ダーリンハニー・吉川正洋プレゼンツ 車両も路線も大進化! 相鉄の魅力に迫る

23/12/09まで

鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~

放送日:2023/12/02

#のりもの#鉄道#ローカル#アイドル

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23/12/09まで

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音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」。
R1・ラジオ第1で毎週土曜日 午前10時5分から放送中! 放送後1週間は「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

4年前にJR線とつながり、さらに今年3月には東急線とつながったことで、多くの鉄道会社との相互乗り入れが始まって大進化を遂げた相鉄(相模鉄道)をトレベリン! 今回は相鉄大好き! ダーリンハニー・吉川正洋さんがセレクトした「これぞ相鉄!」という魅力的な鉄スポットをご紹介します。

<取材メモ・相鉄>
相鉄(相模鉄道)は、神奈川県内を東西に走る4路線、総延長44.4キロの私鉄。
2019年にはJR線に乗り入れて新宿方面への直通運転を開始。さらに今年3月には東急線を介して都心や埼玉県内へ行くなど、ここ4年間で一気に「大進化」しました!

JR線への直通運転に対応している相鉄12000系

相鉄の新ターミナル駅「新横浜駅」からトレベリンスタート!

新横浜駅に来たダーリンハニー・吉川正洋さん

吉川さん:
番組をお聴きのみなさん、こんにちは! ダーリンハニーの吉川正洋でございます。
私は今、相鉄の新横浜駅ホームに来ています。東急との相互直通運転がはじまったのは、今年3月。新横浜駅と都心を新たにつなぐ路線として、今も注目されています。
東京とつながる相鉄、その一方で神奈川県の各地を結ぶ足として、長年走り続けている相鉄の姿を、横浜を愛する私・吉川正洋が、今日はいっぱいご紹介します!
題して「ダーリンハニー吉川プレゼンツ 相鉄大進化トレベリン」!
それでは、鉄旅・音旅 出発進行~!

車両も「大進化」! 新型車両20000系の“人にやさしい”設備とは?

二俣川駅でトレインウォッチングを楽しむダーリンハニー・吉川正洋さん

吉川さん:
私は今、二俣川駅に来ています。
ここは相鉄本線といずみ野線が分岐する主要駅で、先ほどからひっきりなしに電車がやって来ています!
これから私が乗るのは2018年に登場した20000系。いずみ野線は高速走行が楽しめる路線なので、この新型車両の“てつおと”を堪能したいと思います!

2018年に登場した20000系

~(いずみ野中央駅に停車中)~

吉川さん:
いずみ中央駅を出発するところですが、「VVVFインバータ」の近くにいますので、加速音を聴いていただきましょう!

~(VVVFインバータの加速音)~

吉川さん:
おっ! 加速している!
とてもいい音を奏(かな)でています。新しい車両なので、走行音も静かなところも特徴ですね。
そして車窓ですが、高架区間なので、富士山も見えるなど、とても見渡しがいいです!

左:握りやすいように楕円形になった吊り革
右:優先席(えんじ色の座席)は、立ち座りがしやすいように、他の座席よりも座面が高くなっている

吉川さん:
20000系の車内ですけど、吊り革が楕円形で、とっても持ちやすいんです。
優先席は他の座席より座面が少し高くなっていて、どの方でもスッと立ち座りできる設計になっています。
このように、いろいろな気配りがされているのが20000系の特徴です!

相模鉄道車両センターを見学! 車両検修場ならではの「てつおと」を楽しむ

案内してくれた業務区 副区長の本枝政春さん(右)

入り口には相鉄の前身、神中鉄道時代の蒸気機関車が静態保存されている

吉川さん:
相鉄の車両の車庫であり、車両の点検整備を行っている「相模鉄道車両センター」に来ました!
業務区 副区長の本枝政春さんに案内していただきます。よろしくお願いします!

本枝さん:
よろしくお願いします。

左:車両センター内で定期検査中の9000系
右:白を貴重とした旧塗装時代の9000系

吉川さん:
今、中に入りましたが、目の前に9000系がいますね!

本枝さん:
ここは今、定期検査を行っているところで、台車と車輪は別の場所で点検しています。

吉川さん:
現在は9000系も、「ヨコハマネイビーブルー」という紺色系で塗装されていますが、以前は白を貴重とした塗装でしたよね。
私は現在の姿も、昔の白い塗装も大好きです!

分解して検査中の台車

検査のため台車から外された状態の車輪たち

吉川さん:
カンカンと音がしますね。

本枝さん:
ちょうど台車の検査中で、叩いて音を確認することで、内部に亀裂などの異常がないか確認しています。

吉川さん:
これは、相鉄名物の「直角カルダン」の台車ですね!

本枝さん:
そうです。「直角カルダン」というのは、モーターが左右の車輪をつなぐ車軸に対して直角に交差している方式のことを言います。
一般的な電車では、車軸とモーターが平行になっている「平行カルダン」が多いのですが、相鉄では9000系までの多くの電車が「直角カルダン」で製造されています。

吉川さん:
「直角カルダン」と「平行カルダン」で、少し音が違うのも特徴なんですよね~。

左:ピット線で検査中の10000系
右:相鉄10000系

本枝さん:
ここが「ピット線」になります。
上には電気が通っている架線がありますので、電車が自走することが可能です。
今はここで10000系の機能検査を行なっています。

吉川さん:
電気を通して、正常に動くかを検査するんですね。

~(ドア開閉の音)~

本枝さん:
これはドアが正常に開閉できるかの検査です。

吉川さん:
で、いま運転席で連絡をとりながら「次これやりますよ」って指示が・・・。

本枝さん:
今度はブレーキ検査ですね。

~(ブレーキシリンダーに込めた空気が出る音)~

吉川さん:
空気が排出される音なんですね。間近で感じるとすごい音ですね~。
これはまた貴重な音がとれました。

スタジオトークよりひとこと

左から野月貴弘さん、瀧野由美子さん、土屋礼央さん
ホワイトボードのイラストは今回トレベリンした相鉄の車両!

野月さん:
相鉄といえば吉川さんが言っていた「直角カルダン」の音が特徴的。みなさんも聴いてみて!

瀧野さん:
新幹線から乗換えたときに新横浜駅を使いましたが、相鉄線側はまだ乗ってことがないので、乗りたいです!

土屋さん:
直通運転をすることで、東京都民や埼玉県民にも身近な存在になった相鉄線。今後の発展に期待です!


【放送】
2023/12/02 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

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