乗るだけで特別な旅に! 村井美樹さんが「西武 旅するレストラン 52席の至福」で優雅にトレベリン(前編)

22/12/24まで

鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~

放送日:2022/12/17

#のりもの#鉄道#ローカル#アイドル

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音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」。
R1・ラジオ第1で毎週土曜日 午前10時5分から放送中! 放送後1週間は「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

俳優の村井美樹さんが西武鉄道のレストラン列車『52席の至福』でトレベリン。
移動そのものを楽しめる列車の、こだわりの設備と“おもてなし”とは? 西武鉄道の方のインタビューとともにご紹介します!

「西武 旅するレストラン 52席の至福」と村井美樹さん。

<取材メモ>
東京都と埼玉県に12の路線を持つ西武鉄道。
今回、村井美樹さんが乗る「西武 旅するレストラン52席の至福」は、池袋駅と西武新宿駅から西武秩父駅までを結ぶ、豪華な食事が楽しめる列車です。

都心から、特別な列車に乗って秩父へ!

「西武 旅するレストラン 52席の至福」と村井美樹さん。

村井さん: てつおとをお聴きのみなさん、こんにちは! 村井美樹です。
私が今いるのは、埼玉県の西武秩父駅です。今日は西武鉄道の観光列車「西武 旅するレストラン 52席の至福」のディナーコースに乗せていただくので、よそ行きの格好をして来ました~!
今日だけは“鬼軍曹”は封印。もちろん行動食とかコンビニおにぎりとか食べませんよ!
それでは、鉄旅音旅 出発進行~っ!

西武鉄道の吉田祐太さんにお話を聞きました!

村井さん: 西武鉄道 広報部の吉田祐太さんにお聞きします。この列車の特徴はなんですか?
吉田さん: これまでの観光列車は、地方(観光地)で運行していることが多く、乗車するには地方まで出掛ける必要がありました。
しかし、この列車は池袋や新宿などの都心部から乗車することができ、交通手段としての速達性というよりも、移動自体も旅の目的となるのが特徴です。
村井さん: どうしてレストラン列車を走らせようと思ったのですか?
吉田さん: 2013年に西武鉄道・東武鉄道・東京メトロ・東急電鉄・横浜高速鉄道の5社が相互直通運転を開始しました。
そこで西武沿線を代表する観光地・秩父をより盛り上げるために、特別な列車を走らせて、お客様に新しい旅のスタイルを提案していきたいと思い、2016年4月に運行を開始しました。
村井さん: 車内では本格的なコース料理をいただけるそうですが、ドレスコードはありますか?
吉田さん: ドレスコードは特段ございません。今日のお召し物もバッチリでございます。

パワースポットとして人気の三峯神社。

ユネスコ無形文化遺産にも登録されている秩父夜祭。多くの人で賑わいます。

村井さん: この列車に乗って秩父を満喫したいと思われる方も多くいると思いますが、日帰りで楽しむ秩父のおすすめスポットはありますか?
吉田さん: 三峯神社、秩父神社、宝登山神社など有名な寺社仏閣もたくさんございます。
日本三大曳山祭の1つとしても知られている秩父夜祭も有名ですし、市内にある秩父祭会館では、夜祭のムービーや演出が体感できる施設になっているのでおすすめです。
村井さん: 秩父祭会館には私も行ったことがありまして、秩父夜祭の雰囲気を味わえました。
とてもいいですよね~!

西武秩父駅周辺は1年中お祭り気分!?

年間300以上もの祭りが行われる秩父地域。代表的な秩父夜祭の山車をモチーフにした外観の複合型温泉施設「祭の湯」。

村井さん: 西武秩父駅前に来ました!
駅に直結して「祭の湯」という複合型温泉施設があるのですが、露天風呂がある天然温泉施設だけではなく、お土産屋さんやお食事処もあります。
外観を見ると、秩父夜祭の山車をモチーフにした入口になっていて、まさに祭の雰囲気。
それでは中に入って、スタジオの皆さんにお土産を買おうと思います!

いろんな種類のお土産があって目移りしちゃいます!

村井さん: 「ちちぶみやげ市」に来ましたが、多くの人でにぎわっていますね~。
お土産は何がいいかなぁ~。あっ、秩父銘仙がデザインされたパッケージのチョコレートがありますね。しかも、中のチョコレートにも秩父銘仙が描かれているみたいですよ!
他にも、いろいろな種類のかりんとうがありますね。秩父はかえでが有名なので、メープル味のかりんとうもいいですね! 秩父夜祭の山車をイメージした最中もお土産に買いましょう!

※秩父銘仙(ちちぶめいせん)とは
縦糸と横糸を交互に交差させて織った平織りで、裏表がなく鮮やかな色使いが特徴の織物。主に秩父市で生産されていて、2013年に国の伝統的工芸品に指定されました。

大迫力のSLを見て、村井美樹さんも興奮!

村井さん: 西武秩父駅から徒歩5分ほどの距離にある、秩父鉄道の御花畑駅前に来ました!
秩父鉄道の観光列車といえば「SLパレオエクスプレス」!
トレベリンした今日は運転日なので、その勇姿をしっかり見ていきたいと思います!

