「その店員です！ 本当に応援しています！」と。その人のプロフィールに飛んだら、俺のことフォローしてなかった。
もりもと：
オーマイガー。
こやま：
正しくは、俺がそれを載せた後にフォローしてきてた。
もりもと：
こやまさんもチェックしてますね！ 細けえ～。
こやま：
もろもろ含めて「人間やな」と。
ありぼぼ：
いいですね。そういうのがあって、また聴いてくれるかも。
こやま：
それはありがたい。本当にうれしかったし。「握手ぐらいちゃんとしてあげたいな」って思った。
ありぼぼ：
こっから熱量を取り戻してくれるんちゃう？
もりもと：
「青春でした」って言われちゃってるから。
こやま：
俺らって、誰かの青春であり続けたいよね。過去形になってるから。別にいいねんけど、音楽ってそういうもんやし。
ありぼぼ：
「文化祭でやりました」とかね。でもずっと残りたいよな。あと、新しくみんなの青春にもなりたいよな。
こやま：
音楽っておもしろいよね！
ありぼぼ：
人間やな～。
こやま：
というわけで、そんなヤバイTシャツさん、もう10年やっております。ベストアルバムを引っ提げたツアーを47都道府県でやっております。このあともまだまだあります。そして５月には、某テーマパークで２日間貸し切りワンマンライブ行いますので、くわしくは、オフィシャルWEBサイトをご覧ください。
番組を聴いた感想など、皆さんからのメッセージもお待ちしております。＜ヤバイラジオ屋さん＞公式ホームページの「お知らせ」から「投稿はコチラ！」を選んで送ってください。
もりもと：
番組の実況や感想もお待ちしています。X（旧:Twitter）は、「#ヤバラジ」でポストしてください。
ありぼぼ：
いつもたくさんの実況ポストありがとうございます。きょうも、たくさんたくさんポストをして盛り上げてください。「いま何も書くことないよ」っていう人は、「#ヤバラジ」で、「ヤバTは俺の青春だ！」で、ポストしてください。
こやま：
いいね。ありがたい。たくさんポストしてもらいたい。ありぼぼが結婚を発表したときは、その日のラジオの投稿数ランキングで１位で「盛り上がっているな」と思ったけど、直近の放送は９位やった。
もりもと：
え～！
こやま：
振り幅が結構あるね。きょうは１位を目指してますので、「#ヤバラジ」で投稿をお願いいたします。
１曲聴いていただきたいと思います。１月19日は「のど自慢の日」で、昭和21年にNHKラジオで「のど自慢素人音楽会」が放送開始されて制定されたようです。
ということで、「のど自慢」が歌詞に出てくる曲がありますので、聴いていただきたいと思います。この番組のオープニング曲でございます。ヤバイTシャツ屋さんで……
ヤバT：
「案外わるないNHK」。
♪「案外わるないNHK」／ヤバイTシャツ屋さん
【放送】
2024/01/19 「ヤバイラジオ屋さん」
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