日常生活でロックかロックじゃないかの判断に迷う事象を、ロック鑑定士のもりもとに仕分けしてもらう「ロックな仕分け（仮）」。アツく語り出すもりもとに注目です。
【出演者】
こやま：こやまたくやさん（ヤバイTシャツ屋さん ギター・ボーカル）
ありぼぼ：ありぼぼさん（ヤバイTシャツ屋さん ベース・ボーカル）
もりもと：もりもりもとさん（ヤバイTシャツ屋さん ドラム・コーラス）
これってロック？ ロックじゃない？
もりもと：
「もりもとのロック仕分け（仮）」。
こやま：
皆様が日常生活で、ロックかロックじゃないかの判断に迷う事象を、ロック鑑定士のもりもとくんに仕分けしてもらうコーナーです。現在、このコーナーのフォーマットに合うNHKの番組が見つからないので、仮タイトルで行かせていただきます。
もりもと：
たぶん二度と見つからないんじゃないかな？
ありぼぼ：
頻度高くない？ 人気コーナーやん。
こやま：
一回お試しでやったら、かなり好評でして。すぐさま２回目がやってまいりました。それでは行きましょう。
顧客ネーム・はみケツサバイバーさん
コンビニに行ってマイバッグを忘れた上に、明らかにレジ袋が必要な量を買ったのに、レジ袋を断ってふところパンパンに商品を抱えている人はロックですか？
もりもと：
これはロックですね。
こやま：
なんで？
もりもと：
やはり最近のロックバンドは、環境問題にも目を向けてますよね。環境問題をテーマにしたフェスも世界で開催されているし、日本でも開催されてますから。この気持ちは忘れてはいけない。
顧客ネーム・おじゃんさん
「映画を見に行きたい」という気持ちはあるけど、特に見たいものがないとき、X（旧：Twitter）で話題になってるやつをとりあえず見てしまいます。これってロックですか？ ロックじゃないですか？
もりもと：
なるほど……ロックじゃない！ ごめんごめん。
ロックアーティストに「あなたが影響を受けたアルバムを１枚教えてください」という質問よくあるじゃないですか？ あれだいたい、「ジャケットがかっこよかったから聴いてみたら好きになりました」、このインタビューが一番かっこいいわけ。だから、ジャケ買い的な部分がないとダメかな。予習して作品に触れるのはなるべく避けたほうがいいと。
ありぼぼ：
なるほど。「あらすじとかも見て」っていうのは。
もりもと：
直感を大事にしてほしい。
こやま：
もりもと、このコーナーやっぱ得意よな。
ありぼぼ：
あと、めちゃくちゃメッセージきてる。
もりもと：
新しい人からも投稿があってうれしい。
顧客ネーム・そと村さん
ロック鑑定士のもりもとさん、こんばんは。私は、ひげ・すね毛・わき毛・VIOと、とにかく体毛がボーボーなので、レーザー脱毛をしようか考えています。これってロックですか？
もりもと：
どちらとも言えるが、ロックにしましょう！
こやま：
脱毛はロックですか。
もりもと：
超絶難しい。ただ、私が大好きなロックボーカリスト、ジョン・ボン・ジョヴィが、ある年を境に体毛が一切なくなったの。ジョン・ボン・ジョヴィの昔の写真で調べたら、セクシーな顔立ちなのに、胸毛ボーボーみたいな。「かっこいいな！」と思っていたら、いつの間にかツルッとしてた。でも、世界でナンバーワンを取るようなボーカリストがその選択肢を取ったなら、ロックと言っても過言ではない。でも俺は、ボーボーのほうが好き。
ありぼぼ：
俺の感性でいくとロックじゃないけど……。
もりもと：
ジョンがやっちゃったから。どちらとも言えるが、ジョン合わせで行くと。
ありぼぼ：
「どちらとも言えるが」を言っちゃってる（笑）。
こやま：
脱毛はロック。意外やね、ボーボーでひげがかっこいいみたいなのをロックと言うのかと思いきや。
もりもと：
ジョンが好きなんでね。
こやま：
顧客ネーム・おにおんさん、こちら前回、Tシャツを裏返しに着る息子さんのことを投稿した方。そのとき息子さんのこと「ロックスター」と。
もりもと：
ついつい言ってしまいましたね。
こやま：
そんなおにおんさんからの投稿です。
中学生の息子は、白ご飯におみそ汁をかけて食べるのが大好きです。「好きなものなのだから、まあいいか」と、特に何も指摘していませんでした。でもことし、家族でちょっといいホテルに泊まったとき、おしゃれなビュッフェスタイルの朝食会場でも、白いご飯に最上級のおみそ汁をかけて席に戻ってきました。さすがに「そういう食べ方はお行儀がいいとは言えないらしいよ」と伝えたのですが、あんまり意に介さず、何度もおかわりしに行っていました。もりもとさん、これってロックですか？ もしくはロックスターですか？
もりもと：
これはね、ロックの殿堂入りです。おめでとう。
こやま：
うそやん。お行儀悪いで？
もりもと：
前の投稿も含め、本当にやりたいことをして生きている。しかも高級なものに目を向けない姿勢、やっぱりハングリー精神じゃないけれど、そういう高級なものはある意味、ロックを目指した先にあるものであって、最初から高級なものがあった上で、ロックを奏でるのは違うんですよ。
こやま：
めっちゃ語るやん。
もりもと：
すばらしいね。日本を背負うかもな。
ありぼぼ：
これ、反抗期やろ（笑）。
もりもと：
たしかにな（笑）。ロックじゃなくて反抗期。
……もう十分やって。
こやま：
まだいっぱいきてんのに？ またすぐやりましょう。
もりもと：
以上、「もりもとのロック仕分け（仮）」でした。皆様からの投稿まだまだお待ちしています。日常に潜むロックかロックじゃないかの判断に迷うことがあれば、すぐに送ってください。私が責任を持ってズバッと仕分けます。「ヤバラジ」公式サイトの「お知らせ」から「投稿はこちらから」を選んで、「ふつおた」宛に送ってください。
【放送】
2023/12/22 「ヤバイラジオ屋さん」
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