~(SLパレオエクスプレスが御花畑駅に到着)~

村井さん: 「SLパレオエクスプレス」がやって来ました~!
迫力があってカッコいいですね~! 私の周りでも写真を撮っていらっしゃる方が多いですし、小さなお子さんも目をキラキラさせながらSLを見ています。

~(出発の汽笛)~

村井さん: この汽笛の音、たまらない!
今、目の前を通り過ぎていきます。乗客のみなさんが手を振っています。
やっぱりSLっていいですね~。汽笛の音が胸の奥にまで響きました!

秩父の自然をぎゅっと凝縮! こだわりの内外装

車内をご案内してくれた西武鉄道の筒井裕美さん(左)。

(写真の左から)4号車は冬、3号車は秋、2号車は夏、1号車は春がデザインされている。

村井さん: 西武秩父駅ホームに戻って来ました。
もう私が乗る「西武 旅するレストラン 52席の至福」が入線しています!
水色を基調とした鮮やかな車両ですが、内外装のデザインについて、西武鉄道 運輸部 スマイル&スマイル室の筒井裕美さんにお聞きします。
筒井さん: 外装は秩父の四季をコンセプトに、4号車は冬、3号車は秋、2号車は夏、1号車は春をイメージしたデザインにしています。
村井さん: どなたがデザインされたのですか?
筒井さん: 建築家の隈研吾さんが担当しています。
内装にもこだわっていますので、ご案内します。

秩父の渓谷をイメージした4号車。

村井さん: 先に車内を見させてもらいました!
今いるのは4号車です。車内はシックな木目の天井で落ち着いた雰囲気ですね。
筒井さん: 4号車の天井は沿線の木材の西川材を使用し、秩父地方の渓谷を思わせるデザインにしています。

オープンキッチンになっている3号車。

村井さん: 3号車に来ました! こちらは1両丸ごとキッチンなんですね。
筒井さん: 3号車はキッチン車両になっていて、調理や盛り付けのシーンがご覧いただけます。

柿渋和紙を使用した照明が、落ち着いた雰囲気を演出してくれる2号車。

村井さん: 2号車に来ましたが、4号車とはまた雰囲気が違いますね。
筒井さん: 天井には日本の伝統工芸品である柿渋和紙を使用しています。
村井さん: 雰囲気は本当にレストランそのもので、車両の中というのを忘れてしまいます。

1号車は多目的スペースで、とても広々とした車内。

村井さん: 1号車は何にもなく、ガランとしていますね!
筒井さん: 1号車は多目的スペースになっています。
企画運行時にはパネルなどを展示したり、結婚式を実施した実績もあります。
村井さん: 車内で結婚式を挙げられるなんていいですね~。

おいしい料理に車窓と走行音がマリアージュ! これぞ“旅するレストラン”

赤いカーペットでお出迎え。旅の気分を盛り上げてくれます!

村井さん: 改めて「西武 旅するレストラン 52席の至福」に乗車します!
赤いカーペットが入口に敷かれて、セレブになった気持ちになりますね~!

~(車内に入る)~

村井さん: 今回、私が乗車するのは2号車です。
あ、今ゆっくりと出発しました~!

ウェルカムドリンク(スパークリングワイン)で乾杯!

村井さん: テーブルにはきちっとアクリル板が設置してあって、安心して食事ができます。
それではウェルカムドリンクで乾杯~! スパークリングワインを車内で優雅に飲めるって最高ですね!

「イタリアの秋薫る前菜5種盛り」

給仕係: こちらは「イタリアの秋薫る前菜5種盛り」でございます。
左上から「黒トリュフのアランチーニ」、「ニョッキ・ボスカイオーラ」、「帆立のロースト」はトマトとケッパーのソースで和えております。右下は「ボルチーニのカプチーノ仕立てスープ」、サフランで黄色く色づけしました「カブのピクルス」でございます。
味わいの違いを、ぜひお楽しみくださいませ。
村井さん: では「イタリアの秋が薫る前菜プレート」を頂きましょう。
まずは「黒トリュフのアランチーニ」。外はサクサクで中にお米が入っています。そしてトリュフの香りが口いっぱいに広がりますね~!
次は「キノコをたっぷりと使ったニョッキ・ボスカイオーラ」…。ニョッキのモチモチとした感じと、いろんな種類のキノコの香りがして、秋の味覚を感じられますね。
そして気になっていた「ボルチーニを使ったカプチーノ仕立てのスープ」。見た目がカプチーノみたいに泡立っていて、一口飲むと芳じゅんなボルチーニの香りが口いっぱいに広がります!
最後に「帆立のロースト」をいただきましょう。プリプリとした食感で、本当においしい~。
前菜が彩り豊かで、目でまず楽しめて、香りも楽しめて、これだけで気分が盛り上がっていきますね!

※村井美樹さんのトレベリンはまだまだ続きます! 次回をお楽しみに!

スタジオトークよりひとこと

左から野月貴弘さん、瀧野由美子さん、土屋礼央さん。
ホワイトボードのイラストは、今回トレベリンした「西武 旅するレストラン 52席の至福」!

野月さん: この列車は、豪華な食事と西武4000系のうなるモーター音が楽しめるのがいいですね!
瀧野さん: 私は食堂車など、車内で食事ができる車両に乗ったことがないので、とても乗りたくなりました!
土屋さん: 私は西武沿線出身ですが、この列車にはまだ乗ったことがないので、村井美樹さんがうらやましいです!

【放送】
2022/12/17 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

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