真冬だからこそ、絶景の雪景色を満喫 瀧野由美子さんが秋田内陸縦貫鉄道をトレベリン!(前編)

24/02/03まで

鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~

放送日:2024/01/27

#のりもの#鉄道#ローカル#アイドル

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24/02/03まで

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24/02/03まで

音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」。
R1・ラジオ第1で毎週土曜日 午前10時5分から放送中! 放送後1週間は「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

トレベラー(鉄道で旅する人)は番組MCの瀧野由美子さん。四季折々の景色が楽しめて、近年はインバウンド客にも人気の秋田内陸縦貫鉄道をトレベリン! “グルメ鉄”宣言をした瀧野さんが、車内販売のご当地グルメや、風光明美な車窓を堪能しました!

<取材メモ・秋田内陸縦貫鉄道>
秋田県内の鷹巣駅と角館駅間94.2キロを結ぶ第三セクターの鉄道。
鷹巣駅ではJR奥羽本線と、角館駅ではJR田沢湖線と秋田新幹線に接続しています。
四季折々の景色が楽しめる路線として、最近は日本の原風景を求める観光客にも人気になっています。

秋田内陸縦貫鉄道の車両

角館から乗車。瀧野由美子さんが車内販売で食レポ!

角館駅からトレベリンスタート!

瀧野さん:
みなさん、こんにちは。瀧野由美子です。
秋田内陸縦貫鉄道・秋田内陸線のホームに来ました!
それでは、さっそく乗ってみます!

車内には秋田犬の写真がいっぱい!

座席の柄まで秋田犬をモチーフにしています

瀧野さん:
車内には秋田犬の写真がたくさん貼ってありますね!
オレンジ色の座席にも秋田犬がたくさん描かれています。かわいい!

のどかな雪景色の中を列車は走ります!

瀧野さん:
車窓に雪景色が広がってきました!
窓も大きいので景色をしっかりと見ることができるのがいいですね!

~(車内販売のお知らせ)~

瀧野さん:
普通列車なのに車内販売があるんですね。
飲み物や食べ物、この地方ならではのモノも売っているようです。
旅のお供にもいいですね。

車内販売でリンゴジュースとしょう油味のせんべいを購入。気になるお味は?

瀧野さん:
車内販売が来たので、リンゴジュースとしょう油味のおせんべいを買いました~。
私は「グルメ鉄」として“食と鉄道を楽しもう!”と年明けに宣言したので、鉄道を楽しみながらお食事も楽しみたいと思います。
まずはリンゴジュースからいただきま~す!

~(リンゴジュースを一口飲む)~

瀧野さん:
ん~おいしい。リンゴの甘さが体にしみわたります!
このリンゴも、秋田で採れたリンゴを使っているんですよ。
続いておせんべいもいただきま~す!

~(せんべいをいただく)~

瀧野さん:
とても香ばしくて、濃い口のしょう油味が広がります。おいし~~!
とてもサクサクで、どんどん食べちゃいますね。

毎年2月10日は駅前に幻想風景が! 名物「紙風船上げ」とは?

「紙風船上げ」の会場をバックに、加賀谷美由樹さんと

瀧野さん:
上桧木内(かみひのきない)駅で途中下車して、広場にやって来ました。
この広場で“あること”が行われるそうなのですが、それは何なのか? 秋田内陸縦貫鉄道の総務企画課企画係の加賀谷美由樹さんにお聞きします。

加賀谷さん:
この広場は「紙風船上げ」の会場で、「紙風船上げ」は100年以上の歴史がある伝統行事です。
大きさはさまざまあって、和紙で作った紙風船が小さいのだと高さが4メートルくらい、大きいのだと12メートルくらいあります。

瀧野さん:
小さいので4メートルですか?

紙風船が幻想的に舞う「紙風船上げ」の様子

加賀谷さん:
4枚の紙を貼り合わせて紙風船にして、毎年2月10日にこの広場から100基くらい上がるんです。
受験を控えている中学生のお子さんたちが縁起担ぎとしてやることも多いんです。
すごく幻想的できれいな光景ですよ。

まるで「走る古民家」! 秋田マタギ号で絶景を堪能

秋田マタギ号に乗車します!

瀧野さん:
上桧木内駅に戻って来ました。
今から乗るのは「秋田マタギ号」という名前がついた車両ですが、どんなものなんですか?

加賀谷さん:
この「秋田マタギ号」は、秋田内陸縦貫鉄道に3両ある観光車両の1つです。
ふだんは貸切列車に使われていますが、今日は「急行もりよし2号」として走っています。

瀧野さん:
あ、ヘッドライトが見えてきました! 雪が降る中でキレイな白い光が見えます。走行音が山に響きますね。
それでは乗ってみましょう!

車内は古民家のようなレトロな雰囲気

座席の柄はクマになっています

瀧野さん:
車内に入りました。
まるで古民家のような、とても落ち着いた感じになっていますね。
そして座席の柄はクマですね~。すごくかわいいです!

一番のビュースポット「大又川橋りょう」を渡ります!

車内アナウンス:
列車は間もなく『大又川橋りょう』を渡ります。内陸線では一番のビューポイントとなります。

瀧野さん:
徐行運転してくれるので、景色をゆっくりと見ることができますね。

加賀谷さん:
運が良ければ、川を泳いでいる魚も見える日があったりするんです。
それくらい透きとおっている川なんです。

豪雪地帯ならではの苦労とは? 車両整備担当に聞きました!

秋田内陸縦貫鉄道・車両区助役の佐藤良介さん

瀧野さん:
阿仁合駅の近くにある車両基地に入れていただきました~!
秋田内陸線は豪雪地帯を走っているからこそ、冬は苦労も多いのではないでしょうか?
そのあたりを、車両整備をされている車両区助役の佐藤良介さんにお聞きします。

佐藤さん:
冬ならでの苦労ですが、やはり雪が積もるので故障が増えることですね。
例えばエンジン関係に問題が発生したり、暖房が壊れたり、他にはツララとか雪の塊がガラスに当たると割れるので、その交換などが必要になります。

車両への給油作業の様子

瀧野さん:
今、車両にホースのようなものをつないでいますが、あれは何の作業ですが?

佐藤さん:
給油ですね。この車両基地でしか給油できないので、入庫した車両はここで給油します。

瀧野さん:
燃料を入れている間に、他の方が車両についた雪を落とす作業をしているのですか?

佐藤さん:
そうですね。だいたい同時に進行します。
今年は雪がとても少ないので助かっていますね。
例年だと車両全体に雪がついているので、床下機器や台車についた雪を手作業で落としていく作業が必要になります。

スタジオトークよりひとこと

左から野月貴弘さん、瀧野由美子さん、土屋礼央さん。
ホワイトボードのイラストは、秋田内陸縦貫鉄道でかつて活躍していた急行車両!

野月さん:
観光列車が3タイプもあって、それぞれ内装が異なるのが楽しいですね!

瀧野さん:
食レポ、とても楽しかったです! 秋田内陸縦貫鉄道はとてもいいところなので皆さん来てください!

土屋さん:
座席の柄にもこだわりがあって、おもしろいですね!


【放送】
2024/01/27 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

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