39歳 息子の“ことしの目標”に驚いた

24/01/17まで

大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”

放送日:2024/01/10

#ライフスタイル#家族

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新年最初は生放送。受験生がいるママさん、受験生、石川県、富山県の方、宮崎市フェニックス自然動物園の園長先生、大みそかスペシャルで出演されたお琴の先生の生徒さん、しのぶさんのお父さんが高校の担任の先生だったという生徒さんなどなど、たくさんのおたよりを紹介しました。「きょう、生放送できてよかったです。頑張ろう、頑張るしかない。元気出して行こう!」としのぶさんのパワーをお届けしました。


大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”
R1・ラジオ第1 毎週水曜日 午後9時05分~9時55分

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ことしの目標に“シーン”となった

大竹しのぶ、今週の「喜or怒or哀or楽」。うれしい、楽しい、悲しい、腹が立った。人はそんな感情が揺さぶられるような経験をすると、その話を誰かに伝えたくなるものです。今週は四つの中からこのお話、『哀』。

やっぱり『哀』かな。でもお正月はね、大みそかはこの3時間スペシャルという番組をやらせていただいて、たくさんの方からメッセージをいただいて「ああ、こうやってつながっているんだな」っていうのもわかったし、それもうれしい3時間だったし。

そして、年が明けてですね。私は、お友達の家で毎年恒例になっています、家族ぐるみのお付き合いのおすし屋さんのお家に行って、お鍋をして年越しをしました。

そして、なんと、子どもたちがちっちゃいときから、毎年、そのおすし屋さんのおかみさんのみゆきちゃんが、子どもたちだけではなく、私たちも言わされるんですけども、あの、昔はビデオカメラだったんですけど、今は携帯でね、ビデオを回して「さあ、1人ずつ聞きますよ、ことしの目標」って言って、1人ずつにことしの目標を言わせるんです(笑)。

だから、例えば、娘がちっちゃいときだったら「海外に行きたい」とか、そんな夢、目標がかなうわけですよね。で、まあ、息子たちは友達も4人ぐらいいたかな? でも「あー、もう面倒くさいな、またこの時間がきた」いう感じで、「はぁ、ことしも仕事頑張ります、給料上がるように…」とか「ことしは、お店出したいです」とか、まあ、息子たちは面倒くさそうに言うわけですよ。

なんと! その中で我が息子(二千翔・にちか)、今月39歳になる息子がですね。「ああ、うん、ことしの目標ですか? ことしの目標は、来年こそ、彼女をここに連れてきたいと思います」って言ったんです(笑)。

♪パチパチパチ(しのぶさん 拍手)

で、みんな一瞬、一瞬、“シーン……”みたいになっちゃって! あははは(笑)。

その前にその二千翔の友達、親友が「もう、くだらない、また、言うのやらせんのか…」って言って、「わかった、もう絶対にみんな実現できる目標を言おう」って言ったんです。で、そのあとで二千翔が、39歳彼女なしが、「来年は、彼女をここに連れてきたいと思います」って、みんな一瞬“シーン”となって、「えー!!!」って言って、驚きで、喜びとかじゃなくて、驚きで…。「本気で言っているの?」って「はい、本気です」って言って、それがね、びっくりしましたね。もう…。

で、そのあとで、こっそり電話して、そのみゆきちゃんとその娘のゆきちゃんが、「絶対、にっか(二千翔)さ、何かあるんじゃないの? 何か気が付かないの? 一緒に生活していて…」って言われて、「いや、ずーっと家にいるし、どこも出かけないし、私のごはんを食べている。ずっと仕事しているし、土日も仕事している場合がある」って言って。

「えっ、だから、あけみ(しのぶさんはあけみと呼ばれている)は、仕事しているときにどっか出かけたりしてない?」って言って…。「いや、何にも、何にもないはずだよ」って。「じゃあ、そこからここから見つけるつもりなのかな?」って言って、すごい期待にふくらんでいたことしの目標が聞けました。まあ、乞うご期待ですね。これから全国の皆さんにその動向をないし経過を、ご報告を逐一したいと思っております(笑)。

あとは、宮崎に住んでいるおいっ子のファミリーが遊びに来て、かわいい子どもたち2人の女の子姉妹がいるんですけど、ことし1年生と幼稚園の姉妹なんですけども、本当にピュアな子で…。「二千翔が今月誕生日だ」って言ったら「幼稚園で歌っている歌を歌います」って言って「ハレルヤ、ハレルヤ、神様が二千翔くんをくださった~」って歌ってくれたんです。

で、何だろうな、そのときはもう、地震があったあとだったから、もう本当にみんなで悲しくなっちゃって。こうやって、神様がくださった命が突然に奪われる。あの、ご家族をいっぺんに失ったお父さんの言葉で、「何ですか、これは一体、何が起こっているんですか」っていう言葉も忘れられないし。本当に「何が起こっているんだろう」っていうのが正直な気持ちですね。

帰省して、楽しみにみんなでお正月を迎えようとしていた人たち。そして、ふるさとが、自分の愛する町が、あの育った町がなくなってしまった人たち。特にご高齢の方が、今ニュースなどで見ていると多いので。その方たちの体調とか、本当に心配になって、その神様がくださった、姉妹が歌った命っていうのが、これ以上本当になくなることがないように、何とかみんなで力合わせて支援などをしていけたらいいなって、心の底から思いました。本当に、国の皆さん、どうぞよろしくお願いします。

そして、いつか、私たちほかの地域の方も含めて、いつ、どこで、どういう形でおそってくるかわからないのが、私たちのこの住んでいる日本という国だと思います。だから、もうちょっと、こう、きちんとした体制とかを、例えばトイレのこととかでも、ほんと困っている人が多いっていうのを聞いたので、そういうのがいざとなったときに、すぐ何かできる体制みたいなのを取ってもらえたら本当にいいなと思うし、基本的なところで、私たちもいつもそうやって考えていかなければならないなって思っております。とにかく、きょう、せめて、あまり寒くならないようにお祈りしています。頑張りましょう。


あなたが小さなハッピーを感じたことやカチンときたことや悲しいことや楽しいこと、喜怒哀楽をメッセージでお待ちしています♪

大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”

ラジオ第1
毎週水曜日 午後9時05分~9時55分

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【放送】
2024/01/10 「大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”」

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