日本最古の鉄橋の“てつおと”はどんな音? 六角精児が山形鉄道フラワー長井線をふんわりトレベリン(後編)

23/11/04まで

鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~

放送日:2023/10/28

#のりもの#鉄道#ローカル#アイドル

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23/11/04まで

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23/11/04まで

音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」。
R1・ラジオ第1で毎週土曜日 午前10時5分から放送中! 放送後1週間は「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

R1・ラジオ第1で平日午前中に放送中の「ふんわり」木曜日担当としてもおなじみ、鉄道好きの俳優・六角精児さんがトレベラー初登場!
車窓からのどかな田園風景を楽しむなど、日本最古の鉄橋の“てつおと”を堪能しました!

<取材メモ・山形鉄道フラワー長井線>
山形鉄道フラワー長井線は、山形県置賜(おきたま)地方の赤湯駅から荒砥(あらと)駅までの30.5キロを結ぶ路線。
歴史は古く、今から110年前の1913(大正2)年に赤湯駅と梨郷(りんごう)駅の間が「長井軽便線」として開業し、1923(大正12)年に全線開業しました。
今年は全線開業100周年として、沿線や車内でさまざまな催しがおこなわれています。

沿線の花々が描かれた山形鉄道フラワー長井線の車両

ふんわり

ラジオ第1
毎週月曜~金曜 午前8時30分

詳しくはこちら

乗車前からほろ酔い気分。六角さんオススメ「からしこうじ」で呑(の)む!

九代目当主・齋藤弥助さん

六角さん:
こんにちは! 六角精児です!
これから山形鉄道フラワー長井線に乗るわけですが、その前にお醤油屋さんへ私の大好物を買いに行きたいなと思います。

~(店内)~

六角さん:
九代目当主・齋藤弥助さんにお話をうかがいます。
私はここの「からしこうじ」が酒のおつまみとして大好きなので来ました。

齋藤さん:
ようこそ、おいでくださいました。
この「からしこうじ」はご飯のお供でもいいんですけども、じつは冷たいお酒と一緒にいただくと、とても合うんですよ。せっかくなので、いかがですか?

六角さん:
お勧めいただいたものを断るというわけにはいきませんので、いただきたいと思います!
今、こちらに用意していただいているお酒は、地元・長井市のお酒ですか?

齋藤さん:
そうです。

~(お酒を注ぐ音)~

六角さん:
このお酒…あ~香りがいいですね~。
それでは、いただきます!

齋藤さん:
次に「からしこうじ」を舌に乗せて、さらにもう一回、お酒を飲んでいただくと…

「からしこうじ」に舌鼓を打つ六角精児さん

六角さん:
久しぶりにいただきました「からしこうじ」!
こちらでしか作られていないんですよね?

齋藤さん:
そうですね。

六角さん:
うまいですよ!
ちなみにこれは鉄道の音を楽しむ番組なんですけども、これは『呑み鉄本線・日本旅』のラジオ版という感じになっていますね(笑)。
本当にいいうまみですね~。ありがとうございました!

名物添乗員が語る 車窓の見どころは?

俊風亭太平楽こと、企画営業係の井上俊一さん

六角さん:
羽前成田駅から荒砥行きの列車に乗りました。
ここからは山形鉄道の企画営業係・井上俊一さんにお話を聞きたいと思います。
ネームプレートには「演劇落語家・俊風亭太平楽」と書かれていますが、一般的な業務以外にもしていることはあるんですか?

井上さん:
団体客が来たときにガイドをします。

六角さん:
ちなみに、今いる駅についてガイドしてくれますか?

井上さん:
ここは蚕桑(こぐわ)駅です。
このあたりは養蚕地帯で、米沢の上杉鷹山(うえすぎ・ようざん)公が蚕を奨励しまして、絹織物を作るように広めました。
なので、この地域の人々は、蚕のおかげでご飯を食べているいうことで「蚕」と呼び捨てをせずに「お蚕様」と呼んでいます。

のどかな田園風景の中を列車は行く

六角さん:
ここは田んぼがずっと続いていて、山々もはっきりと見えてきれいですね。
そのことも車窓としてはイチ押しだったりするんですか?

井上さん:
そうですね。
見どころは沿線の花々と、のどかな風景。この先にある荒砥鉄橋も見どころです。
まずは皆さん。今年100周年の山形鉄道フラワー長井線にどうか、ござっとこえ~す。(置賜地域の方言で「おいでください」の意味)

日本最古の鉄道鉄橋の“てつおと”を車内と外から聴き比べ!

136年の歴史がある鉄橋の音を車内から楽しむ!

六角さん:
私は今、荒砥駅を目指しています。
この先ですごい鉄橋を渡るんですよ! 最上川を渡る「荒砥鉄橋」というのですが、日本最古の現役の鉄道の橋ということで、136年もの歴史があるそうなんですね~。
1887(明治20)年に東海道本線の木曽川に建設されましたが、1921(大正10)年から約2年かけて、この場所に移設されたということだそうです。
そろそろですね。日本現役最古の鉄道の橋を、これから渡ろうとしています。

~(荒砥鉄橋を渡る)~

六角さん:
今、日本最古の現役の鉄道の橋を渡り切りました。
せっかくなので、終点の荒砥駅で下車して、近くで見てみようと思います!

鉄橋を渡る列車の音を外からも楽しみました!

六角さん:
荒砥鉄橋の近くまでやってきました。
ここを間もなく列車が通るので、その音を聴いてみましょう!

~(荒砥鉄橋を列車が通過)~

六角さん:
あっという間に通り過ぎていきましたね~。
この音が聴きたくてここに来たので満足です。景色も山々に囲まれている感じがして気持ちいいですね!

山形鉄道フラワー長井線を満喫したトレベリンでした!

六角さん:
終点の荒砥駅に戻ってきました。
今回、8年ぶりに山形鉄道フラワー長井線に乗ったのですが、地元の人に愛されているんだな~というのがすごく伝わってきました。
このこじんまりとした雰囲気が、乗っていてとても気持ちがいいですね。今回も楽しい旅でした!

六角精児の呑み鉄本線・日本旅

BSP・BS4K 俳優・六角精児が“酒”と“鉄道”という偏った視点により日本を再発見する旅番組。

詳しくはこちら

スタジオトークよりひとこと

写真左から野月貴弘さん、瀧野由美子さん、土屋礼央さん
イラストは、六角精児さんが乗った山形鉄道フラワー長井線の車両と荒砥鉄橋!

土屋さん:
田園風景を眺めながら列車に揺られるのもいいなと思いました!

瀧野さん:
136年も前に作られた鉄橋が今も現役であることに驚きました!

野月さん:
「からしこうじ」をいただきましたが、とてもおいしかったです。ご飯のお供にもいいですね!


【放送】
2023/10/28 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

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